昨日の続き、施工完了しました松戸市の傾斜地ウッドデッキの紹介です。
前回のお話のとおり、この法面はコンクリートで仕上げられているため、下の状況が不明です。お客様にこの造成工事の平面図・断面図をお借りして、基礎工事の検討を行いました。
傾斜地へウッドデッキを施工する場合、この基礎工事が一番重要な事項となります。逆に基礎工事と柱さえ建ててしまえば工事の半分は終わったようなものです。コストも一番掛るところです。この基礎工事をしっかりやるかやらないかで見積もりも全然違ってくるのですが、お客様にはなかなか理解していただくのが難しい部分でもあります。
今回のお客様M様は建設関連のお仕事をされていましたので、ここのところは十二分に理解していただきました。
傾斜地デッキや2階建てバルコニー、駐車場上のウッドデッキを施工する場合は柱の本数をどうするかにより、価格が大きく変わってきます。当然、構造上の強度を確保して柱を少なくすると、柱を太くし、基礎も大きく、梁材・根太の断面も大きいのを使用しないとならなくなります。そうなると、逆に高くなってしまう場合もあります。
今回も柱本数や梁材の組み方で4パターンのコストシュミレーションと構造計算を行い、最終的に構造上問題なく、かつ低コストの方法を今回も採用しました。コストを考えず、過剰設計で施工してしまうのは私のポリシーに反します。(ん~。いい事を云うなァ~)
それでは施工完了後の写真を。
法面からデッキの高さまで約4mあります。
2枚の写真をご覧いただければわかりますように、下の敷地からは十数mくらいの高さにあります。
フェンスは今回、外側からの見栄えを気にしなくていいので、内張りで幅広と幅狭の横板を組み合わせしたタイプです。
川口市のウッドデッキ、練馬区のルーフバルコニーのフェンスと今回とで、このところ、このデザインのフェンスに人気があります。もしかしたら、今年流行のフェンスデザインになる予感も・・・・・。デザインを考えた私としても大変うれしいです。・・・・チョット自慢!
そこでおまけに、もう一枚。
これで、M様のご要望とおり、室内からは眼下にあった建設作業所の風景は見えなくなりました。めでたし、めでたし。
仕上がったウッドデッキにM様はいたく喜ばれ、「これからお金を貯めて庭の残りの部分も全部ウッドデッキにしたいので、そのときはよろしく」と近い将来の予約注文をいただきました。・・・・「ガンガン働いてお金を貯めるから」、と言ってたのですぐですよネ!
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それでは、次回はマンション1階専用庭のウッドデッキ施工を紹介させていただきます。