前回の続きで横須賀市にあるリゾートマンションのルーフバルコニーウッドデッキの施工が完了しました。
紹介するのがこの時期になってしまいましたが、実際の施工はなんとか夏のオンシーズンにはぎりぎり間に合いました。
それでは、完了後の写真から。
約40㎡の大きさ。奥行きは約5mもあります。
オーシャンビューのルフバルコニー
さすがリゾートマンション。全室オーシャンビューのようです。マンションの下がマリーナになっています。
部屋の中からの眺望
部屋の中からの眺めもコンクリートむき出しのバルコニーと違い、”ウッド”デッキならではの質感を間に挟んでの海の景色は格別です。
海の景色という絵の額縁的な役割にもなっていると、私なんかは思っちゃうんですが・・・・・
脱気塔周りの処理
排水口とR部分
Rの部分も、このように加工完了。
スロップシンク周りの加工
さすがに役物周りは完全に製作図面としては作成しません。現場合せができるように図面を起こします。あとは手慣れた職人との阿吽の呼吸で。たまにはアッ!ウン?という場合もありますが・・・・
と、役物周りも無事に完了して、今回の施工は2日間で終了。
ところで、職人に後で聞いた話では、同じ時期に下の階で同じ大きさのルーフバルコニーデッキを施工していたそうです。
上と下で「何してんだい?」と声を掛け合って話を聞いたところ、大規模修繕後の再組立てらしいけど倍の人数で1週間くらい掛かると話してたそうです。
1枚1枚床板を張るやり方なので、そのくらいは掛かるでしょうね。
テクノグリーンでもその人数分くらいは工場で製作に掛かってますから。
ウッドデッキは屋外での施工ですので、雨の影響をまともに受けちゃいます。
そこで、雨の日は工場製作、晴れている日は集中的に現場施工というシステムで行っているのですが、今年の夏場の雨はヒドかった。
工場製作方式を採っていなかったら、半分も進んでいなかったんでは!!
さて次回は、これも雨で施工完了予定が延び延びになってしまった庭ウッドデッキと外階段?の紹介をさせていただきます。
今回の紹介は神奈川県横須賀市にあります海のリゾートマンションルーフバルコニーへウッドデッキを施工しました紹介です。
かなり以前にも同じ横須賀市のリゾートマンションで施工したことがあるのですが、ここ横須賀市には相当数のリゾートマンションが立ち並んでいます。
今回のお客様は、その中のひとつを”海の別荘”として所有されていました。
そして大規模修繕を機会にルーフバルコニーのウッドデッキ化を計画され、リフォーム会社さんへご依頼。
リフォーム会社では、ウッドデッキは特殊な工事となる為、いろいろと調査・比較検討の結果、専門施工会社で施工実績が多い当社へご発注いただきました。
最初に送付いただいた現場の写真から。
大規模修繕中のルーフバルコニー
まだ大規模修繕工事の真っ最中。
この写真も含めて10数枚の写真と、正確に測られた図面をリフォーム会社さんから送付をいただきました。これだけあれば見積もりは正確に出す事ができます。
ご注文をいただいて、今度は製作・施工の為の測量は当社で。そのときの写真。
ルーフバルコニー上にあった大規模修繕工事の足場はすっかり外れ、外壁のみ足場が残っている状態です。
この室内から海側を施工します。
リフォーム会社さんとの打ち合わせ。
大きな脱気塔
例のごとく脱気塔があります。大きな面積のルーフバルコニーには必ず付いています。
テクノグリーンの場合、ほとんどを現場に合わせて工場でオーダー製作しますので、これは要チェック事項です。
避難ハッチに排水口。おまけにRが付いた形状。
ルーフバルコニーの割にはヤクモノが結構多いですね~。
スロップシンクとパイプ
いやはや、もうひとつありました。
見積する上では、いただいた図面で十分なのですが、今度は製作・施工を考えた図面作成が必要になりますので、ここら辺は細かに採寸します。
この採寸図を基に、今までの経験を加味して図面を描いていく訳ですが、これがけっこうシンドイ作業となります。・・・・・・これが仕事ですので愚痴をいっても始まらない・・・でも、うまく書き上げた時の充足感もまたこの仕事ならではです。
というところで、ずいぶん長くなってしまいましたので今日はこの辺で。続きの施工編は次回で。
今回の紹介は目黒区マンション専用庭の土の”庭”部分へウッドデッキ施工例です。
いままでも多くのマンション専用庭へウッドデッキを施工していますが、だいたいがテラス部分のみの施工ですので、構造は2階以上のベランダと基本的には変わりません。
せいぜい違いは前面に構造部分を隠す化粧幕板を取り付けるくらいです。
でも今回は・・・・・・・
施工前のタイルテラス
このタイルテラスにはウッドデッキを施工しないで、その前にある土部分へウッドデッキを敷きたい!というご希望でした。
今までの施工例からすると、このタイルテラスへ施工して高さを上げて部屋からの出入りが楽になるようにするのですが、庭の土や芝生部分の管理が大変だったようです。
マンションによっては、管理会社(管理組合)が専用庭を管理してくれるところもあるようですが、ほとんどが年1回くらいの植栽の手入れくらいで、あとは専用使用者がするしかないようです。つまり1階の住民が。
外部へ通じる階段降り口
ホームセンターからウッドパネルやフェンスも購入されてガーデニングもされていたようですが、すぐに腐ってきて結局はゴミ。
そこで、「本格的なウッドデッキで」、という事で当社へお問い合わせいただきました。
専用庭へのウッドデッキ
タイルテラス高さに合わせてウッドデッキ施工。な~んか広くなったような気が?
仕舞い端部は幕板で!エッジが効いていてスッキリします。
フェンス側は、樹木があり幕板が張れませんでした。(下の写真)・・・すみません。
下へ降りる階段脇もしっかり施工。
全体はこんな感じの仕上がりです。テラスと一体化したことで広々と使えそうですね。
これで管理するにもだいぶ楽になります。
今回、庭部分への施工が管理組合の許可が下りてからの施工です。
通常テラスは部分は問題なく、2階以上のベランダと同様の扱いで施工できるのですが、庭部分(芝・対の上)への施工は「大規模修繕時に簡単に取り外せれる事」が前提となります。
そこで今回もベランダウッドデッキの基本形を応用し、庭ウッドデッキでも使用する部材を使用しての施工となりました。
施工完了後にお客様から、
「出来上がってみて、もう少しひろくても良かったかなと
思うくらいすばらしいデッキでした。ありがとうございます。
早朝から対応いただき申し訳ありませんでした。」
・・・・・・広げる場合は、ご連絡ください。また、簡単に外せるように施工していますので大規模修繕がある時もご連絡を。
これで今回の紹介は終了。次回はまたマンションですがルーフバルコニーのウッドデッキを紹介させていただきます。