投稿者:technogreen | カテゴリ:ベランダウッドデッキと木製フェンス, ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2012年7月19日
タグ: ウッドデッキ, ウッドフェンス, ベランダ, マンション, ルーフバルコニー, 千代田区, 扉
千代田区の新築マンション、ルーフバルコニーウッドデッキ扉付きの後編です。
~こんな簡単な形状はありません。楽勝のハズだったんですが・・・・・これが命取りに。~で前編は終わりましたが。
今回はルーフバルコニーとベランダのウッドデッキ両方を1日で完了すべく、2班の職人を入れたのですが、午後に「ベランダの材料が足りない」と電話が入り、ベランダの延長が図面と実際で2m違うことが判明。
ルーフバルコニーは複雑な迷路のような形にもかかわらず、寸法はピッタリだったのですが、出入りが全くない単純なベランダの寸法が2mも違っているうううううううううううう。
あまりにも単純な為、現場で記載した寸法から採寸図を作成する時に、どうも間違えたらしいです。ベランダ調査専門のMさんが。
通常数センチの測定誤差は現場で対応できるように、準備と策を考えているんですが・・・・。2mは無理でした。
その日に工場で足りない分を製作して翌日の午前中には施工完了して事無きを得ましたが。・・・・Mさんしきりに反省の日々でした。
そんなトラブルがありましたが無事に完了しました写真を。
このように出入り全くなしで全長が約8mありました。
排水溝が通常と違う位置にありますので、排水口へも蓋をして、少しでも広く使えるように配慮。
次の写真からはルーフバルコニーのウッドデッキです。
大型の室外機?も含め、出入りが複雑にありますがウッドデッキはピッタリと納まっています。ルーフバルコニーの全面は壁構造になっている躯体で珍しいですね。
ウッドフェンス越しに見える都心の風景は、アルミフェンス越しとはまた違ったものとなります。
人工的な素材のマンションと風景の中にあって天然の木材のウッドデッキ&フェンスは一服の安らぎを覚えます。この場所に人工木材のデッキとフェンスは・・・・・・私の感覚ではちょっと・・・・。このへんは好みやセンスの問題なのでなんとも言えませんが——-。
こちらが、間仕切りのフェンスと扉。
初めは前方部分もウッドデッキで考えていたのですが、なんせウッドデッキが20cmくらいの高さにしてしまうと、アルミフェンスの高さが1mくらいしか取れなくなり、危険になるとの判断から、小さなお子様がいるので間仕切りフェンスと扉を設置。
ルーフバルコニーでの間仕切りフェンスと扉の施工は初めてです。躯体に傷を付けない支持なしで柱を建てるのは、思っている以上に大変な事なんです。まして扉も付けるとなると。
以前、デパートの屋上で施工したウッドデッキとフェンス・扉を施工したのを思い出し、古い図面を参考に基本設計を。
このプランを元に、当社の職人頭と打ち合わせ中に、良いアイデアを出してもらい、それに決定して施工したのが、上の写真です。
扉の開け閉め時にも支柱がグラつきません!・・・・またひとつ施工方法の財産が増えました。
たくさんの施工経験があるテクノグリーンのバルコニーウッドデッキはホームページで。
サンプル・資料・写真集をご希望のかたはこちらから。