今回の庭ウッドデッキは東京都武蔵野の戸建てです。
十数年付合いのある杉並区の老舗造園会社からのご注文です。
こちらの造園会社から注文のウッドデッキは、いつも「イペ製」のウッドデッキです。今まで1か所も腐っていないのと、施工後お客様からの評判が良いのでウッドデッキ=イペとなっています。
庭の管理を任されている今回のお客様から「洗濯物を干すのに庭へ降りるのが、しんどくなってきた」と相談を受け、ウッドデッキのご提案となったようです。
私なんぞも、ちょっと段差のあるところでは昇り降りする時に、「ヨイショ!」と自然に声が出てることに驚く事がしばしばです。・・・・・まだまだ老人の初心者、初老ですので。
これが老人もベテランの域に達すると、「ヨイショ!」にもメロディやリズムを付けて出せるようになるんだろうけど・・・・・・まだまだです。修業が足りません。
この物干し台に洗濯物を干すにはどうしても、一度降りる必要があります。
先ずは室内からは「ヨイショ!」と言いながらウッドデッキに出る必要はありません。
そう!このウッドデッキ前に物干し台を設置すれば、いちち降りなくても干せるんです。これは楽チン!
何も洗濯物干し台としてだけ使うんじゃなく、庭へ出るときの動線にもなりますし、縁台代わりにもなりますので、有効利用してください。
今回の紹介はこれで終わりですが、テクノグリーンで古くから付合いがある造園屋さんは皆デッキは天然木の「ウッドデッキ」ですね。外構工事屋さんはどちらかというと、人工木材の「樹脂デッキ」をお客様に勧める傾向にあるような気が・・・・。
これって、造園屋さんは元々樹木だとか植栽・草花や土を主に扱って「庭園」を造るのを生業にしているので、やっぱり素材は「自然物」に対し、外構工事屋さんはコンクリートやアルミ・金属等の「工業製品」を使っての仕事柄からきてるんですかね?
人工木材の樹脂デッキは束や根太等もアルミで、専門職人ではなく普通の外構工事職人ても簡単に組み立てられるようになってるので、勧めているのかな?
先日、創業以来から付き合いある千葉県の造園会社にいる昔かたぎの植木職人が「冗談言っちゃいけねぇ~や、色が変わるからって天然木のウッドデッキはダメだって?庭は四季ごとの変化と経年で樹木も変わっていくから庭なんだよ!その変わり様を楽しむのが庭なんだよ!」
ん~。これって名言ですね。勉強になりました。
今回は造園屋さんとウッドデッキのお話でした。