新居の完成以上に嬉しかったです~朝霞市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年6月22日

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「間もなく新居が完成し入居予定です。傾斜のきついところにウッドテラスを希望。概算見積もり後に現地調査をお願いしたい。」

と、図面を送付いただき概算見積もりをメールで連絡しましたところ、直ぐに「現地での調査を早急にお願いします!」
そこで埼玉県朝霞市の竣工済みの家へお伺いさせていただきました。

 

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かなりの傾斜地で、これからその斜面に外構フェンスを取り付け始めていたところですが、ここにウッドデッキを作るのなら不要になりますので、いったん停止に。

お話をお伺いしたところ、売り建て分譲の家を購入する時点では、この傾斜地に人工木ですが別料金でウッドデッキを施工する事は可能という事で購入を決めたそうですが、引き渡しが近くになり工務店の下請け外構工事屋さんが現場を見て「出来ない!」と言われ、当社へ急遽連絡してきたようです。

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掃出し窓から一番低いところで約3m下がっています。お客様にはハイハイする赤ちゃんがいるそうで、「このまま入居しても窓を開ける事ができない!」と相当お困りの様子。

丁度、当社の施工責任者と一緒に調査に行ってましたので、その場でこれからの施工スケジュール等を調整し、引っ越し日をお聞きし何とか引っ越し後1週間以内に完成させることに。

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お約束通り引っ越し後1週間以内に施工完了しました。こちらの面は一番広いところで3.9mの出幅があります。

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こちらの面は出幅1.5mながら長さ6.6mで二つの部屋がウッドデッキで繋がっています。

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2つの面はこんな感じ繋がっているL字型のウッドデッキです。

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フェンスの向こう側に見えるのは、傾斜地下の隣家の2階の屋根。傾斜のきつさが良く判ると思います。

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玄関側から見たウッドデッキ。こちらもフェンスで閉じて外からは一切出入り出来ないようにしました。斜面で危ないですから。

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元はこちらの玄関側にあったこの立水栓は、

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このようにウッドデッキ内に移設し埋め込んで、ウッドデッキにプールを出してお子様が遊べれるように。

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あの斜面がこんな広いテラスに!
斜面のままだったら危ないし、使えないし・・・・・・・・

完成引渡し後、お客様からアンケートで、

「新居の完成以上に嬉しかったです!
広いウッドテラスが夢でしたので、本当にありがとうございました。」

いや~、喜んでいただけて良かったです。休日返上で工場製作した(・・・・職人達ですが)甲斐がありました。

それでは、これで傾斜地ウッドデッキの紹介は終了。
次回は、最近多くお問い合わせいただきますマンションウッドデッキの大規模修繕時サービスの紹介です。

 

塗装しました!写真送ります~朝霞市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年9月7日

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前回、書きましたように朝霞市の崖地へウッドデッキを施工させていただきましたお客様から写真を、お送りいただきました。

写真をお送りいただいたメールには、こんなコメントを。

「8月に入ってからは雨の日が多く、なかなか手が付けられなかったウッドデッキの塗装を、ようやく完了しました。薦めていただいたシッケンズセトールHLSのナチュラルを使用しました。デッキが大きいため、2度の週末、

4日間に渡り2名で各日3-4時間かかりましたが、ブラウンで深見のあるシットリとした色に塗りあがりとても満足しています。塗装後の写真を2枚送ります。
タープも取り付け、ガーデンテーブルを置き、近隣の皆さんからも「素敵なデッキになりましたね」、と声をかけていただいています。大切にメンテナンスしながら、今後のデッキとは永くつきあっていくつもりです。ありがとうございました。」
いただきました写真2枚。
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 時間を掛けられて上手に塗られましたね!
施工完了時に、担当した当社の職人へ「色を保つにはどうすれば?」と尋ねられ、塗装の方法を伝えてあったそうです。
後日、塗料についてメールをいただいて、当社で標準の塗料として使用しているシッケンズをお奨めしていました。
イペ製のウッドデッキには、耐腐朽を高めるためには塗りません。あくまでも色を付ける又は色を保持するために塗装します。塗装する事で耐久性が何割もアップするかは疑問ですが、プラスになる事は確かです。
でも、それは浸透性の塗料に限った事で、造膜タイプの塗料(ペンキ等)を使う事は、逆に腐るのを促進するようなものです。
こんな事を書くと、よく「何を証拠に?」と聞かれるのですが、今までにそういう現物を何か所も見てきています。
下の写真は以前、ペンキを塗られたウッドデッキの腐朽診断させていただいた時ものです。
腐ったウッドデッキの画像

