ベランダの新しい排水設備~世田谷区~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年3月6日

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前回の続きで、世田谷区の新築マンション。傾斜がきついベランダをフラットなウッドデッキにというご要望でした。

施工完了後の写真から。

フラットなウッドデッキ

フラットなウッドデッキ

ご覧のように傾斜がないフラットウッドデッキの完成です。

室外機とウッドデッキ

室外機部分

室外機の部分はジャストの大きさにくり抜いて施工。

室外機を後から設置すると、くり抜かないで施工できるのですが・・・・。

給湯器のパイプ廻り

給湯器のパイプ廻り

給湯器からのパイプ部分は綺麗に穴を開けて下のパイプへ繋げています。

排水溝上もデッキでカバー

排水溝上もデッキでカバー

排水溝も100mm以上ありましたが、雨の排水と溝の掃除が可能な50mmだけ開けて、残りはウッドデッキにしています。

これで使える範囲が広くもなりますし、ほとんど溝も見えなくなります。これが、高さ調整タイプの良いところで、タイルやウッドブロックタイプは排水溝上に敷くことはできません。

この辺の詳細につきましては、ベランダウッドデッキの資料に書いていてありますので、お問い合わせから、お申込みください。

またホームページのウッドデッキ施工例のページでも施工例写真をご覧いただけます。

ベランダの新しい排水設備~世田谷区~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年3月4日

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今回の紹介は、前々回の「実物を見て決めました!ルーフバルコニーデッキ」と同じ世田谷区のマンションです。

前々回のお客様は内覧会時に同行しまして採寸しましたが、今回は内覧会での指摘事項が、ちゃんとし直されているかをチェックする「確認会」での採寸となりました。

それでは、調査時の写真から。

避難ハッチあり

避難ハッチあり

お隣の隔板を見ると判りますが、けっこうな傾斜が付いています。

室外機が設置済み

室外機が設置済み

オプションで購入されたのか、室外機は既に設置されていました。

ここまで固定されていると室外機は動きませんので、この部分はくり抜いての施工となります。

アレッ、室外機の横に排水溝へ向かって、なんか膨らんだラインが見えます。

室外機からのドレン用のトンネル?

室外機からのドレン用のトンネル?

ん~。これは新しいドレン用の設備ですね。当社が知らなかっただけかもしれませんが。

塩ビの長尺シートに一体化させていて、あまり目立ちません。なかなかの優れ物ですネ!

エアコンから排出されるドレン水はけっこうな量で、ベランダを汚す最大の要因です。この問題を解決するにあたり、こういう商品が開発されたんでしょうネ。

最近まではこんなのがありましたが。

シート上の排水溝

シート上の排水溝

判りづらいかもしれませんが、あまり深くはない溝が施されています。昨年まではこのタイプしか見かけなかったんですが。それでも全くエアコンのドレン水に対する配慮がなされてない方が圧倒的です。

そこでテクノグリーンはベランダウッドデッキ施工時に。

ドレンパイプの設置

ドレンパイプの設置(別のお客様の施工写真です)

このように室外機が置かれる予定の場所にドレンパイプをウッドデッキの下へ配管して、ベランダが汚れるのを防いでいます。エアコンからのドレンパイプは簡単に差し込むだけですし、もちろん先端は排水溝まで敷設しています。

これで、ベランダのドレン水での防汚対策はバッチリ!

端部にもドレン用トンネル?

端部にもドレン用トンネル?

端部にもありますが、これは給湯器用かな?

よくよく見たら、結構このトンネル、盛り上がっていますが、オプション会で販売されていたそうですが、タイル敷はこの盛り上がり部分はどうやって解消してるんでしょうかね?ちょっと気になってしまいました。

網戸下からベランダまで

網戸下からベランダまで

残念ながら網戸のしたからベランダまでは4cmくらいしかありません。タイルであればこの高さに納まるんでしょうが、ただ並べて置いていくだけでは、きつい傾斜の解消は無理。

と、判断されたお客様は、テクノグリーンのフラットなベランダウッドッキで。

この施工編は次回で。

室外機カバーとベランダウッドデッキ~練馬区~後編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年1月28日

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前回の続きで練馬区マンションのベランダウッドデッキの施工が完了しました。

狭かったベランダをどう片付けようか?ということで、ウッドデッキと同じ材料のイペ材で収納箱と室外機カバーを製作。

まずはウッドデッキから。

段差を解消したウッドデッキ

段差を解消したウッドデッキ

ベランダ内にあったコンクリートの段差を解消。そして排水溝も掃除可能な分だけを残して敷いてやると、段差解消してフラットで使用可能な面積がなんと20%近くも増えた計算になります。これって大きい!

排水溝を掃除できる幅だけ残すところがミソです。全部隠すこともできるんですが、後々の事と雨が吹き込んだ時の排水を考えると、600ヶ所以上ベランダで施工してきた経験からしますと、この方法がベストです。

デッキ上の室外機

デッキ上の室外機

施工途中の為、まだ室外機はウッドデッキ上にありますが、最終的にはこれからお見せする室外機カバー内に納まります。

フルオーダー製作の室外機カバー

フルオーダーの室外機カバー

完全オーダー製作の室外機カバーです。

横幅はベランダの出幅に、奥行きも柱の出っ張りに合わせて、左右で違います。そして室外機は向かって右側、左のスペースは夏場使用しないストーブを収納する事になっています。もちろんストーブサイズを計り、これは蓋を付けた上からの出し入れとなっています。

ついでに壁から出ているエアコンのホースを隠すための収納部にも開き扉を付けて、内部には棚。小物を入れて置けます。これらは全部、お客様からのご希望通り。それにしても重い、室外機カバーで約60Kgっす。

奥側の狭い部分のデッキと収納箱

奥側の狭い部分のデッキと収納箱

ベランダのくびれ部分から見た奥側のベランダデッキです。そして収納箱。この写真じゃ、よく見えませんね。

それではアップで!

壁ピッタリの収納箱

壁ピッタリの収納箱

観音開き扉付きの収納箱です。

これも空間サイズをキッチリと測り、その寸法で製作する事により、無駄な空間ができないようにしています。

これらのベランダ家具は、全て自社工場で製作して納品しています。同じイペ材を使用していますが、ウッドデッキに使用する断面寸法だけで製作するとゴツイものになりますので、製品の用途に合わせ数種類の断面寸法材を作って、これらの商品を製作。・・・・・これがデザイン豊かな家具をつくる秘訣です・・・・イペ材は硬いので手間ヒマが、かかりますが・・・。

全部施工が完了し、家具も設置しますと、今まで狭くてあまり使われていなかったベランダもこれでスッキリ!

お客様からは

「寒い中施工していただきありがとうございました。早速イペ材にオイル(桐油)を塗りました。少しでも雨に強くなればと思いまして。ベランダでピクニックもやりました。子供が大喜びです!」

良かったですね。新たに空間がひとつ増えたような感じですもんね。室外機カバーと収納箱のサイズやデザインにもこだわったお陰で、使いやすい物になりましたね。

ベランダが狭いからと諦めているお客様。このようにベランダは蘇ります。

先ずは、こちらから資料請求。今まで製作したオーダー家具の写真も欲しい方は一言コメントを。

もちろん、テーブルやベンチもオーダー製作しています。