ここのところ今年の初めから2月に掛けて、マンション大規模修繕工事に合わせてお預かりしていましたウッドデッキの再設置が1週間に2ヵ所くらいのペースで行っています。
おかげで工場倉庫のスペースにも余裕が出てきましたが、7~8月の取り外し・保管の予約が入ってきていますので、8月にはまた保管スペースが・・・・・・
ともあれ今回は2ヵ所まとめて再設置のご紹介。
まずは東京都稲城市の13年前に施工させていただきましたマンションベランダウッドデッキ。13年経っているのでそこそこに退色はしています。
お客様はオプションの高圧洗浄+サンダー掛けと塗装をご注文いただきました。
室内のフローリングが濃いめのブラウンでしたので、今回は色合わせ。今までとまた違った雰囲気を味わえますね。
さて次は2ヵ所目は北区のマンションです。
こちらは取り外し前の写真。ウッドデッキ施工直後にDIYでお客様が塗装されています。・・・・・・・・施工後に塗料・塗装方法についてお問い合わせいただきました。
こちらは3年前に施工しました。中古マンションを購入された時に施工したのですが、その時3年後に大規模修繕工事があるのは知らされていてウッドデッキの施工時期については悩んでしましたが、3年感は待てないということで施工された経緯がありました。
取り外し後の写真。
ただこちらのマンションの大規模修繕工事は期間が短いのと、ウッドデッキもそう大きくないのでご自宅保管を選択。・・・・・保管コストが掛からないので通常のパターンより安くなります。
当然ながら、再塗装もしていないので最初の写真と同じ。
エアコンのドレンホースも元の通りにウッドデッキ下へ敷設し直しています。
ウッドデッキの再設置が完了しましたので、この上に室外機を設置して大規模修繕工事に関わる作業はすべて終了します。
12~13年経ったウッドデッキは、どんな風になっているんですか?という質問をいただきますが、写真集でには載せていませんのでこのブログ写真を参考にしてください。
またこの大規模修繕時サービスを提供していますのは、当社ではイペ材のみで他の木材でのベランダウッドデッキは対象外です。
その理由につきましては、次の大規模修繕時サービスの紹介の時にでも。。。。。。。。
次回は、新設のマンションベランダウッドデッキを。
昨年の暮れに12年前に東京都稲城市の新築マンションご入居時に施工させていただきましたお客様から、間もなく大規模修繕工事が始まるとの事で取り外し・一時保管・再設置サービスのご注文をいただきました。
先月は他のマンションへお住まいの方数人から、インテリアオプション販売会社から購入されたようでアフターがなくお困りになって同サービスの依頼の電話をいただいています。
しかしながら、当社では自社施工したウッドデッキのみ、本サービスの提供をさせていただいていますので、申し訳ないのですがお断りしているのが現状です。
その際電話でも説明させていただいていますが、その理由のひとつにはどのようなウッドデッキかも数量も判りませんので見積もりをしにお伺いしなければなりません。
二つ目はお伺いしてチェックしますと表面は大丈夫そうに見えていても裏側が腐っているケースがままあり、最終的には廃棄という事になってしまいます。
当社で施工したイペ製のウッドデッキであれば、腐っていないので再設置可能ですしわざわざ見積もりにお伺いしなくても図面が残っていますので㎡数も判り直ぐに見積もりができます。
三つ目は、保管スペースにも限りがありますので自社ウッドデッキ以外を保管していますと、肝心の自社ウッドデッキのお客様から依頼を受けた時に保管できなくなる可能性がでてきます。
これらの理由を説明してお断りしているのですが・・・・・・・・
話は戻りまして、今回のお客様のウッドデッキは図面と前回施工の資料(使用した木材のサイズや重量、工法まで)からお電話いただいて1日以内に見積もりし、ご注文いただきまして取外しへ。
12年経っていますので表面の色はそれなりに退色しています。
お客様からはオプションの高圧洗浄+サンダー掛けもご注文いただいていましたので、保管中に高圧洗浄し約5か月後に再設置を。
大規模修繕工事完了のご連絡を受けての再設置後の写真です。
新品に戻るとまではいきませんが、色はこの程度までは元に戻ります。
これはイペ材の木肌が緻密ならではで、いろいろな木材を試してみましたが同じハードウッドでもここまで戻るのは少ないです。
昨年暮れから春にかけましてお預かりする件数が増え、倉庫も満杯近くになってきましたが今月から来月に再設置が続々と始まる予定ですので、その時にはまた紹介させていただきます。
次回は庭のウッドデッキを。
藤沢市のマンションへお住まいのお客様からお電話をいただきました。
お電話によりますと昨年、当社が12年前にウッドデッキを施工しましたマンションを前の所有者様から購入されたそうです。
ベランダにあるウッドデッキが特に気に入ったのも購入された理由の一つだったとの事で、その時に前の所有者様から保証書も受け渡しいただいているとの事。
新築から12年経ち、これから大規模修繕工事が始まりウッドデッキを外さなくてはならないので、そのご相談が電話の内容でした。
まずは、所有者が変更になっていても大規模修繕時サービスを受けれるかどうか、その場合何時見積もりに来られるか?・・・・・期限が迫っているので急がれていたみたいです。
当社からの回答は、所有者が変更になっていても当社で施工したウッドデッキであれば大規模修繕時サービスは同じように提供させていただきますし、施工時の図面・資料が全て残っているので調査は不要で即日で見積もりをさせていただき、取り外し日の調整を。
取り外し時の写真から。
こちらのお客様のお部屋は角部屋でL字型コーナーで2面にウッドデッキを施工しています。
西側のベランダ、取り外し前。
南側ベランダ、取り外し前。
どちらも12年経過したイペウッドデッキの退色した色合いです。日光の当たり具合により色の変化も違います。
よく10年以上経つと、どんな色になりますか?とご質問をうけますが、参考にしてください。
ここはL字のコーナー部分です。
取り外し終了後の写真。こちらはイペのすき間無し施工でしたので、12年経ってもウッドデッキ下はこの程度の汚れでしかありません。
それでは、取り外しましたウッドデッキは全て工場へ持ち帰り、今回お客様はオプションの塗装をご希望でしたので保管中に高圧洗浄と塗装を行って再設置日を待ちます。
だいたい予定通りの3か月半頃に、大規模修繕が終了の連絡を受け再設置へ。
再設置後の南側ベランダのウッドデッキ。
西側ベランダのウッドデッキ。こうしてみると12年間使用したウッドデッキには見えませんね!イペの耐久性には、ほんとに驚きです。
再設置後のコーナー部。
室内から見たウッドデッキ。そうか、室内がブラウン系のフローリングだったので、塗装をオプションで頼まれたんですね。
建設関連のお仕事をされているお客様から、再設置後にお電話をいただき、「イペ材は初めて知りましたが”すごい木材”ですね。今の状態は全然傷んでいませんが、次の大規模修繕工事まで持ちますでしょうか?」
当社としましても創業時に施工しました22年前のイペウッドデッキは健在ですが、まだそれ以上の経験はないので。。。。。。でも、大丈夫と思います。
次回は、ルーフバルコニーウッドデッキの紹介です。