今回は東京都八王子市の新築マンションベランダウッドデッキ施工例の紹介です。
最近のマンションベランダは出幅が広くなってきていますが、それでも奥行きは2m以内が大半です。
今回は2.2mほどの仕上がり幅がありました。
施工前の写真から。
窓サッシからガラスフェンスまで2.3mほどあります。これを全面敷設すると、かな~り広く感じます。
ん~。ご覧のように今回もベランダ下地から網戸の下までは2cmくらいしかありません。
ついでに掃き出し窓ではなく、またぎ窓?(正式名称なのかどうかは判りませんが)です。
バリアフリーとかユニバーサルデザインと叫ばれているこの時代に「またぎ窓」にする理由って何なんだろう?と考えちゃいますね。多分マンションの構造上の問題からきているんだと思いますが・・・・・。
マンションを購入されたお客様も、たいていは内覧会までは気づかないようです。内覧会時の同行採寸で、仕上がり高さの説明をさせていただいて、初めて気づき絶句されていたお客様が・・・・・・何人かいらっしゃいました。
お客様がいただく間取り図面にはほとんど記載されていませんので、販売会社に置いてある施工図面を閲覧するかモデルルームで確かめるしかありません。・・・・でも普通、モデルルームでは窓の種類だとか、ベランダとの高さ関係なんてあまり見ませんよね。
今回お客様はバリアフリーは無理として、せめて水平なウッドデッキな欲しい!というご希望でしたので、ご希望に応えるべく奥の手の施工法(いやぁ~、大したことではないんですが)で行う事にしました。
その施工結果は。次回へ続く。
※ところで何故「掃き出し窓」というか御存知ですか?
今では殆ど使われなくなりましたが、箒で室内のゴミをパッパと外へ掃き出せる窓という意味です。漢字変換で「吐き出し」とも出るので、この字を当てている方がいます。きっと室内の家人に文句を直接言えなくて、ベランダへ向かって「愚痴を吐いている」ご主人がこの漢字を使用しているんだろうなと勝手に推測してしまいます。・・・・・自分がそうだから・・・・
時代が変わって、箒を使わなくなり、今は掃除機もロボットになってきているので、バリアフリーのベランダデッキが一般的になってきたら、ノンレールタイプの掃出窓は「ルンバ窓」とでも呼ばれるのかいね?
・・・・・余談でした。