今回の紹介は埼玉県松伏町での庭ウッドデッキです。
お客様は色々と情報収集されて、ハードウッドか?人工木材か?どちらにするか迷われていたようです。人工木材は耐久性がありそうだし手入れが簡単と宣伝されているし、木粉が入っているので木の風合いがあるし・・・・。
確かに写真やカタログだけを見てると本物の木に見えなくもないし、またそう書いてもあるんだよな、これが。ただ毎日ウッドデッキを扱っている私ら専門の人間にとっては、全く別物。そしてお客様の奥様も、この人工木材を直接見て触れてしまったそうで、「思ってたのと違う!」・・・・・メーカーも木に似せようとして、表面加工に工夫をしたり木粉入れていても、半分は樹脂ですから。
「工場へ行けば、イペ材のデッキを見られますか?」
電話をいただいた翌日にご夫婦で工場へ。これがまた、お客様のご自宅から当社の三郷工場までは近くて車で20分くらい。丁度、翌日の施工を控え、マンション用のウッドデッキでしたけど仮組みしたイペのウッドデッキを直接見て触っていただきました。カットサンプルだけでは味わえない実物大でのウッドデッキで。
使用木材はイペで決定。あとはご予算に合わせて大きさ、デザイン、オプションの諸々を何度か打ち合わせ。
それでは、現場採寸と現場での打ち合わせの写真を。
道路に面した広い駐車場とその後ろにある広~い庭。
土留ブロックで仕切られ、1段庭が上がっています。「道路側からはちょっとした目隠しが欲しいナ~。」
このリビング前が中心になるようなウッドデッキを計画。「家族でゆったりバーベキューや食事もできるスペースは確保したいです~。」「庭とウッドデッキの一体感もあれば・・・」
ウッドデッキの「計画予定地」にしっかりとある室外機。ホースの関係もあり動かせません。「動かせないけど何とかなりませんか?」
何故か、庭や駐車場からはアルミのメッシュフェンスで区切られていて、こちらからは使えません!「この外立水栓を有効に使いたいナ~。」
と、まぁいろいろとある問題点をウッドデッキを施工することで一挙に解決しちゃいましょう!
打ち合わせ後、お客様のご要望を取り入れて、さっそくプランニング。
そのプランで出来上がったウッドデッキ施工写真は次回で。