腐ったウッドデッキ

中央の板は、もう相当腐朽が進んでいます。
左側は小さな塗膜のヒビ割れ。実はここから雨が入り、周りが膜で覆われているため、なかなか乾燥しない状態となります。この時も触ってみるとグジュグジュ状態。
これが続くと間もなく中央の板と同じように腐って崩壊状態へ。それも内部から腐ってきて、表面のペンキが薄皮状態で残っている場合が多いのも特徴です。・・・・・ある日、グジュッと。
これを防ぐには、割れが出始めたら直ぐに、小まめに塗り直し、塗り直しを繰り返すしかありません。
アメリカ人が家にもウッドデッキにもよくペンキを塗っているがテレビ等で見られますが、マメに塗っているからでしょうね。私?真似できません。
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特に、こういう木組みをした場所は、木が動きやすいので上の塗料がはがれやすく腐りやすい。。。。。。
そんな訳で、浸透性塗料での塗装はお勧めしても、造膜タイプで塗装したウッドデッキはイペでも保証対象外としています。
実際、イペにペンキを塗った事はないけど、こういう環境条件だとたぶん持たないと思う。。。。。。
今回は、「ウッドデッキと塗装」につきまして書かせていただきましたが、写真をお送りいただきましたM様、本当にありがとうございました。

崖地ウッドデッキの建て替え~朝霞市~施工完了編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年8月8日

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前回に続き朝霞市の崖地でのウッドデッキ施工完了編。

建て替えウッドデッキのプランニングも決まり、解体へ。
ところが、家の正面道路から裏庭へ行くまでは両隣の家との間が狭く、解体した廃材の搬出ができません。そこで崖地下側に隣接していて、お客様が親しくいているお隣さんの了承をいただき、そちら側から搬出する事に。
トラック2台分になる廃材だし、距離も十数メートルもあります。人数をたくさん入れる人海戦術で1日で解体・撤去・搬出を完了。・・・・・お隣様本当に有難うございました。
事前に施工職人と現場を見ながら解体・搬出方法を打ち合わせしてましたので、なんとか予定通りに。やっぱり、こういう作業は作戦を立ててやらないとダメですね。

実は今月中に、また違う現場の解体撤去があるのですが、これがまた○○の上とういうテクノグリーンでも初の場所での解体となる現場です。現在作戦を立案中です。
・・・・○○の上は施工が終わりましたら、このブログでまた紹介させていただきますのでお待ちください。○○って何処かな?

 

解体翌日に基礎工事。基礎の養生後1週間ほどして本体工事へと。
それでは、本題の崖地のウッドデッキ施工完了写真を。

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床高さは以前のより高くして入出し窓サッシ高さにしています。これで段差が解消され出やすくなりました。
リビング前のフェンス柱を伸ばしてタープ用のフレーム、家側は2階ベランダの手すりからタープを引っ掛け降ろします。これからの季節には大活躍しそうです。

 

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ウッドデッキは出幅違いになっています。

外階段踊り場画像

階段踊り場

フェンスは幅狭の50mm、すき間も50mmタイプです。このような立地ですので、目隠しの必要はなく、どちらかというと見晴が良くハンギングも可能なフェンスをご希望でしたので、写真集からこのフェンスをお選びに。

 

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下の庭降りる階段はウッドデッキと平行ではなく下の敷地形状に合わせて角度を付けて施工しています。こうすることで下の庭のデッドスペースを無くして有効に使えるようになっています。

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上から見た階段

ウッドデッキ下の庭もかなりの頻度で使われるとの事、以前の階段より段数を多くして勾配を小さくしています。これで昇り降りが楽になりました。

 

下から見た崖地のウッドデッキ全体画像

下から見た崖地のウッドデッキ全体

これで、全て完了。

引渡し後、お客様からメールをいただきました。

「この度のウッドデッキの取り換え工事では、大変お世話になりました。イペ材のデッキは、新築時に設置されていたモノとは明らかに異なり、素晴らしい出来栄えと質感に感激しております。また、最後にお願いしました水道工事、屋外コンセントの復旧、そしてタープ用の金具の取り付けについても、指示通りにきちんと作業を完了いただけました。ありがとうございました。
さて、ウッドデッキの今後のメンテナンスについてですが、工事に来られた方から、木肌の色を維持するには保護塗料をスポンジで塗布することを薦められたようです。イペ材に使う保護塗料として、おすすめの銘柄や色があるようでしたら、ご教示いただけますか? ログハウスには、キシラデコールが良いと聞いたことがあるのですが、同じものでも大丈夫でしょうか?オスモカラーを使われている方も多いようですが、こちらは如何でしょうか? 貴社のご経験や知見からアドバイスいただければ幸いです。」

このご質問へ、テクノグリーンでいつも使用していますシッケンズの紹介と塗装ついてメールで連絡させていただきました。

「保護塗装についても、情報ありがとうございました。上手く塗れたら写真を撮って送りたいと思います。この度は、お世話になりました。」

・・・・・・・・塗装、頑張ってください!写真楽しみにお待ちしています。

これで崖地のウッドデッキ建て替え工事の紹介は終了。
このような崖地、傾斜地へウッドデッキをご計画中の方は、こちらから「傾斜地ウドデッキ資料を希望」とお書きの上お申し込みください。今回使用しましたイペ材サンプルと一緒に送付させていただきます。

それでは次回は”階段型マンション”のルーフバルコニーウッドデッキ、こちらも腐ったウッドデッキの取り替えです。