昨年の夏に港区で新築中のマンションを購入されたお客様から下のコメントとともに資料請求いただきました。
「新築マンションに引っ越す際に(2017年)ウッドバルコニーとすることを検討中です(東京都港区)。可能であれば、内覧会の際に寸法を計測いただき、引越後間もなく施工していただけたらと考えています。逆梁構造のためバルコニーは広くなく、内法で12(m2)~13(m3)(横長リビング)です。掃き出しサッシで少し段差があるため、リビングと段差のないよう施工いただけたらベストです。非常にザックリとで結構ですので、上記を前提とした場合の費用のイメージをお伝え願えませんでしょうか。ホームページを拝見する限り、とても良質な施工をして下さりそうですので、大変楽しみにしています。」
資料とサンプルがお手元に届いてから、
「先日概算見積およびイペサンプルをご送付いただきました。その節はありがとうございました。
引越先の間取り図面を入手しましたので送付させていただきます。先日は12m2前後と申しましたが、私の勘違いで内法では10m2にも満たないものでした。
こちらの間取りベースで、バルコニー全体をリビングからフラットに仕上げていただく場合のお見積りをいただけませんでしょうか。二度手間となり誠に申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。
なお、内覧会は12月を予定しております。もし条件が合い発注させていただくことを前提とすれば、当日一緒に立ち会っていただき採寸等の対応もいただけるものでしょうか。」
と図面を添付しましたメールをいただき、図面からの見積書ををメールで返信。間取り図面があれば、かなり正確な見積もりが可能です。
その後、塗装するメリット・デメリットや手入れ方法とエアコン室外機とウッドデッキの設置の順番等をご質問いただき、メールにて回答させていただきました。
「詳細に説明いただきありがとうございます。大変よく理解でき、不安もクリアになりました。
他社さんのHPと郵送いただいた資料を見比べても、また、貴社のHPや口コミ等を見ても、貴社にお頼みするのが最もクオリティが高いだろうことは初心者にも容易に想像がつきます。ウッドデッキを設置するのなら貴社にお頼みしたいと思っておりますので、引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。」
その後、内覧会日時のご連絡を受けて同行採寸へ。
ベランダと室内とは11cmくらいの高低差がありますが、サッシの下とは5~6cm。これを室内高さに合わせて施工しますと、
このような仕上がりになります。
排水口は、出幅違いのコーナーに付いていましたが、掃除をしやすいようにとのご希望で、
このようにくり抜き施工。排水口の位置によりましては蓋状に施工する事も可能です。
気にされていた避難ハッチの蓋は排水溝ぎりぎりのところにあります。この位置にありますと、通常の施工法で蓋を付ける事が出来ませんが、
この場合、専用の蓋受けを下の構造に組み込んで解決します。これは工場で製作していきますので、正確な採寸と設計が必要となります。
こちらがが蓋をした写真です。
室内からの写真。お客様ご希望のリビングから段差が無いフラットなウッドデッキになりました。
今回は新築マンションを購入しベランダへウッドデッキを考えている方の、一般的な検討から施工までの”流れ”を紹介させていただきました。
資料と同時に見積もりを希望される方はこちらから。図面を同時に送付できます。