1年ほど前にマンション1階のウッドデッキ資料請求をいただいていたお客様から現地調査依頼をいただきました。
新築マンション販売時の棟内モデルルームを購入されたそうで、このウッドデッキは初めから設置されていたそうです。
一部タイル張りでライトも埋め込まされ、なかなかおしゃれなんですが、使用されている木材は防腐注入木材で一部に腐朽が見られます。
ウッドデッキ本体が高さを嵩上げした物ではないので、このように室内との出入り用にステップが置かれている仕様でした。
まぁ、こういうデザインもありなんですが、お客様はこのすき間が大きくウッドデッキ下へゴミが溜まるのが気になって仕方がないという事ですき間なしのイペで!とご注文いただきました。
・・・・・・上の写真と下の写真ですき間を見比べてみてください。
元のウッドデッキを撤去し、その日に新しいウッドデッキを設置完了。お客様のご希望で今回は塗装タイプです。
ライトは当然ながら腐っていませんので、新しいウッドデッキに取り付け再利用。
高さはサッシ高さに合わせ段差解消。元のウッドデッキより10cm以上高くなっています。
基本的には元の施工範囲と大きな変更はないのですが、元のウッドデッキでタイルが張ってあった部分は、あまり利用しないとの事で今回はカット。
その代わり室外機を置いてある部分は新たに増設して、室外機を上へ載せて施工完了。
これでマンション1階テラスウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
東京都武蔵野市のマンションへお住いのお客様から、ご希望のベランダウッドデッキサイズを測りお電話で見積もりご依頼いただきました。
サイズからの概算見積もり後、現地調査へお伺い。
ベランダガーデニングがご趣味のお客様は、この掃き出し窓前への部分施工がご希望でした。
施工範囲はガーデニングスペースとして使う室外機前まで。避難ハッチは、もちろん蓋加工して使いやすくかつ見栄え良く。
室内と同じ高さをご希望でしたので、ベランダから室内までの高さを測って調査は終了。
今回はお客様のご要望で横張です。
向こう側も窓前まで、手前側は室外機までとし仕舞端部は幕板で化粧しています。
室内から見たベランダウッドデッキ。
窓側へも幕板取り付け。
・・・・・・窓サッシの基礎状況によっては幕板取り付けができない場合もあります。今回はなんとか取り付けれる状況でしたのでご希望通りに。
お客様は建設関連のお仕事をされていますので、しっかりと送付しました資料をご覧になり腐朽試験結果から10年保証されたイペ材をお選びになりました。
—–当社では腐朽試験結果と20年以上施工経験からイペで施工したウッドデッキのみを10年保証しています。—–
もうひとつの理由はベランダガーデニングをされるので、すき間なし施工できるのはイペだけとお判りなってのことでした。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建てバルコニーウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年9月30日
東京都武蔵野市の新築戸建へお住まいのお客様から今年の初めにお電話いただきました。
おおよそのご希望のウッドデッキの大きさとフェンスの高さ・延長をお聞きし、概算見積書と資料・写真集を送付させていただきました。
その後、数か月が経ちましてから、前回の見積もり内容で施工をお願いしたいのでと、現地調査のご依頼をいただきお伺い。
家を建てた業者の外構工事のひとつで防草シートが庭1面に敷かれています。ウッドデッキはこちらの掃出し窓前。また横にある室外機部分はウッドデッキをくり抜き施工士、その上にベンチ兼用の室外機カバーを付けるのが当初見積もりご依頼の案でした。
その案にプラスで和室前の窓前に縁台も追加でご希望。
ウッドデッキに被らないこちらの室外機と、
こちらの室外機へも室外機カバーを追加で。・・・・・・初めにお出しした見積もり書から勘案し、元々のご予算内で追加できる施工を考えて今回の調査・ご相談依頼となったようです。
今回の採寸に時間が多く掛かったのは室外機のサイズと位置関係。ウッドデッキの採寸は事前にいただいて寸法通りでしたので早々に済みましたが、ウッドデッキと被る室外機カバーは、後々の事(エアコンの交換)や窓との位置関係等、けっこう測り所満載の作業となります。
これらの採寸とフェンスデザインの詳細を打ち合わせし最終仕様による見積もり後、ご注文をいただき施工へ。
こちらが、ウッドデッキをくり抜いた上に、置かれた室外機カバー。ベンチサイスの高さに造っています。
こちらは室外機カバー単体のひとつ。
こちらがもうひとつの短田室外機カバー。どちらも壁にピッタリとなるように設計・製作しています。・・・・・・・規格サイズしかない市販品ではこのような設置無理かも。
打ち合わせ時に追加ご注文いただきました縁台デッキ。
ちなみに窓枠から少々外れているのは施工ミスではありません。駐車場に車が停まっている時、庭へ入る動線を考慮しこの空間を確保する為、あえて短くしました。
ウッドフェンスは隣家側は目隠し高さの1.6m、表側は1mと同じデザインで高さを変えています。フェンスデザインは送付していました写真集からお客様が気に入られ決められました。
今回施工しましたウッドデッキ・フェンス・縁台・室外機の全容です。
庭にウッドデッキを計画するにあたり、ご予算を立てられていたお客様。当初のウッドデッキと室外機カバーひとつから、予算内で室外機カバー2つ増と縁台デッキも追加で施工できました。
施工後のアンケートで
「先日は暑い中、どうもありがとうございました。
今は暑すぎて外に出る気にはなりませんが、もう少し涼しくなったらBBQなどして楽しみたいとわくわくしています。」
・・・・・・・暑い最中の8月初めの施工でした。最近は秋めいて涼しくなってきましたので、BBQはもうされたでしょうか?
これで室外機カバー&庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションルーフバルコニーのウッドデッキを。