多用途のウッドデッキに~三郷市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年7月15日

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昨年、新築住宅を購入されたお客様から資料の請求と概算見積もり依頼をいただいていました。

今年になりウッドデッキ全体の構想も決まり、いよいよ施工したいとご連絡をいただき現地調査と打ち合わせにお伺い。

 

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リビング掃出し窓前の現在土になっている場所にウッドデッキを作る予定です。この大きさは初めにお問い合わせいただいた大きさです。
この両サイドに手摺フェンスと階段を取付けるのも当初案とは変わっていませんでした。

このウッドデッキを多用途に使えるような構想をお客様からお聞きし、最終見積もりへ。

それでは完成しましたウッドデッキを正面から。

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タープを張れるように柱とフレームを付けています。

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タープを張る位置・高さを決める為、2階ベランダの高さと張出し幅を事前に計測しておきました。

 

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エアコン室外機は動かせないのでウッドデッキをくり抜き施工する為、室外機の位置、大きさを正確に測っています。

 

 

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ご覧のようにベンチ兼用の室外機カバーへと。

 

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またタープ用の柱には奥様のご希望で物干し金物を、ご主人のご希望でハンモック用の金物を4本の柱にそれぞれ取り付けています。

 

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タープの上部フレーム内側にはタープ用金物を付けていますが、外側と下の幕板にも金物を付けて上から垂らすシェードも留めれるようになっています。
これはお客様のご希望というかアイディアです。・・・・・・・・・これは、けっこういけるかも!と、よく考えたら10年ほど前に同じやり方でシェードを張ったお客様がおり、施工例写真集の中にも入っていました。

隣家側のフェンスは1段高く且つすき間が小さくなっていますが、お客様との打ち合わせを忘れ図面に同じすき間で書いてしまいました。
施工後にお客様からご指摘があり、すき間を小さくしたフェンスが上の写真。

お留守中に施工していたのですが、ご帰宅されたお客様から、

「本日はありがとうございました。

帰宅時は既に作業頂いた方は撤収されていましたが、
完成したウッドデッキに子供がとても喜んでいました。
 
1点、修正のお願いになります。
現地調査の際に、写真奥側のフェンスについては
高さを1.2mにしていただく事と、その際横板については
フェンス上側の隙間を細かくし、下方向に行くにつれ
間隔を広くしていただく事で、隣の家の方の通行時の
視線を遮りたいとお願いしたかと思います。
 
今回施工頂いたフェンスは両サイドともに等間隔となっておりますので、
写真奥側のフェンスについては、修正をお願い致します。」

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と、写真と共にメールをいただきまして、すき間を手直したフェンスが1枚上の写真でした。

私の失敗談を含めた庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。

ウッドデッキのリフォームを考えています~三郷市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2019年5月31日

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埼玉県三郷市で美容室を経営されているお客様から資料請求いただきました。

「既存のウッドデッキが10年になりかなり腐食がある状態なので、
ウッドデッキのリフォームを考えています。資料の送付をよろしくお願いいたします。」

資料が届いて直ぐにお電話をいただきました。

「イペのサンプルを見てびっくりです。写真とサイズをメールで送りますので見積もりをお願いします。」・・・・・・初めてイペを手にしたお客様は皆、その質感にびっくりされます。

いただきました寸法から概算見積もりをお伝えした後、ご予算内との事でお伺い。

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10年前にホームセンターからきっとタイプのウッドデッキを購入されDIY。こうして表面だけみるとまだまだ大丈夫そうですが。。。。。。。。

 

 

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キットを組み合わせるタイプで一昔前にはホームセンターで売っていましたね。えっ、今でも売っている?

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基礎もしっかり作られていますし、このタイプはレベルを出すのが難しいのですが、それもうまく作られていました。
なおかつ毎年2回の塗装も欠かさずしてきたそうですが・・・・・・・・・数年前から木材の内部から腐りが始まったきたようです。いわゆる”内部腐れ”ってやつですね。
※塗装では内部の腐朽は防げません。屋外で使用されるウッドデッキは、材自体が耐久性が高くないとダメなんですね。
こちらのウッドデッキはお客様のお店の入口として使われているそうです。
こんな状況なので、できるだけ早く新しいウッドデッキにしたいとのご要望でスケジュール調整と写真集からお選びになったフェンスデザインの打ち合わせしまして現地調査を終了。

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ウッドデッキが完成。お店の営業にも影響ありますので、もちろん1日で施工完了しています。

 

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「このウッドデッキはお店(美容室)の入り口として使っており高齢の方の場合、手をとってデッキにあがるのでと、階段幅を広くしてください。」と、ご要望いただきいつもより広めの階段に。

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階段正面の入口です。

さて上の3枚の写真は、施工に入った職人が撮ったもので、私の手元に来る前にお客様から先に、「今施工は終わりましたが想像以上のウッドデッキです!写真を送ります。」と、お電話をいただき、

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「先ほどは電話で失礼しました。お店の中から見た写真を送らせて頂きます。綺麗でとても広く感じます!」

 

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一緒にワンちゃんの写真も。気に入ってもらえるかな?

