10年経っても十分な状態に~江東区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2021年11月10日

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数か月前に資料請求いただいていた江東区のマンションへお住いのお客様からメールをいただきました。

「資料を送付いただきありがとうございました。少し空いてしまったのですが、
検討を進めたいと考えております。

添付が図面になりますので、改めて概算見積もりをいただければと存じます。
また、材質はイペをお勧めいただいておりますが、もう少し費用を抑えたい場合は、
例えばイタウバ等にする事も考えられるのでしょうか?代案がありましたら教えてください。」

ウッドデッキ用木材としての品質はイペは”ピン”でイタウバは”キリ”の木材です。価格も同様にピンとキリですが・・・・・
この両方で見積書を作成して送付させていただいたのですが、イタウバでは木材の特性からすき間無しの施工はできません。
「検討する上でいくつか質問させてください。

1)貴社の事例にもいくつかある、リビングとベランダのウッドデッキの高さを同じにして面一にすることを希望していますが、このお見積もりはその前提と理解して良いでしょうか?

 2)イペは10年保証という事ですが、10年使えばシロアリや腐食だけでなく、そもそも紫外線で劣化も進んでくると思います。イペであっても紫外線の劣化で10年かからす使えなくなってしまう事はないでしょうか?
それを防ぐために日頃、又は定期的にどのような手入れや補修のようなことをする必要があるのでしょうか?

 3)大規模修繕の際の取り外しや保管は有償で実施頂けるとのことですが、この規模だとおいくらになるのでしょうか?」

これらのご質問への回答と、10年以上経ったイペのウッドデッキ写真が見られるこのブログの”マンション大規模修繕時サービス”を紹介させていただきました。

「ご返事が遅くなってすみません。ご回答ありがとうございました。URLを拝見いたしました。
10年以上の実例がよく理解できました。イペは10年経っても十分な状態に見えましたし、表面を削ればだいぶ見た目が回復するようですね。」

ブログの画像をごらんになり納得されたお客様から現地調査ご依頼をいただきお伺い。

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いつものようにベランダの詳細サイズを測ります。

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避難ハッチへの蓋加工がご希望ですので、こちらのサイズと位置も正確に測ります。

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室外機はウッドデッキ上に載せると出窓へぶつかりますので今回はくり抜き施工となります。
上から降りてきているドレンホースは床下配管となるように施工します。
高さが10数センチのウッドデッキになりますので床下空間もたっぷりありますのでこれが可能となります。

CIMG6173

お客様一番ご希望の室内床高さ合わせのウッドデッキ。
サッシ水切りを隠すように施工しますので、このあたりの採寸は慎重に、正確に。

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その採寸図を基に出来上がったイペのウッドデッキ、すき間無し施工です。

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室内高さに仕上げたウッドデッキ。
サッシの水切り上もウッドデッキになっていますので、その分広く使えます。

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ベランダを横断していたドレンホースもこのようにウッドデッキ床下に配管し隠れてすっきり。

これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回はパーゴラ付き庭ウッドデッキを。

 

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