「ただ今、大規模修繕中ですが、終わったらベランダへウッドデッキを計画中です」と、埼玉県さいたま市のマンションへお住まいのお客様から。
「前々からベランダをウッドデッキ化したかったのですが、大規模修繕工事のこの機会に」と。
足場が外れた頃に採寸へ。

ベランダの防水工事は終了していてこの通り。

ま新しい塩ビの長尺シートも敷かれています。・・・・・・・でも、無機質な感じは否めません。やっぱり天然木が良いなあ~。
人工木も木粉が入っているといっても、所詮は樹脂で無機質な感じは塩ビシートと同じだもんネ。と、お客様。

ベランダから窓下までの高さは5cmほどしかないのと、ベランダそのものの勾配もあまり大きくないので、今回はAタイプではなく、当社でいうBタイプで決定。
——–Bタイプとは高さ調整ができないタイプですので、下地の勾配なりの仕上がりになります。——-詳しくは、お問い合わせから資料請求してください。イペのサンプル付で、しかも無料です。
タイプも決まり、いよいよ施工へ。

ウッドデッキが完成し、さっそくテーブルとイスを。良い感じですね~。

こちらは花置き台。これから存分にベランダガーデニングが楽しめます。
なんてたってイペ製のウッドデッキですから。いくら花に水遣りをしたって、10年保証付きです。
終了後、数日してお客様からメールを。
「午前中にデッキ工事をしていただき、イペ材の感触を楽しんでおります。 ありがとう御座いました。
施行していただいた、ホシ様、ムトウ様の写真貼付致します。
宜しくお伝え下さい。」
と、次の写真3枚を添付いただきました。

施工中のホシ様とムトウ様。真剣な顔?です。(カメラを意識してるような気がするんですが・・・)

施工が終わり、帰り際の玄関先で。笑顔です。(今日も無事に終えて安堵の顔でした)——-相変わらずのピースサイン。

お客様が撮られた室内からの写真。・・・・・というか、ベランダが室内の一部のような感じ・・・・・・
この色の違いや木目が一枚、一枚違うところ。やっぱり天然木のウッドデッキは癒されます。まったりします。まぁ、好き好きですが。。。。。。
お客様、イペ材のウッドデッキをお選びいただき、ありがとうごございました!
今回の紹介は杉並区の新築マンションでのベランダウッドデッキです。
4月にFAXの見積もり依頼シートとい一緒に間取り図面を送付いただきました。「木材はイペで」とご指名で。
当社はウッドデッキの専門施工会社ですので、基本的にはどんな木材での施工もお請けするのですが、このマンションのウッドデッキだけはここ数年イペ材のみを使用しています。
その理由は、角材の暴れが他の材に比較して非常に小さい事によります。マンションはご存じのようにベランダ、ルーフバルコニーともに共有部分の専用使用となっていますので、躯体にビス1本、接着剤の使用すらもできません。
という事は根太を躯体に固定出来ませんので、根太の角材が暴れると新規施工時もさることながら大規模修繕時の再組立て時には、悲惨な状況になることが十数年と600ケ所以上の施工経験から判ってきました。
板材はそうでもないのに、角材だと反りが大きいという木材もあり、天然の木材を相手に格闘するのは大変なものがあります。イペも同じ天然の木材ですので反り・割れがない訳じゃありませんが、なんとか施工にあたり許容の範囲に収まってくれます。
板材がビスで打ち付けられ押さえられている間はいいのですが、一度外して押さえるものが無くなった保管中に大暴れ。これは木材の残留応力(内部応力)のせいですが、周りの人間でもこの内部応力過多の人はいませんか?・・・・・私の周りにはタガが外れると(酒を飲みすぎると)大騒ぎという者がいますが、そんな時は「ビスで壁に打ち付けて」と、思ってしまいますが・・・・・・。
いやぁ~、肝心の今回の紹介の話が木材の反りの話へ、反れてしまいました。
話は戻りまして、内覧会日時のご連絡をいただき、現地へ調査へ。

ごくごく標準形のベランダ。

この網戸下までのウッドデッキをご希望。網戸下まで90mmありましたので、ギリギリ高さ調整タイプのベランダデッキが施工可能です。詳しくは資料に書いてありますので、お問い合わせを。
採寸も終わり、後は施工日の打ち合わせ。引っ越し翌日に施工決定。この時期は暑いのでエアコンの設置の関連もあり、引っ越し翌日というのが多くのパターンです。お客様によりましては、内覧会時の採寸前に施工日だけを予約される方もいますが。

ピッタリと、といっても網戸の開け閉めに不自由がないように少し開けていますが。

室内から見たベランダデッキ
イペならではの、すき間無し施工。これをできるのがイペのみという事をご存知の方が、イペ材を指名してくることもあります。・・・・たぶん、このブログを読まれて理解されているお客様と思います。感謝!
それでは感謝の気持ちを込めて最後にもう1枚。

ベランダデッキ全体
これで今回の紹介は終了。
現在、工場ではマンションのウッドデッキ製作の真っ最中。これらも施工完了後に随時紹介させていただきます。
前回の予告とおり、今回は東京都港区のマンションベランダウッドデッキの紹介です。
3月初めにFAXで資料請求と見積もりご依頼いただいていました。(FAXでお問い合わせの方はこちらからお問い合わせフォームをプリントアウトしてください。FAX番号は04-7171-2180)
引っ越し直後にご連絡いただき採寸へ。

中央部に柱がありますが、ごくごく普通のベランダ平面です。

掃出し窓サッシ枠下からベランダまでは、6cmくらいしかありませんが、お客様は室内高さの水平なウッドデッキをご希望。外側で5cm下がりですから結構な勾配です。

既に室外機が。
最近のマンションに多い標準で予め設置されているエアコンの室外機ですね。

そしてこれまた標準になってきましたホースカバーによる固定で、室外機が動かせませ~ん。
こうなると、室外機部分はくり抜き施工にするしかありません。

この柱の横にもう1台のエアコン室外機を設置予定との事で、こちらはウッドデッキ施工後に上に載せる事になりますので、くり抜き無しでドレンホース用のパイプだけを事前に設置しておけば・・・・。
と、調査担当者は完璧に打ち合わせも終了し、施工完了へのはずだったんですが・・・・・



終了時刻に「施工完了」の報告だけと思いきや、「室外機カバーは?」とお客様がおっしゃてんだけど?施工図面には書いてないよ!!!!!」と職人から電話。
————-調査担当者は打ち合わせ・室外機の採寸もし、見積もりもし、注文書もいただいてにも関わらず——–ハイ、私のところで図面に書くのがヌケ落ちていました。それからヌケ作と呼ばれる毎日です。。。。。。。
お客様からも
「事前打ち合わせ、注文の内容がきちんと通ってなかった事には、やや不満を持ちました。が、その後の対応には満足しています。ありがとうございました」
本当に申し訳ありませんでした。なんとかご希望の土曜日で製作・納入させていただきました。(残念ながら納入しました室外機カバーの写真はありませんが・・・・・・・)
私の失敗談のこのブログ投稿は、あんまりしたくなかったんだけど最近マンションウッドデッキのお問い合わせが多かったので紹介させていただきました。
と書きながらで申し訳ありませんが、テクノグリーンのマンション用ウッドデッキは9月中旬まで製作・施工とも注文予約でスケジュールは一杯になっていますので、それ以降でもO・Kの方は→お問い合わせください。