投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, パーゴラ付きウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年12月7日
タグ: イペ, ウッドデッキ, パーゴラ, 人工木材, 千葉県, 我孫子市, 腐朽, 10年保証
4年前に、このブログでも紹介させていただきました千葉県我孫子市のお客様から、お電話いただきました。
「4年前に庭ウッドデッキの交換工事と、ベランダへウッドデッキを作ってもらったOOですが・・・・」
その時の写真はコレ。
庭のウッドデッキ。この部分のウッドデッキが腐ってきて、イペ材で新たに作り直しました。
こちらはその時一緒に2階のベランダへウッドデッキを施工した写真です。
さて今回は、「腐ったウッドデッキと同時に作られたパーゴラもいよいよダメになってきたので、前回施工に使われたイペ材で交換を」とご要望。
で、採寸と打ち合わせに。
この写真は4年経過したイペのウッドデッキ。
ちょうどお伺いしました時は雨上がりでしたので濡れて独特のブラウン色を醸し出していました。
この点検口蓋を開けてみても裏側は全く腐っていないとういか腐る気配さえ感じさせません。・・・・・さすがイペ。
お客様もこの4年の経過を見て、イペ指定となったとのこと。
他のお客様でも一度イペでウッドデッキを作られた方は、追加工事のとき必ずイペを指定され、浮気はされないですネ。・・・・・・・価格が高いのがタマに傷だけど、それ以上高い価値があります。
上の2枚の写真が今回の主役のパーゴラ。一見すると腐っていないように見えますがルーバーの上部から腐り始めています。
パーゴラ本来の使い方で、蔓性植物を這わせています。従って常時植物と触れている上の部分が腐朽しています。
新築時に庭全体を外構工事業者へ依頼して作ってもらったそうですが、「他のケ所は満足しているが、木材を使用している部分は・・・・・・」
使われていたのはレッドシーダー。この頃は大手エクステリアメーカーがこぞって「耐久性が高い」と宣伝して売りまくっていましたが、今ではどこのエクステリメーカーでも販売していないようです。
代わりに人工木材を同じく「腐朽・シロアリに強い」と宣伝していますが、カタログの最後に材料の保証期間「2年」と書かれてるのはレッドシーダーのときと同じ。・・・・さすが大手のエクステリアメーカー。立派です。
ちなみにテクノグリーンではイペ製であればパーゴラも10年保証です。
話は戻りまして、パーゴラの大きさ、デザインは原状のままでという事で施工しました写真を下に。
交換完了のパーゴラ。既存の取り外しも含め半日で終了。
今回は塗装となりましたが製作・塗装も全て工場で行っていきましたので、この早さ。
柱と桁受けの金物は腐食していないのでそのまま使用。実はそれで早く施工できたんですけどネ。パーゴラは柱を建てるのに一番、大変なんです。
植物も元に戻して完了。久しぶりに塗装したパーゴラですが、緑との色バランスが良いですね。
これで「パーゴラの取り替え工事」の紹介は終了ですが、近々?このブログでパーゴラ付ウッドデッキの紹介をさせていただきます。
で、次回はマンション1階のウッドデッキを予定しています。お楽しみに。