前回のお約束とおり、東京都世田谷区で新築マンションでバルコニーとルーフバルコニーへ同時に施工しましたウッドデッキの紹介です。
お客様のT様からルーフバルコニーウッドデッキの資料請求がありまして、送付させていただきましたところ、大変気に入っていただき、バルコニーも一緒に施工してもらいたいので・・・・・。ということで内覧会時にお伺いさせていただきまして採寸見積もり後、ご注文をいただき両方とも、お部屋引き渡し直後に施工する運びとなりました。
T様の話では、インテリアオプション会で同じイペ製のウッドデッキが販売していたそうですが、当社との決定的な違い”板間すき間があるかどうか”だったそうです。
当社バルコニーデッキは工場で独自の製作方法ですき間なしに作ります。いわゆる「スノコ状」ではありません。通常3~5mm程度のすき間があるスノコ状と違い、ほとんど室内のフローリングに近い仕上がりとなります。
見栄えは従来工法のバルコニーデッキとは全く違います!! バルコニーデッキ施工例はホームページで確認してみてください。
これを現場で床材を張り付け施工する従来の工法では不可能で、かつイペ材でしかできません。
T様は資料をお読みになって、この特徴を十二分に理解・納得されご注文いただいたようです。・・・・ご注文前に「本当にスノコ状ではないですよネ?」と確認のお電話がありました(笑)。
それでは施工前の写真から
通常のバルコニー掃き出し窓前
通常のバルコニー側、こちらは下地からサッシ網戸下までの高さが低いです。
同じくバルコニーの施工前
同じくバルコニー側です。凹凸が多く施工するのに手間がかかりそうです。
ルーフバルコニーの施工前です
ルーフバルコニーの掃き出し窓
ルーフバルコニー側。こちらはサッシまでの高さが200mmくらいあります。そしてガラスフェンスのあたりは勾配があるため、約250mmの高さに仕上げることになります。
それでは完成後の写真は次回にて・・・・。
投稿者:technogreen | カテゴリ:マンション専用庭ウッドデッキ | 投稿日:2011年5月7日
それでは杉並区マンション1階の庭ウッドデッキ、施工完了編です。
前回のお話のとおり、下は土。高さもあまりありません。通常、下が土の場合は束石を使用する庭用ウッドデッキの施工方法で行うのですが、今回は高さの関係もあり、テクノバルコニーウッドデッキAタイプで施工しました。
完成の写真から。
植栽に囲まれたウッドデッキ
別の角度から
大きく出ていたサッシの水切りを隠しました
ガーデニングとマッチしたマンション1階の庭となりました
これらの写真をみるとガーデニングをしっかりとされていて、マンション1階の庭とは思えないですよネ。
実は、お客様はこのマンションのオーナーで2階以上は賃貸で、1階部分はお客様のお部屋となっています。
ウッドデッキも仕上がりますと、庭用ウッドデッキと変わりありませんが、内部構造はバルコニーウッドデッキの施工となっています。
マンション1階専用庭はマンションにより様々な作りになっていることが多いです。
そこで、現場状況に合わせ、どの工法で施工するかの選択が重要となります。
今回は、バルコニーウッドデッキAタイプ工法で行いましたが、場合によりましては庭用ウッドデッキと同じか、あるいは組み合わせで施工する場合もあります。
いろいろなマンション専用庭のウッドデッキ施工例はこちら。
投稿者:technogreen | カテゴリ:マンション専用庭ウッドデッキ | 投稿日:2011年5月3日
前回のお約束通り、マンション1階の専用庭へのウッドデッキを施工しました紹介です。施工場所は東京都の杉並区です。
施工前の写真から
コンクリートのテラスはありません
掃き出し窓サッシの水切り
上部から縦樋が降りてきています
下地の土からサッシ水切りまでの高さ
ご覧のように、マンションですが掃き出し窓の下は土で土間コンクリートが打設されていません。
なおかつ、お客様の敷いた石板や砕石がありますが、それを除いてもサッシ窓枠下までの高さはあまりとれません。お客様のご要望はサッシの水切りを隠して、なるべく室内高さに合わせたいという事でした。
公共工事のボードウォークや、大規模商業施設、マンションの共有部の中庭では、こういう場合は土間コンを打つか、基礎ブロックを並べてボルト束工法で施工するのですが、今回は個人宅で小規模でもあるので、取り外しが容易な工法でおこなうことにしました。
そう、当社オリジナルのバルコニーウッドデッキ工法Aタイプです。この工法ですと1日で施工可能です。
詳しくはホームページのバルコニーウッドデッキのページを参照してください。
あたりまえですが、現場、現場に合わせて工法も変えるのがプランナーの仕事です。そうと決まれば設計は簡単です。
施工後の仕上がり写真は次回で・・・・・。