ウッドデッキの木材で迷っているんですが~守谷市~前編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年2月27日

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今回のご紹介は、茨城県守谷市へお住まいのお客様の庭用ウッドデッキです。

お電話で「戸建の庭へウッドデッキを検討しています。他社からイタウバを勧められてサンプルをいただいたのですが、他の木材とも比較してみたいのですが?」と、お問い合わせをいただき、次の日曜日にご家族でご来社いただきました。

話がそれますが、当社の住所は柏市なのですが、松戸市と隣接している上、一方通行や行き止まりが無茶苦茶多い地域です。なんと松戸市側の道路からしかたどり着けません。ついでに目印なるような物もありません。

先日もマンションのベランダデッキで打ち合わせにいらしたお客様がカーナビを頼りに来て「近くまで来てるんですが、たどり着けません!」と電話でSOSを送ってきました。

カーナビの種類によっては、どうも行き止まりの道を行けるかのように案内するようです。今まで半数以上の方が途中でギブアップで電話をいただいてます。

今回のお客様は、途中で少し迷われたようですが、目の前まで来て「途中、道路工事中で行けません」

いろいろあるもんです。その日は、たまたま道路の舗装時工事中でした。当社の駐車場へ入れることが出来ず。

まぁ~、なんとか周辺に駐車をしていただき、ようやく打ち合わせルームへ。でもこちらへは、守谷市から思っていたより近くて4~50分でこれたようです。

話は戻りまして、さっそくウッドデッキ用木材選びに。

ハードウッド6種

ハードウッド6種

この6種類のハードウッドは現在、当社がウッドデッキ施工に使用している木材です。

写真の撮り方も悪いんですが、写真じゃなかなか判別がつかいなと思います。施工しているプロでも。

イペ、クマル、マサランドゥーバ、ウリン、イタウバ、セランガンバツの6樹種なのですが、素人の方には「何がなんやら」という感じでしょうね。そこで、樹種を教えないで実際に見て触って舐めて(冗談です)いただき、お好みの木材を選んでいただくときもあります。お選び後に、それぞれの特徴を説明させていたています。

イタウバは他社からサンプルをいただいていたので、判ったようです。

お選びになった樹種は「イペ」でした。

樹種に迷ってご来社される大多数のお客様は、同じように「イペ」を選択されるので、当社で施工するウッドデッキはやっぱりイペ製が多くなってしまいます。

何が違うのか?って。

ハードウッド木口断面の画像

ハードウッド木口断面

ん~。これも写真では判りにくい。

実際、手にとって触っていただくと、この切断面の感触がイペだけは断然違い、繊維が緻密であることがよ~くお判りいただけます。そしてズッシリくる重さで、重厚感も一番です。

さて、木材も決まりサイズを打ち合わせて次の日曜日に現場での調査と採寸することに。

防草シートが敷かれた庭

防草シートが敷かれた庭

ご主人が庭全体へ防草シート敷設済みでした。テクノグリーンでは、この防草シートの敷設は少しでもコストが掛からないようにDIYでやられるようお勧めしています。この作業は素人もプロも出来上がりに差は出ませんので。

この掃出窓前にウッドデッキ

この掃出窓前にウッドデッキ

決定したサイズは、この窓を中心に間口3m、出幅を2.7mに決定しました。通常のウッドデッキ木材はどの断面サイズも長さが30cm刻み寸法で輸入されていますので、30cmの倍数の寸法で作るのがロスなく㎡単価が安くなる方法です。今回も、周りの障害物を気にしないで作れたので、ご希望する大きさからこのサイズをアドバイスさせていただきました。

これからサイズをご検討の方は、是非、ご参考に。

それでは、施工後の写真は次回で。

ウッドデッキ製作工場移転~千葉県から埼玉県へ~新工場

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投稿者:technogreen | カテゴリ:その他 | 投稿日:2012年9月18日

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ようやく工場の移転が終わりました。

途中でウッドデッキの製作・施工を挟みながらの移転でしたので、開始から終了までかれこれ10日も掛ってしまいました。

旧工場は完全に引き渡し終了。新工場も電機関連の設備工事が一部の工作機械の設置が済めば完了となります。

新工場の写真から。

工場前の駐車スペース

お客様用にも1~2台分の駐車スペースを確保出来そうです。

工場入口

工場入口全景

今度は材料搬入用のトラックが工場内まで入れますので、雨天でも濡れずに材料搬入、製品の積み出しが可能となりました。

照明設備の取り付け完了

照明設備の取り付け完了

室内製作時の墨付けには水銀灯が必須です。旧工場から持ってきて設置完了。

職人の休憩&打ち合わせ室

職人の休憩&打ち合わせ室

奥が休憩&打ち合わせ室となっています。その前が持ち運び用の道具・副資材置き場です。

奥側から入口を

奥側から入口を

新工場は奥行き20mありますので、これからは仮組は約20mmまでのウッドデッキが可能となります。

横幅20mのウッドデッキ施工のお客様、是非ここで仮組後の施工前チェックにお立会ください!

