社屋ビルの3階バルコニーへ~足立区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年4月20日

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今回は東京都足立区の三階建て鉄骨コンクリート造のビル。その三階部分にあるバルコニーウッドデッキ施工例の紹介です。

ちょうど一年前の今頃に、これから着工する予定というビルのルーフバルコニーウッドデッキ見積もりの依頼を建設会社から、いただいていていました。
今年になり、「建築中だけど現場採寸ができるようになった」との事で、現場へ。

 

工事中の建物

工事中の建物

 

ご覧のように、まだまだ工事中で外壁も完成していなくて足場も残っています。

3階のバルコニー部分

3階のバルコニー部分

 

バルコニーの防水工事は終わっていますが、その保護工事はこれからです。また壁の化粧仕上げも終わっていませんが、これらの仕上げ厚みを聞きまして設計することに。
この段階までの仕上げ寸法は、ほぼ図面通りで矩もしっかりとでています。

当たり前だと思うかもしれませんが、最近マンションのバルコニーの採寸をしていると、この「矩が出ていない」、つまり直角の四方形になっていないところが度々で泣かされています。
今回のように図面通りの仕上がり寸法だと気分がいいもんです。・・・・これだど、最終の仕上がりを採寸しなくても仕上がり寸法は計算上で間違いないでしょう!

 

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上の屋上へ上がる階段の土台部分や、設備機器の設置土台等のヤクモノ処理方法と施工日程を打ち合わせして現場調査は終了。
終了後の雑談でよくよく聞いてみましたら、ご依頼いただいた建設会社さんの「自社ビル」との事。1~2階は社屋で3階は住居スペースとなってるそうです。

こちらの会社では鉄骨から木工事、内装までほとんど自社の職人で行い、今回も当然、自社ビルを自社職人ですべて施工。・・・・・・・でもウッドデッキの工事部はないので、専門の当社へ依頼されたそうです。
また建設業ですので、木材にも詳しくイペご指名での見積もりとなりました。・・・・・建設関連の仕事をしていてご自分の家でウッドデッキを作られる方は、このようにイペ材を指名する事が多いような気がします。あくまでも当社の経験からですが・・・・

マンションの個人宅のバルコニーでは当然、全ての工事が完了してからのウッドデッキ工事になるのですが、こういう場合は竣工前にの施工となります。
何が違う?って。
それは、他の工事が残っていて、それらの工事とのカラミや日程の調整が必要となります。今回はその辺のところは、スムーズにいきまして。

 

奥側から見たバルコニー

 

中間から奥側

中間から奥側

 

右側に見えるコンクリートは空調設備機が置かれる場所です。まだまだ竣工に向けて工事が残っています。足場もまだありますネ!
出幅が2.4m、延長は14m強の大きさです。エレベーターは無いので、3階まで外階段を使用しての搬入。合計重量は1トン弱。
搬入は人海戦術だったので、施工は都合2日間。工場でほぼ製作済でしたので、エレベーターがあったら1日で終了してたかも?・・・・・こういう現場は早さも命です。

入口側に住居スペースの玄関がり、奥側はリビングの掃出し窓で、このバルコニーで繋がっています。バルコニーウッドデッキというよりは外廊下という雰囲気です。
「江戸城松の廊下ではなく、イペの廊下」・・・・・あんまり受けそうにもないオヤジギャグでした。。。。。

 

 

室内から1

室内から1

室内から2

室内から2

 

室内からこうして見ると、やっぱりルーフバルコニーのウッドデッキですネ。外廊下ではありませんでした。

実はこの廊下じゃなく、バルコニーはL字型となっていて室内を囲むように、もう1面あります。

 

ウッドデッキの端部

ウッドデッキの端部

 

もう1面の仕舞い部は、このように幕板で化粧して終了しています。

引き渡し後3日ほどして、お客様から「やっぱりコンクリートよりウッドデッキが良いので、もう1面も施工したい。できれば竣工前に・・・」

追加したバルコニーデッキ

追加したバルコニーデッキ

 

こちらは横張りにしていた方向は合わせました。出幅こそ1m弱ですが、延長は10m以上。こちらは工場製作は1日。現場での施工は半日で完了。なんとか竣工検査前には間に合いました。

 

以前はマンションの共有部分の中庭ウッドデッキやら公共施設のウッドデッキやらを多く施工していたのですが、元請の監督の工程管理や前工事の仕上げ精度が下手くそだと、次の工事の下請けにそのツケが廻ってきて苦労したもんですが、今回はその点、楽でした。急な追加工事がなければもッと。

でも、竣工に間に合ったし、喜んでいただけたので良かったです。ホント。

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