ベランダの室外機位置は難しい?~品川区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年10月29日

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マンションベランダへのウドデッキを設計していると、たまにトコトン室外機位置に悩まされる事があります。

今回紹介します、品川区のタワーマンションのベランダ。
こちらは前にこのブログで紹介しましたお客様と同じマンションですが、同じように入居時に初めからエアコン1台分だけは設置されていました。

 

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当然、窓前を避けて壁部分に設置されているのですが、

 

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避難ハッチに近接している上、柱も向こう前には出っ張っています。

 

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逆サイドから見たら、こんな感じ。
よくみる状況です・・・・・。

お客様のご希望はウッドデッキにして、避難ハッチに蓋をしたい。

 

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なんとか蓋加工はできましたが、いつものように綺麗な四角形とはいきませんでした。
これが試行錯誤して、ようやく考えられた形。

室外機はあと十数センチ向こうに位置してたら、スンナリと設計できたのですが。。。。。。
がちがちに、ホースが固定されていると室外機はホント動かせませんから。

 

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逆サイドからみるとこんなところに屋外コンセントが・・・・・・・、この位置が限度だったんですね。

事かように同じマンションでも間取りが違うと、窓、柱、避難ハッチ、コンセント位置がそれぞれ違いますので、それらが干渉し合う事により室外機設置の場所をどこにする?という難題が発生することに相成ります。

まぁ、マンションの設計担当者はもっと重要な”構造に関わる部分”に神経を集中させていて、このような細かい事には考えが行かないのかもしれませんが。

 

IMG_1336

 

はい、こちらは鍵引し後にお客様がご自分で室外機を瀬地位する予定場所。

当社では、ウッドッキ施工時にドレンホースを外側の排水溝まで設置しておきます。もちろん何か所でも無料サービス。

こうしておけば、室外機設置時にこのホースに差し込むだけで、ウッドデッキ下のベランダがビチョビチョにならずに済みます。

これがウッドパネルやタイルだと————、あるいはタイルの上にホースを転がすか。

例えば下の写真のように。

 

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タイル上に敷設されたドレンパイプ

 
これが嫌でテクノグリーンのウッドデッキに変えられたお客様もいたくらいですから。

それでは今回のベランダでの室外機位置と排水についてのあれこれは終了。

次回は戸建の庭ウッドデッキの紹介です。