日本庭園にウッドデッキ~葛飾区~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2012年8月31日

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葛飾区の日本庭園(個人のお宅)へのウッドデッキが完成しました。

調査編で書いたとおり、下には庭石や石階段があり、それを避けるように束や大引きを設置しています。

調査時にこれらの位置と大きさを正確に測っています。

庭側から見たウッドデッキの側面

庭側から見たウッドデッキの側面

この面だけ、細巾ボーダーフェンス。したの幕板は猫侵入防止柵を兼ねたデザインで。

物干し柱

物干し柱

この柱位置の近くにも石があったんですが、なんとか!

嵩上げした水受けパン

嵩上げした水受けパン

以前、同じように水受けパンを嵩上げした当社の施工例写真をご覧になり、同じように高い位置へ。

庭石はこんな風に

庭石はこんな風に

動かせない大きな庭石はこんな風にウッドデッキの中に呑み込んで施工。

大きな庭園の中に作ったウッドデッキなので、一見、小さく見えますが、これでも17㎡以上あります。

出来上がりの上だけ見ると、どうってことないようですが、デッキ下構造の束位置は、均等割り付けの位置にはなっていません。石を避けながら強度上問題がない位置を選び、その上の大引・根太も1本1本サイズ・間隔を計算して設計施工しています。もちろん最良のコストパフォーマンスで。・・・・強度計算に、いつもの倍の時間を費やしましたが。

ウッドデッキと庭石の取り合い

ウッドデッキと庭石の取り合い

さすがにこの庭石の細かい凹凸部分の詳細図面は書いていません。ここは職人の腕におまかせ。

ん~。良い感じに仕上がりました。庭石がウッドデッキに齧り付いているようにも見えますネ!

施工完了数日後、「雨が降った中、どうもありがとうございました。また何かありましたら、よろしくお願いします」というアンケート用紙と一緒にこんな日記が。

お子様の日記

(原文のまま)

「おとうさんの、うっどでっきを、きょうつくっています。

いろいろなものをつかい、あなをあけたり、せんをひいたり、くっつけて、みんなで、きょうりょくしたりして、おとうさんの、うっどでっきをつくっていました。そしてメジャーをつかってはかったりしていました。あと、たてたりしていました。そしてのこぎりもつかっていました。

もじは、これでおわりだよ。つぎはえだよ。」・・・と、のこぎりとウッドデッキに線を引いてる絵が書かれています。

という、お子様のウッドデッキ施工中の絵日記をお送りいただきました。・・・・本当にありがとうございました。私なんかが書く施工中の実況中継より、ず~っと臨場感があり、作業が目に浮かぶようです。・・・・見習わせていただきます・・・・

家を新築してから構想一年。お父さんの念願であったウッドデッキ。やはりお子さんからすると今までは「おとうさんのうっどでっき」なんですね。

でも出来上がると、家族みんなのウッドデッキですよ!

このように和風(日本)庭園にもウッドデッキは違和感なく溶け込みます。庭石までにも溶け込みます。  な~んちゃって。

「和風の庭なので」とウッドデッキを作るのにお迷いの方、参考にしてみてください。

庭ウッドデッキの資料・写真集・イペ材サンプルのお申込みはこちら。(地域限定となりますが無料です)

日本庭園にウッドデッキ~葛飾区~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2012年8月28日

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さて今回は東京葛飾区の広~い日本庭園にある戸建のウッドデッキの紹介です。

送付させていただきましたイペ材のサンプルを手にして、直感で「コレだ」と決められたそうです。

イペ材には不思議な魔力があって、一度、手にすると誰もが「これでウッドデッキを作りたい!」となってしまうようです。冗談です。・・・そういうのは魔力というんじゃなく、魅力というんじゃない?(by調査担当者)

昨年に新築されてから、ずう~っとウッドデッキの施工を構想されていたそうで、調査にお伺いしたときには、すっかり大きさ、場所、フェンスデザイン、物干し用の柱位置等が決まっていました。

で、採寸を始めたのですが、

庭の大きな石と石段

庭の大きな石と石段

日本庭園と庭石

日本庭園と庭石

日本庭園といえば庭石。それもこんな大きな庭石があちこちと。

今回ウッドデッキの施工を予定している所にあります。あります。あります。・・・・合計3個でした。

人の手ではとても動かせるような石ではありません。といってこの庭に重機を入れて吊る作業もなんだし・・・・。

日本庭園への入り口というか出口

日本庭園への入り口というか出口

内側からみたら出口ですが、ここから小型トラックはなんとか入れますが、重機は?

