投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年2月5日
タグ: さいたま市, すき間無し, イペ, ベランダウッドデッキ, 戸建て, L字型
マンションではL字型の形状ベランダに今までも何か所のウッドデッキを施工してきましたが、今回は戸建2階のベランダ。
お客様から資料・写真集の請求時に、
「新居2Fのバルコニーにウッドデッキを検討しており、
建築会社紹介の業者様含めすでに数社お見積を頂いている段階です。
ホームページで貴社の施工例を拝見し、隙間のない美しい仕上がりだと感じました。
ぜひお見積を頂きたく、よろしくお願いいたします。
施工は2Fバルコニー部分全面を想定しており、フローリング・サッシとなるべくフラットに貼る向きは図面の通りが希望です。」
と、図面を添付いただき見積もりご依頼いただきました。
家を建てるのが専門の工務店から提案されるのは高さを嵩上げ出来ないタイルかウッドパネルが多いようです。
たまにウッドデッキを提案されるところでもすき間ありありのデッキで、下にごみが落ちた場合の事は考えてないタイプ。
それで当社には”すき間無し施工”をご希望されるお客様が殆どです。
図面からの見積書と一緒に資料・戸建ベランダウッドデッキの写真集とイペ材のサンプルを送らさせていただきました。
届きましたらすぐにメールで、
「早速お見積もりとデッキ材サンプルを送付いただき、ありがとうございました。
サンプルの質感も大変よく、ぜひ施工をお願いしたいと考えているのですが、
家の新築で少々予算オーバーしている状況でして・・。
テクノグリーン様の施工が素晴らしく、また高価なイペ材ですので、
当然安くはないことはわかっているのですが、予算的に少し厳しい状況で、
即決はできず悩んでおります。
当方が送付した建築図面で、床下げ−300mmと記載されていたのですが、
確か1階の天井高さが−300mmで、バルコニー床面自体は、
サッシとの差が−120mm程度の割とノーマルな高さです。
お見積もりでは、高さ300mm〜の高さ調整式と記載があったのですが、
金額は変更あったりしますでしょうか?」
他の安いハードウッドで施工すれば2~3割は安くできるのですが、イペでなければご希望のすき間無しでの施工はできません。
ただ標準の高さまで低くなれば、それ相応に価格は安くなりますので通常の高さで再見積りを。図面にあった300mm~というのは、普通ありませんもんね。
その見積もりが、ご予算内に収まったので新築中の家へ採寸へ。
サッシまでの高さ約15cmくらいです。これであれば標準的な高さですので価格も抑えられます。
こちらがリビング前のメインベランダ。
メインベランダから直角に折れ曲がりL型の形状で別のお部屋とベランダで繋がっています。
途中にあったガラリ窓。これを開け閉めにするときにデッキが干渉しそうな高さにあります。・・・・設計時に要検討ですね。
室内から見たベランダがウッドデッキ施工後には、
室内と同じ高さに仕上がっているので、ガラス戸の向こうにはもうひとつの部屋があるように見えます。
ベランダ側から
L字のコーナー部。
ガラリ窓前は開け閉めの際に取り外しできるように細工を。
細長い方のベランダウッドデッキ。
こちらも室内から、まるで外廊下のようになりました。
施工後お客様からアンケートをいただきました。
「イペの材質、施工精度とも大変満足しています。
ありがとうございました!」
次回はマンションのベランダウッドデッキ。