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「フェンス越しから見た感じも横板の幅が馴染んでいてとても気に入りました!」

と、3枚の写真とコメントを”ヘア&リラクゼーションサロン ティアレ”様からいただきました。

明るく気遣いのある経営者さんです。お近くで美容室やヘアマッサージをお探しの方は一度ご連絡してみては?

これで戸建庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションウッドデッキを。

目隠しウッドフェンスは難しい~三郷市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年5月16日

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埼玉県三郷市へお住まいのお客様から

「2012 10の隣家との目隠しウッドフェンス~松戸市~後編をみてメールしました。ぜひうちも隣家との目隠しウッドフェンスを設置したいと思ってます。概算でどれくらいになるでしょうか?既存のデッキは800mmで幅は4300mmです。境界線までは800mmです。」

と、次の写真と共にお問い合わせいただきました。

 

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目隠しウッドフェンスの目的は、大きく分けると道路からの他人からの視線を隠す。
もうひとつが、今回の場合のように自分が見たくない物を隠す。

最近は後者の方が多く、隣家のブロック塀があったり、リビング前に隣家が境界線ギリギリに建っているとか。
しかもトイレやお風呂、洗面所の窓がある方が・・・・・・毎日眺めていたくはない景色ですよね。

さて、ウッドフェンスのみの場合と、ウッドデッキ+ウッドフェンスの2パターンの概算見積もりをさせていただき、「ウッドデッキも」という事で調査へ。

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いただいた写真と同じアングルですが、よくよく見ますと境界ブロックの横に穴を掘った跡が・・・・・・

当初、DIYで考えていたようですが、支柱を建てる”基礎をどう作るか?”で断念されたようです。

実は、この目隠し目的の”ウッドフェンス”は立地条件によりましては、ウッドデッキより数倍、設計・施工が難しいんです。

高さ、板間すき間、フェンスの総重量、基礎を打つ場所の土質と、条件が案件ごとに変わります。なんせ上が重いウッドフェンスは風で基礎ごと倒れてしまいますので。
・・・・・・おまけに境界ブロックぎりぎりに支柱を建てる場合は特に。

——-コストを無視して設計するなら、なんてことはないのですが、そういう訳にもいきませんし———

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奥側から入口を見たところ。ほんと、目の前に隣の家が迫ってきている感じ!

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打ち合わせ時に、ウッドデッキ&フェンスはこの室外機まで伸ばす事に。
ついでに既存のウッドデッキも撤去して全てイペのウッドデッキにというのがお客様のご希望でした。・・・・・まだ新しくて腐ってはいませんでしたが、後々の事も考えられたのかも。

打ち合わせも終わり施工へ。

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施工完了。
目隠しフェンスの高さはウッドデッキからは1.5m、地面からは2m。
ついでに40cmし高くした位置にタープ用のフレームとその金物を取り付け。

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室外機カバー。ベンチ高さに仕上げています。

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奥からの写真ですが、完全にお隣の壁や窓は視界から消えています。

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駐車場からウッドデッキへの入り口。元のコンクリート階段にすり合わせてステップを製作。
これで、ぐっとウッドデッキも使い易く。

これら追加のアイテムは、打ち合わせにお伺いするまでにお客様がいろいろと思案されていた物です。決して私が押し売りした訳ではありません。念の為に。

これらの追加アイテムは、ウッドデッキと”一緒”に施工すれば意外とコスト的には掛からないものなんです。後で追加工事で行うと、私も見積もりしたくないほど高くなりますが。

今回の施工例紹介のキーワードはこの”一緒に”なんです。

ここでウッドフェンスの基礎と倒れの話に戻りますが、今回はブロックぎりぎり、高さも地面から2m以上ですが、特別な基礎は打っていません。

ウッドデッキの構造部分で、いつもとはちょっと違った施工方法をとる事により、ウッドデッキと”一緒に”なったウッドフェンスは倒れなくなります。

つまりウッドデッキが倒れ防止の”基礎”の役割をはたしています。

・・・・・・ただし、この工法で使える木材は強度(特にせん断力・圧縮力)が大きいハードウッドに限られますが。

このウッドフェンス用の基礎がなくなるだけでコストが大きく下がり、追加オプションのひとつやふたつはこれで賄えたかも。

施工が終わり1週間ほどして

「ウッドデッキが出来て娘が非常に喜んでいます。
長く使え、メンテナンスも楽そうなので大変満足しています。」

前のウッドデッキからみますと面積も倍以上のうえ、いろんな機能が今回は付きましたから使えるウッドデッキになりましたよね。
メンテナンスに関しては、ウッドデッキ”経験者”ならではの感想かと。

それでは、次回の紹介は新築マンションのウッドデッキを連続で!