投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年8月14日
葛飾区内の新築分譲住宅を購入されたお客様から、「引き渡しは先になりますが」と家の敷地図面にご希望のウッドデッキサイズを書き加えて図面をお送りいただきました。
図面からの見積書と資料・写真集・サンプルを送付していましたが、数か月後に入居からしばらく経ち落ち着いた頃に現地調査依頼を受けお伺い。
図面ではなかなか判らなかったのが隣家の壁。住まわれてから初めて気づき元は1m位のフェンスで計画していたのを1.8mの目隠しフェンスへ変更。
こちらの立水栓も図面にも画かれていましたが、思っていた以上に大きく庭の使い勝手を悪くしています。
この部分もウッドデッキにするので、お客様のご希望でこれを壊し新たに木製の立水栓と水受けをウッドデッキ上に製作する事に。
手前が裏庭から続く駐車場の後方部分。こちらがメインのウッドデッキとなりますので、車の駐車スペースを考慮しながら最大でできるウッドデッキのサイズを決めていきます。
ウッドデッキの大きさとウッドデフェンスデザイン等々の打ち合わせを終了し、最終見積もり後に施工へ。
駐車場後方に施工したウッドデッキの一部。ステップは邪魔にならないように内部へ作っています。
またフェンスは目隠し用ではないので横板を間引いて少なく。
こちら側はお隣の通路となっていますので、横板の数は通常のパターンで。
リビングの掃出し窓前にはお隣の浴室窓が丁度ありましたので、この部分は同じデザインで高さ1.8mのフェンスとしました。
コンクリートの立水栓とレンガの水受けも木製と埋め込みの水受けパンへと小ぶりになりました。
写真の上に付いているのは物干し金物。これは打ち合わせ時の最後に奥様からのリクエストで。
施工完了した数日後、お客様からメールで
「先日は丁寧なウッドデッキの施工、ありがとうございました。素敵に出来上がり喜んでおります。
ただ、
隙間から見える隣家の小窓が気になります。
2cm隙間を4箇所、イペ木材を埋め込み、隣家から見えなくしたいです。
その分のイペ木材をいただけませんでしょうか。
2cm隙間に80cmを4本です。
何卒よろしくお願いいたします。」
今回の横板デザインのすき間は20mmです。20mmのすき間は圧迫感はないのですが、近いところにありますと目隠し効果は小さくなります。
そこで窓の部分だけすき間無しにしたいという要望でしたので、20mmのすき間を埋める材を作成して後日取り付けへお伺いしました。(残念ながら、すき間を埋めた写真はありません)
これでお互い目線が合う事がなくなりますので気まずい思いをすることもなくなります。
人工木材と違い天然木の横板フェンスは板幅やその組み合わせ、すき間を目的や設置場所により自由自在に変えられます。・・・・・この設計の自由度が高いのも当社が天然木しか扱わない理由の一つですが。
それではこれで庭ウッドデッキの紹介を終了し、次回はルーフバルコニーのウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年7月31日
埼玉県志木市へ戸建住宅を建てられたお客様から、手つかずの庭へウッドデッキを検討しているとの事でお伺いさせていただきました。
L字の家壁と、
道路側のコンクリート製の高い塀で囲まれた中庭風のお庭でした。
こちらの掃出し窓サッシはフラットサッシですので、室内と同じ高さのウッドデッキに仕上げます。
これからこの庭をどういう風に作るか思案されていて、一部を花壇にするか等を造園屋さんへも相談されているようでした。
それからしばらくしまして、最終的には今ある庭木を数本残して全部ウッドデッキとする事に決定との連絡を受けまして施工へ。
株立ちの庭木2ヵ所はくり抜き施工。
隣家側のアルミフェンス前にはコンクリート塀と同じ高さのウッドフェンスを施工。
元々家壁に外水栓は付いていましたが、水受けや排水設備がありませんでしたのでウッドデッキ上に陶器製の水受けをつけウッドデッキ下へは排水管を敷設。
正面の窓から見た時の視覚に隣家の壁が入らないように、横板を3cmほど跳ねだして取り付け。
上から見たウッドデッキ完成後の写真。カメラに収まりきらない広さです。床板は4m以上の長尺の1枚板です。
施工完了後お客様からアンケートで、
「手早く作業して下さり、仕上がりにも満足しております。
ブログの施工例がたくさんあって、信頼できると思いお願いしました。10年保証もありますので安心です。
どうもありがとうございました。」
これで戸建庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンション1階テラスのウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, ウッドフェンス, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年2月15日
このブログで先日ご紹介しました中庭ウッドデッキ。
ウッドデッキ打ち合わせ日に、中庭の採寸が終わった後に、追加で外庭の外構ウッドフェンスも施工依頼されていました。
隣家側の敷地が1.5m以上低くなっています。小さなお子様がいますので転落防止柵が必要です。
新築された時にアルミフェンスの提案をいただいたそうですが、自然素材にこだわりのあるお客様はイペのフェンスを。
家横の通路部分には、お子様が入って行かないように仕切りに扉を付けたい。・・・・・これらのご希望をお聞きして施工に。
中庭のウッドデッキを施工した日にウッドフェンスの基礎を一緒に打設しましたので、翌週にフェンス本体工事を。
今回のウッドフェンスデザインは縦板です。一見すると格子フェンスに見えますが幅5cmの板材を使用しています。
千本格子デザインのフェンスを作る時は、幅と厚みを同じにしすき間は格子幅と同じか狭くしますので、使用するイペのボリュームも増えて高価なフェンスとなってしまいます。
目隠し目的がなければ、縦の細板で充分です。
扉を閉めた状態。
扉を開けた状態。
イペは半端無い重さですので扉を作るときは扉の重量を計算の上、設計しています。
こちらも一緒に追加工事を依頼された門柱。木調のアルミ製品もありますが、こちらも本物志向で。
オーーダーで製作しても既製の木調のアルミ製品なんかよりは、よっぽど安価に仕上がります。
支給いただいたお客様のお好みのポストを取り付けて完了。シンプルですが、渋さが感じられます。
なるほど家の外壁デザインに合わせていたんですね!
それではこれで縦板のウッドフェンスと木製門柱の紹介は終了。次回はルーフバルコニーウッドデッキです。