投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年7月2日
タグ: すき間無し, イペ, ウッドデッキ, バルコニー, 一戸建て, 世田谷区
今回の紹介は、世田谷区にあります新築間もない戸建バルコニーウッドデッキの紹介です。
資料を送付させていただいた後で、ファクスで寸法の入った手書き図面を送っていただき、見積もりさせていただきました。
形状は台形でした。
概算見積もりの後、ご予算内ということで担当者がお伺いしまして採寸。。。。。
先ずは、いつものように高さの確認。
こちらの開き戸も掃出しの引き戸の方も15cmあり、ウッドデッキを施工するには問題はありません。
さて平面ですが、確かに台形に見えるのですが、測り始めると何か違うな?
たいてい台形といっても、直角の部分が1ケ所はあるのですが、このバルコニーは直角が1ケ所もないバルコニー。
それも現場の施工精度が悪くて矩(カネ・直角)が出ていないのではなく、どうも設計の段階からこういう造りのようです。
こちらのバルコニー、横幅は長いのですが出幅はご覧のように短い。という事はこの場所で出来る作業は限られてきます。
調査担当者は、なんとか現場での作業を少なくするべく必死で採寸を。・・・・施工職人はこういう場合、矩を出す道具を持っているんで簡単に角度を測れるのですが・・・・・
でも、おかげ様でなんとか現場作業を極力減らせる製作図面を作成する事ができました。
完成しましたバルコニーへ大きな鉢を置いて。えっ、置いてない?
実はこの鉢はウッドデッキをくり抜いてはめ込んでいます。そう、倒れないように。
赤ちゃんがいらっしゃるお客様。その理由もあってすき間無し施工のイペバルコニーウッドデッキをお選びになりました。
ですから、排水口部分もこのように蓋をして隠しています。
知り合いの工務店さんにすすめられて、当社へ問い合わせをいただきましたお客様。
施工完了後のアンケートで、
「赤ちゃんがいるのでいろいろ大変なことを気づかって下さって、細かい気くばりをしてくださいました。
重たい鉢や樹木を2Fまで上げて下さいまして、ありがとうございました。」
今回のウッドデッキは調査担当者、設計者(ちなみに私)、製作・施工の職人との連携でギリギリまで工場で作り込んでいった成果でした。
ちょっと自慢させていただいたところで、今回の紹介は終了。
次回はマンション大規模修繕時サービスの紹介です。