投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2018年7月27日
昨年の暮れに神奈川県葉山町へこれから一戸建て住宅を建てる予定のお客様からお電話いただきました。
「戸建住宅の2階ベランダへウッドデッキを検討しています。」
その後、メールで
「さっそく図面を添付いたします。(PDFがなかったため、写メにて失礼いたします。)」
と間取り図面を送付いただき、概算見積もりを。(戸建のベランダウッドデッキは図面があれば、かなり正確な見積もりが可能です)
半年が経ち、「竣工間近です。現地調査をお願いします。」とメールをいただき調査・採寸へ。
ちょっと横幅の方が長いですが、正方形に近いベランダ。
室内からベランダへ出るには、この1段高い所へ上がってからの構造になっています。
そこからまた20cm近く下がってのベランダ。これでは段差解消できるウッドデッキが欲しくなりますね。
お客様の御希望は、この段差解消はもちろんのこと板張りを長手方向にしたい!
おおよそ3.6mの間口でしたので2分割にしても1.8mの長尺パネルになります。
戸建2階ベランダは、内部を通して搬入するので一番筆禍りやすい階段をチェック。
階段の幅や高さを測ってなんとか長手張りのパネルを搬入が出来そうです。
1枚板から長手張りのパネルを製作していますから、2分割していても設置し終わると3.6mの1枚板のウッドデッキになります。
高さもご希望通りにしあがりましたので、これで段差解消。
初めはイペ材をご存じなかったお客様でしたが、お送りしました資料・サンプルをご覧になりまして迷うことなく材はイペですき間無し施工に決められていました。
長手張りか短手張りかは価格で比較検討し、少々高くなりましたがお好みの長手張りをお選びになりました。・・・・・・平面形状によっては材料ロス等の関係で価格が違ってきます。
これで戸建ベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建の庭ウッドデッキを。
ここのところ、ず~っと新築マンションのベランダウッドデッキを紹介してきましたが、今年の3月引き渡し分の新築マンションは全て施工終了しました。
今回はさいたま市の中古マンションを購入された直後のお客様のウッドデッキ。
メールで図面を送付いただき、見積もり送付しましたところ即行、現地調査依頼をいただき担当者がお伺い。
まだ引っ越しの際中で、ベランダにはまだ引っ越し荷物が・・・・・・・、引っ越しが終了したら直ぐにウッドデッキがほしいとのこと。
本当は室外機をウッドデッキの上に載せたいのですが、ホースカバーで固定されほとんど動かせません。くり抜き施工になる事をご了解いただきます。
網戸の下端が低く、ご希望の室内高さにウッドデッキを仕上げますと網戸より高くなり、網戸の幅分溝状になることを説明、これもご了解いただきます。
パイプの壁からの位置、パイプ径をきっちり測ります。この数値により丸くくり抜けるかどうかを判断します。今回はなんとか丸くり抜けそうです。
さて採寸後、お客様は比較検討の為イペの”すき間無し施工”とイタウバの”すき間有施工”の2パターンの見積をご要望。
その結果、イタウバの方が20%くらい安くなるのですがイペの方をご注文いただきました。
完成しましたイペのすき間無しベランダウッドデッキ。室外機の部分はくり抜いての施工です。
パイプ廻りは、ご希望通り丸くくり抜き。
室内と同じ高さに施工。
室内から見た風景。こちらのマンションはタワーマンションの高層階のお部屋でしたので眺めは最高!
これで室内と同じ高さにしましたベランダウッドデッキの紹介は終了。次回はルーフバルコニー&ベランダウッドデッキの両方の施工紹介を。
流山市の戸建住宅へお住まいのお客様から、作りたいウッドデッキの大きさを電話で連絡いただき概算見積もりを。
その見積もりが、ご予算内とのことで打ち合わせへ。
新築されて1年くらいになるそうですが、庭は手つかずの状態でまずはメインとなるウッドデッキを作りその後DIYで庭作りをする予定のようです。
当初は人工木材で検討していたようですが、人工木材がメーカー保証は2年しか付いていないのが判り人工木材より耐腐朽性が高いイペをお選びになりました。
・・・・・・・当社へお問い合わせいただくお客様の大半の方も、人工木材は腐さらないと思っていますが大手のメーカーは2年しか材料保証をしていません。
ネットで工事込みで人工木デッキを10年保証してネット販売している会社は、工事は10年補償、商品は2年保証のW保証?と書いていますので3年後に材料に問題があった場合は・・・・残念ながら保証対象にはなりません。まぁ2年で腐る事はないと思いますが。
またここで云う”補償”とは工事に瑕疵があり、これに起因する財物の損害や人への損傷に対しての補償で、自動車の対物・対人保険みたいなものでけっしてウッドデッキそのものを補償している訳ではありません。通常工事会社が保険会社と契約している工事保険の1種です。もちろん当社も契約加入していますが。。。。。。
ちなみに当社ではイペ製のウッドデッキだけは”工事”も”材料”も正真正銘の10年”保証”です。腐朽やシロアリで使えなくなった場合は無償で交換させていただいています。
さて打ち合わせでタープの柱とフレームを付けたいという事になり、柱をこの窓枠と窓枠の間に建てることになり間隔を採寸をします。
そしてこちら側の前コーナー部分にはフェンスでなく手摺をご所望。
このようにタープ用柱だとか手摺だとかを希望通り作ることが出来るのも天然木ウッドデッキのいいところ。設計の自由度が高いですが、人工木ではなかなかこうはいきません。
それでは完成しました写真を。
タープ柱は邪魔にならないように窓枠の間にすっぽり納まっています。庭のウッドデッキもイペ製ですのですき間無し施工に仕上げました。
庭ウッドデッキでも、やっぱりすき間無しは仕上がりが綺麗ですね。
タープ用のフレームを4面廻すと、ちょっと違った空間に生まれ変わります。
アクセントになるコーナーの手摺。
初めは横板フェンスで検討していましたが、事前に送付していました写真集の中から手摺タイプの写真を見つけられこのデザインへ。
ウッドデッキ下とその周りには防草シートをオプションでご注文いただきました。デッキ完成後、お客様がお好みの砂利を敷かれる予定です。
最後に奥様から追加でご注文いただいた物干し金物を取り付けて完了。
これで手摺をワンポイントアクセントで付けました庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションのベランダウッドデッキを。