投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンション専用庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年2月8日
タグ: イペ, ウッドデッキ, マンション, マンション管理組合, 専用庭, 渋谷区
今回の紹介は珍しいパターンのマンションウッドデッキです。
というのも、テクノグリーンのマンションウッドデッキは大部分は個人のお客様へダイレクトか、もしくはリフォーム会社からの依頼で施工する場合が殆どです。
昔はマンション建設会社の下請けで、共用使用の中庭や外構工事等への施工も行っていましたが、最近はあまりやっていません。・・・・・理由はいろいろとあるんですが、そのうちにまたこのブログででも。
で、今回は渋谷区にありますマンションの管理組合理事長さんから、お問い合わせをいただきました。
「いろいろとウッドデッキの事をネットで調査をした結果、テクノグリーンさんのお願いしたいので一度調査に来てもらえませんか?」
土曜日の理事会が開催された日にお伺いしました。
このように1階部分の通路脇にグレーチングの換気口が設けられています。計5ケ所も。
これらは全て地下にある駐車場の換気口です。
昨年の大雨の時、この換気口から雨が駐車場へ流れ込み排水が追い付かない状態となった事で、その対策して蓋をする事に。・・・昨今の雨は半端じゃないですもんね~。
2軒の専用庭に設置されていることもあり、”味気ない金属やプラスチックの”蓋”ではということで、見栄えも良く機能も持ち合わせたウッドデッキにしようと管理組合で決定されたそうです。
お伺いするまでに何度かメールと電話で打ち合わせをさせていただいたのですが、理事長さんは玄人に近い知識を身につけていました。
「いや~、今回はウッドデッキについていろいろと勉強させてもらいましたよ!」・・・・・理事長の仕事も大変ですネ。
最終見積もりも理事会の承認を得て、いよいよ施工へ。
このように換気口のグレーチング部分と庭へ出る踊り場部分へもウッドデッキを施工。すっかり庭の雰囲気が変わりましたネ。
この部分を施工しても、ご予算内で。
パイプの周りもこのように綺麗にくり抜いて施工。今までグレーチングだった為に何にも使い道がなかったのですが、これからはお子様達が遊べるスペースにするそうです。
なるほど、一石二鳥のウッドデッキだったんですね。それで、耐久性があるイペ製ウッドデッキにこだわっていた理由がわかりました。
やっぱりイペは耐久性もさることながら、品格を感じさせますネ。
そういえば昨年あたりから、このウッドデッキ材に使われる樹種へのご質問で多いのですが「アマゾン○○○○って知っていますか?」
・・・・・私もブラジルへ行った事がありますが、聞いた事はありません。
どうも商品名として付けて、正式な樹木名を隠して販売・施工しているようです。またイペ×○とかという名前のもありますが、イペとは全く関係のない樹種ですし、現地での名称でもありません。
本来、商品名の後に(正式樹木名)を記載するべきかと思いますが・・・・
事情が判ったお客様が「なんか一昨年にあった偽装食材事件のようで不信感を持っちゃいますね。」とポツリ。
優れたウッドデッキ用木材と、宣伝しているのにもかかわらず本名?で呼ばれない事は”その木材が、かわいそう”と思うのは私だけでしょうか?
またまた脱線してしまいましたが、今回の紹介はこれで終了。
次回は崖地へのウッドデッキを紹介します。