練馬区の戸建て住宅へお住いのお客様から「既存ベランダ用ウッドデッキ」の資料請求をいただきました。
「三階ルーフバルコニー、二階ベランダバルコニーのウッドデッキを検討しています。」
三階にルーフバルコニがあるとの事で、戸建て住宅の屋上ウッドデッキの写真集と戸建てベランダウッドデッキの写真集の両方を送付させていただきました。
「家の図面と写真を送らせて頂きます。
今もウッドデッキを敷いてますので、施工会社でこれを外して防水シートをやり直してからの設置を考えています。
場所は屋上ルーフバルコニー、二階リビングのバルコニー(付箋箇所)の2箇所を考えています。
屋上ルーフバルコニーについては、外側に面している手すり?2箇所に同じ木でフェンスを設置した場合の見積も頂けますでしょうか?
施工会社にリクシルのウッドデッキをどうするかの返信をしなければならず、なるべく早めに見積りを頂けると幸いです。お忙しい中申し訳ありません。」
と、下の写真を添付したメールをいただきました。
こちらは屋上。
こちらが2階ベランダ。
どちらも天然木のウッドデッキが敷かれていますが、腐ってきているのと板間すき間からゴミが落ちて困っていたようです。
今回、屋上と2階ベランダの防水リフォームにあたり、これを撤去し新たにウッドデッキを敷く計画でした。
リフォーム工事店から提案されたのは人工木でしたが、これも板間すき間が大きく、下へのゴミ落ちが解決されないので当社への見積もりご依頼となったようです。
「隙間なしタイプの場合、雨水は下に流れますか?
また、ルーフバルコニーの方なのですが、排水溝?のところに落ち葉などが詰まってないかなど、点検できるように作ることはできますでしょうか?」
よくいただくご質問ですが、排水溝上や両端部は水が流れる上、掃除がしやすい幅を空けて施工しますので、排水の心配はないことをご連絡して見積もりさせていただきました。
ご納得いただきましたお客様から、屋上のフェンスも含めてご注文いただき、防水リフォーム工事の完了の連絡をいただき調査・採寸へ。
3階の屋上(ルーフバルコニー)。寸法は図面どおりですが、図面では判らない下地の勾配とフェンスの高さを測ります。
2階のベランダ。こちらも同様に勾配をメインに測らさせていただきました。
2階のベランダウッドデッキ。お客様ご希望のすき間無し施工です。従前の写真と見比べてみてください。
室内から見たベランダウッドデッキ。
3階の屋上ウッドデッキ。こちらもすき間無し施工。これで悩みの種だったすき間から下へゴミが落ちるのも解消されました。
同じ木材のイペでウッドフェンスを施工。こちらはすき間5mmにて施工しています。
床板のすき間と、フェンス横板すき間の5mmですき間具合の比較をしてみてください。
写真では少々判りにくいかもしれませんが、フェンス右下の欠けた部分がへ懸念されていた排水口の点検口となっています。
当社が送付しましたサンプルを手に取るまでイペ材をご存じなかったお客様は、サンプルと資料をご覧になってイペのすき間無し施工ウッドデッキをご注文いただきました。
そのお客様からアンケートで、
「とても綺麗になり、満足しています。
一点、木の色が綺麗なだけに釘の色が目立つのが残念でした」
・・・・天然木でもビスが表面に現れないノンビス工法もできるのですが、その代わりすき間がある工法になってしまいます。
それでも当社のベランダウッドデッキ工法のビス本数は従来の1/8の数量で、今のところこれが施工上、限界ですなんです・・・・
これで戸建て屋上&ベランダウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。