さて前回の続きで、世田谷区の新築マンションルーフバルコニーのウッドデッキが完成しました。それとタープ取り付け用の柱とフレームも。
さっそく完成写真から。
当初、お問い合わせいただい時は、真ん中の出入り口付近までを施工する予定でしたが、この位置まで施工範囲を広げました。実物をご覧になって、かなり気に入られたようです。
あれだけあった勾配でも仕上がりはフラットになっています。
最近、この上部フレームを付けられる方が多いようです。戸建の庭のウッドデッキでも。
今回はタープの金具を取り付けますが、それ以外にも色々と取り付けができますので、けっこう役に立つアイテムです。そういえばお客様も、工事が完了した後に、職人へ「ライトも思案中なので、そのときは又よろしく!」とおっしゃっていたそうです。
ところで、この柱。ルーフバルコニーも普通のベランダと同じように、マンションでは共有部分の専用使用となっていますので、釘一本、接着剤さえ使えません。そんな条件付きで柱を建てるというのは、けっこう設計上も施工上もシンドイ作業のひとつです。特に何かを取り付ける前提での柱の場合は。
小さくしか写っていませんが、奥に見える箱。踏み台です。写真では出入り口の外側に置いてありますが、本当はリビン側の窓前、室内へ置くためにご注文いただいた代物です。前日までフローリングのコート掛け作業をしていましたので、室内への立ち入り禁止と、まだ置けない状況です。
ルーフバルコニーの場合、どこでも室内と窓枠の高低差がかなりあります。こちらのマンションは室内から窓の下端までが42cm、それから30cm以上下のルーフバルコニーへ。外へ出るのにこの高低差が大きいと、ホント使わなくなってしまいますよネ!
今回、ウッドデッキは最大で35cm以上嵩上げして施工しています。なんせ勾配が半端じゃなかったですから。
でもこれでルーフバルコニーへの出入りは、楽にできるようになりました。高さ調整式のウッドデッキ、特にルーフバルコニーでは「これが一番のメリット」と、施工されたお客様からよく聞くお言葉です。
窓枠の固定部分までウッドデッキの高さを上げました。左の端部フェンス側で約35cm上がっています。
タープ用留め金具です。当初、タープとそれに合わせた金物をお客様がご用意し、テクノグリンが取り付けはサービスで。という予定だったのですが、お客様が仕事で忙しくなりオーダータープとそれに合わせた金物をご用意できなくなりました。急遽、施工前日当社で金物を準備して無事工期内に取り付けれました。タープはこれからゆっくりとお選びになるようです。
タープは、大きさ・色・デザイン・素材の組み合わせを選んで、直接注文された方が絶対気に入った物が手に入ると思いますので、専門会社からの購入をお勧めしています。・・・・私ゃ、タープに関しては素材の知識も色・デザインへの見識・才能もありませんから・・・・・。金物の取り付けだけは喜んで!!!(本職ですから)
最後に、施工完了後、お客さまから「ありがとうございました。これからウッドデッキを楽しませいただきます」
———–大いにご活用ください。
こんなルーフバルコニーウッドデッキが欲しいという方はこちらから、お問い合わせ・資料請求してください。(今回使用の木材イペのサンプルも付いています。もちろん全て無料です)