面積は以前の30%増となりましたが、じつはマンションベランダウッドデッキの大規模修繕時一時預かりが、そろそろ来年から本格的に始まる頃になってきたため、それに備えて広いところへの移転としました。

当社で施工させていただきましたマンションデッキのお客様!充分場所を用意してありますので、大規模修繕が決まりましたら、ご連絡ください。

右サイドが一時預かり用のスペース、左サイドは材料の保管場スペースとなる予定です。

製作台設置中

製作台設置中

部材加工用の製作台を組み立て中です。これが終了すると木工機械を設置して完了となります。

事務所内部

事務所内部

休憩・打ち合わせ兼用の事務所内部です。・・・・こちらは、ほぼ完了かな?

打ち合わせスペース

打ち合わせスペース

打ち合わせスペースです。お客様が工場見学に来られたら、こちらのスペースで簡単な打ち合わせをさせていただきます。社員はみんな野郎ばっかりなので、花一つ飾っていませんが・・・・・・いらしてください。

という事で、ここ2週間ばかり工場見学の受け付けをしていませんでしたが、明日から再開させていただきますので、ご希望の方はホームページかお電話でご予約ください。もちろん柏市の事務所(展示場&打ち合わせスペース)での打ち合わせも従来通り受け付けています。お待ちしています。

また今回の三郷市への移転で、三郷インターチェンジが近くなり、埼玉県はもちろんのこと、茨城県、栃木県へのアクセスが容易になりましたのでこの両県での施工地域を広げるべく考え中です。今までお断りさせていただきました地域も施工可能となりますので、お問い合わせください。

それでは、工場移転に関する投稿はこれで終了しまして、次回からはまたウッドデッキ施工例の紹介をさせていただきます。

お楽しみに。

茨城県小美玉市で戸建てウッドデッキ(施工後)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2011年9月6日

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前回の続き、茨城県小美玉市でのウッドデッキ施工完了編です。

この前のお話のとおり、ホームセンターからの人工木材での提案は、規格サイズキットの単純な組合わせと、これまた規格のフェンス取り付けだけでした。

こんな事を言っては何ですが、「ウッドデッキが売れればそれでいい」みたいな、お客様がウッドデッキを作ることにより、どんな使い方ができて、どんな楽しみをもたらすかを全く考えていない提案図でした。×です。

確かに、人工木材は規格サイズだけで施工すれば安く上がりますのでそういう提案になったのでしょう。ただ家の形やお客様の使い方は千差万別です。

そこで、それに合わせたサイズ、気に入ったデザインのフェンスや取り付け位置にしますと、人工木材のウッドデッキはとんでもない価格になってしまいます。

今回、お客様のご要望に合わせた当社のイペ製ウッドデッキと、使い勝手が悪い規格サイズの人工木材と同じくらいの見積もりだったそうです。これなら、どちらに注文されるかはいうまでもありません。

ついでに、お客様が気に入りました縦格子フェンスのデザインは人工木材にはありませんし、フェンス支柱を留めるためのベースプレートなる金物も無粋で、私はどうも好きになれません(これは好みの問題ですが・・・)。これをなくしたフェンスのタイプをどこかのメーカーが開発すればいいのに!と、思ってます。

それでは、お客様に気に入っていただけました「縦格子フェンス付きウッドデッキ」の施工写真をどうぞご覧ください。

道路側から見た全景

ご覧の防草シートはお客様がDIYで!

デッキ完成後に残りの部分に防草シート、そしてその上は思案中。お好きな色の玉砂利でしょうか?

最大出幅3.3m

一番出幅がある部分は3.3mあり横幅も3.6mありますので、大きなビニールプールを置いても余裕です。

出幅を揃えました

運動会ができそうな横幅

家の出っ張りに関係なく、出幅は揃えました。全長9.5mの一直線です。お子さん達が思いっきり走りまわれます。こうして3部屋が外で繋がることにより、使い勝手が一段と良くなります。

これがホームセンターの人工木材での提案は家の出っ張りに合わせ、プールも置けないほどの狭い出幅で回廊のようなクネクネした平面でした。

やっぱりウッドデッキは見た目だけではなく、「使える物」でなくては。・・・・デザイナーと違う、ウッドデッキプランナーとしての信条です。

それでは最後の正面からの写真

正面1ヶ所に階段

庭用のウッドデッキのホームページはこちら。

縦格子フェンス付きのウッドデッキ資料と今回使用のイペ材サンプル請求はこちら