見事に庭木は手入れされています。何十本?いや何百本あるんだろう?

ウッドデッキ施工予定地

ウッドデッキ施工予定地

この樹木ギリギリまでウッドデッキにします。

それにしても広い庭です。向こう側までは木が繁っているのもありますが、見渡せません!

外立水栓の場所もウッドデッキを施工

外立水栓の場所もウッドデッキを施工

この外水栓の場所にもウッドデッキを施工します。

はてさて、動かせない庭石やら石段のある所にどうやってウッドデッキを作ろうかしらん?

その結果は、次回へのお楽しみに!

屋上ウッドデッキとベンチ・テーブル~品川区~

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投稿者:technogreen | カテゴリ:屋上ウッドデッキ | 投稿日:2012年8月26日

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今回は屋上ウッドデッキの紹介です。場所は品川区で、一戸建の3階の屋上、つまり4階部分に相当します。

戸建の屋上へウッドデッキを施工する場合、一番苦労するのは荷揚げです。

通常は家の内部を人力により、1階からトントン(実際はそう簡単ではありません。こう書くと職人達に叱られてしまいそうです)と1階から4階へ。場合によってはクレーンを使用することもあります。また仮設足場を組んで荷揚げした事もありました。どの方法が良いのかは、搬入経路となる家内部構造、荷揚げの全重量、木材の長さ、周辺環境、コスト等々を考慮して、今までの経験から判断します。・・・・この選択を間違えればアウト!

それでは施工前の写真から。・・・・・・・無い!

現場調査担当者も材料の搬入の事で頭がいっぱいとなり、搬入経路や家の周辺の写真(家の内部や、周辺の写真は個人のプライバシーの問題がありますので載せられません。悪しからず)はたくさん撮ってきたのですが、肝心の施工場所の写真を撮るのを忘れてきました。

まぁ~、屋上はベランダやルーフバルコニーと基本的には同じ構造な上、大抵の場合、単純な四角形で採寸さえ間違えなければ、施工そのものは簡単です。

搬入経路の写真と採寸図を基に、調査担当、設計担当、施工責任者の三者協議。

今回は内部からの人力による搬入に決定!

それでは施工後の写真を。

上から写した屋上デッキ

上から写した屋上デッキ

殺風景な屋上(といっても施工前の写真がないので比べようがありませんが、想像してください)が、こんな風になりました!

上からの別な角度から屋上ウッドデッキ

上からの別な角度から

イペ製のベンチとテーブル

イペ製のベンチとテーブル

一緒にベンチとテーブルもご注文いただきました。この大きさと重さでは家の中を通しては搬入できません。

一度工場で製作後、パーツに分解して納入し、現場で組立しました。オーダーメードのなせる業です。

パラソル用の穴あけ

パラソル用の穴あけ

テーブルには市販のパラソルを設置する為、テーブルの中央に穴あけ加工を施しています。イペのテーブルは重いので、下の重しとテーブルで支えられ倒れる心配はありません。・・・・ホントに重いです。これで約70Kgあります。

下のウッドデッキもこれらベンチ・テーブルを載せた後に、人が乗っても大丈夫なように荷重を計算し、床板ばかりじゃなく、根太も束も設計施工しています。・・・・この計算をしっかりしていない強度不足の屋上・バルコニーデッキは数年使っていると、「ヘタレ」てきます。

施工完了後、職人が引き揚げてすぐにお客様の携帯から電話をいただきました。

「ウッドデッキありがとうございました。今、施工が完了し職人さんたちも引き揚げてた後に、ウッドデッキのベンチで一人寛いでいます。少し雨が落ちてきていますが、このままいたい気分です。身内に木材を販売している人がいるんですが、イペでウッドデッキを作ると話をしたら、『イペならウッドデッキには最高だよ』と言われてたんだけど、本当に正解でした」

木材をよ~く知っているプロは自分の家でウッドデッキを作るなら「イペ」というお話は、よく聞きますが。・・・・ちなみに私もイペ派です。

戸建屋上ウッドデッキはまだまだ施工例がたくさんあります。ご検討している方はお問い合わせフォームから「屋上ウッドデッキ希望」と書いて資料請求してください。無料でサンプル・写真集を送付させていただきます。但し地域限定となっています。