鉄骨下地の駐車場上ウッドデッキ~松戸市~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2011年12月21日

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さて今回は、前回の続き松戸市での鉄骨下地の駐車場上ウッドデッキの施工編です。

前回のお話のように、縦列駐車タイプの駐車場ですので、真ん中に柱を建てるわけにもいかず、強度を考えると大断面で7m近いイペ材の一本物もありません。

こういう場合は鉄骨で構造部分を施工するしかありません。

そこで鉄骨を製作している間に、鉄骨柱が建つ部分の基礎工事から開始します。

鉄骨柱の基礎工事風景

駐車場のコンクリート舗装をハツリ、柱基礎を新たに打設します。この作業もテクノグリーンのウッドデッキ職人が行いますが、慣れたものでハツリ職人も顔負け?・・・・カナ。

この写真の撮影後、私もチョット参加させていただきましたが、あえなく3分でダウン(1分も持たなかったくせに・・・・職人の声)。振動ドリルは体力がいります。

なにせ前面は鉄骨の柱2本で荷重を受ける構造となりますので、丈夫な基楚が必要となります。でも今回は表面の舗装をとるだけで、下にはL型擁壁がありましたので、それを基楚部として利用します。事前に、お客様から駐車場の地盤対策工事をおこなった土木図面等もいただいていましたので、工事はスムーズに進みました。

鉄骨の組み立て風景

下地鉄骨の組み立てです。

さすがに、この鉄骨の製作と組み立ては、専門の鉄骨工事会社にお願いしています。図面は上部のウッドデッキに合わせて私が作成していますので、もし寸法間違いがあったら、私の責任となりますので、無事に木部との取り合いがうまくいくまでヒヤヒヤです。

なぜなら、鉄骨は腐食を考慮してテクノグリーンでは全て溶融亜鉛メッキですので、現場で切断したり溶接する事ができません。いわゆる現場合わせが不可能です。・・・・・無事に取り付きました。安心して現場をあとにしました。・・・・・・ヨカッタ。

いや~実は、昔々の忘れてしまいたいほどの昔に、やってしまった事があるのです。

図面のミスで鉄骨が取り付かない。単純な計算ミスで、組み立てられなくて一部の鉄骨を新たに製作した事がありました。それ以来、鉄骨の組み立てがあるときは、なるべく立ち会うようにしています。心臓をドキドキさせながら。

まぁ、今はCADで図面作成しますから、間違える方が難しいので安心してください。って本当か?

この下地鉄骨と木の根太の構造部分が出来上がった頃に、お客様から「思っていた以上の構造部の頑丈さにビックリしています。これなら安心して使用できます!それにイペ材の丈夫さと滑らかさ、素晴らしい木ですね。」と、おっしゃっていただきました。

家側から見た駐車場上のウッドデッキ

構造部の施工が終われば、木部の工事は早いです。ウッドデッキの入口にあたる部分です。この勝手口からの出入りがメインになるとの事です。

正面から見た駐車場上ウッドデッキ

最後、フェンスの仕上げです。

右隣に見えますのが、調査時に工事を行っていたお隣さんの駐車場です。車庫を建てて上をウッッドデッキにしていたんですネ!

内側の写真です

床板と家の間にあるすき間は床板の張り忘れではありません。お客様のご要望で5cmほどあけました。

また張り方向は横で、千鳥張りにしています。

施工完了後の全景

工事途中にお客様のご要望でフェンス高さも計画より少し下げました。「お隣さんより高くなりすぎると・・・・」との気遣いからです。

と、部分変更もありましたが、無事に引き渡しも完了。

お客様からのお手紙で、

「いろいろお世話になり、ありがとうございました。施工途中の変更相談にも親切に対応していただけました。図面だけでは決めかねていた部分も納得いく仕上げになりました。おかげさまで、お隣とのバランスもよくとても満足しています。そして足裏の感触が素晴らしい!」

・・・・・こちらこそ、ご注文いただきありがとうございました。イペで施工したウッドデッキはお客様みなさんが、材質が素晴らしいと言われるので、どうしても他の材ではなくイペでの施工を薦めてしまうんですよね。

また、調査にお伺いしましたときに、見せていただきました表側車庫上デッキの取り換え工事と玄関前のプチパーゴラ&フェンスを施工されるようになりましたら、またご用命ください。・・・・・・

駐車場上のウッドデッキ資料とイペ材のサンプルを無料で差し上げます。こちらから。

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