今回は先日の続きの2回目、設計編です。
お客様からのご要望は以下のとおりでした。
1)庭の半分をウッドデッキにしたい。
2)ウッドデッキにする部分の植栽は残りの部分へ移植と一部撤去をしたい。
3)掃き出し窓部分幅以上の間口で、出幅は庭一杯のサンルームを作りたい。
4)既存の外水栓を二股に分岐してひとつは植栽側、もうひとつはデッキ上に設置したい。
5)ウッドデッキは10年保証してほしい。
6)木材はイペを希望。
7)一部へ物置を置く予定なので、その部分を補強してほしい。
8)フェンスを好みのデザインにしてほしい。
9)サンルーム内の床デッキはすき間風が入らないようにしてほしい。
という9つのご要望をお聞きして、現場調査・採寸をしたら、色々と問題がでてきました。
まず、1)2階に張り出しベランダがあり、デッキ高さを掃き出し窓に合わせると、サンルームの規格品では屋根がぶつかる。
2)その張り出しベランダの樋がちょうど、サンルームの枠とぶつかる。
3)このサンルームのエクステリアメーカーもイペ製ウッドデッキを販売していますが、大引き・束が米栂の防腐処理木材のため、当然10年保証はなし。また規格外のオーダーのイペフェンスの販売も無し。
それもあって、当社へサンルーム&ウッドデッキ施工の依頼があったようですので、サンルームの荷重がかかる部分や物置を置く場所の下地補強、フェンスデザイン、内面デッキをすき間無しに加工および外面デッキより高くする設計、樋位置の移動と、これら全てのカラミによる問題を解決すべく、気合いを入れて設計にかかりました。
というところで、長くなりましたので最終の施工完了編は次回で・・・。
私がウンウン唸りながら設計している写真を載せても誰も見てくれそうにないので・・・今回は写真ナシです。
10年保証のイペ製ウッドデッキ資料と無料のイペサンプルのご請求はこちら。