またまた腐った駐車場上のウッドデッキ取り換え工事~松戸市~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2011年12月3日

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と、ある日曜日の昼下がり、翌週から製作に入るウッドデッキの図面を仕上げて一服していたところへ、一本の電話。

「松戸市でテクノグリーンさんの近くなんですが、今あるガレージデッキが腐ってきているようなので、これから時間がありましたら、見てもらえないでしょうか?」

「いいですよ」と朝から図面制作で体を動かしていなかったので、運動も兼ねて、一人で行くことに。・・・・と物語風に始まりましたが・・・。

近い!車で10分もかからないところでした。

教えられた住所に近づくと見えました。

解体前のガレージデッキ

えっ~!まだ新しくて、大丈夫なんじゃないの?

デッキを上から観察

このように、ウッドデッキへ上がってみても、多少の腐朽は床板に見られますが、取り替えが必要なほどではありません。

お話をお伺いすると、6年前に新築したときに、千葉県内の外構工事店へ他の外構工事とともに一緒に頼んだそうです。その工事店はどうもウッドデッキだけは大工さんに丸投げしていたようです。・・・・よくあるパターンですが・・・・・。

土台の継ぎ手

この写真を見ていただければ、おわかりのとおり、家を建てるときと同じ土台工法で、継ぎ手に使われるているのは「腰掛け鎌継ぎ」という横架材の継ぎ工法です。ちなみにこの土台はインサイジング(針による穴開け)を施されてから、防腐注入されているのがわかります。

写真には写っていませんが、たぶん通風を考慮してだと思いますが、しっかりと基楚パッキンを入れてありました。それなりに腐朽に対し考慮した施工をおこなっているのですが・・・・・。

手摺支柱の腐朽

そこでもう一度細かくチェック。

床は歩くと全体的にフワフワ感あり。通常の床板のみ撓みとは別の感じです。

そして上の写真のように、手摺支柱は根元が完全に腐朽していて、外れています。

さきほどの柱を建てる工法を見て、いやな予感がしたのですが・・・・。

もう一度降りて、デッキの裏側も見てみると・・・・・。この続きは次回の「解体編で」

横浜で駐車場上ウッドデッキ(完了編)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2011年8月25日

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前回の続き、神奈川県横浜市での駐車場上ウッドデッキ(別名カーポートデッキとも呼びますが)の施工完了編です。

この工事では、柱を据える部分の基礎工事は予定とおり施工できたのですが、基礎養生が終わり、いよいよ上の本体工事となった時に、台風やら大雨やらに見舞われ、完成が大幅に遅れてしまいました。

前回で紹介しましたとおり、2階のリビングの掃き出し窓を開けると、3m下の駐車場へ真っ逆さまという状況ですので、なんとか一日でも早く完成してあげたかったのですが、雨には勝てません。残念ながら。

その間、職人は全員休み。・・・つぅ~事はありません。

工場で次に施工が控えているルーフバルコニーのウッドデッキやらフェンスやら、おまけにベンチと盛り沢山の製作に励んでいました。(このルーフバルコニーの施工紹介は次回で)

それでは、今回の施工完了写真から。

正面からの完成写真

わかりずらいかもしれませんが、1階の窓と2階の窓が同じ位置ではありません。

こういう場合は柱の位置を決定にするのに結構苦労します。なんせ予算の事もありますので・・・。

定番の立水栓と水受けパン

2階建てウッドデッキや駐車場上ウッドデッキでは、このごろ立水栓が定番になってきた感がします。

2階部分のデッキに水廻りがあるとホント便利です。もちろん上水・排水の管工事も含めて当社の職人が一緒に施工します。

横板のフェンス。すき間は10mmです。

このウッドデッキが完成しましてから、駐車場の舗装工事となります。

柱用金物のカップ下、2~3cmまで、土間コンが打設されるようにレベルを合わせています。

内側から見たフェンス

当初、横板のすき間を20mmにしていしたが、最終打ち合わせで隣家の2階からの視線を考慮して10mmに決定しました。

さすがに10mmすき間にしますと、視線は感じられなくなります。20mmでも下の道路からの視線だけですと問題はないのですが・・・。

横板でウッドフェンスを計画中の方は参考にしていただければ幸いです。

駐車場のウッドデッキの資料や今回使用しています木材「イペ」のサンプルをご希望の方は地域限定ですが、こちらから。

詳しく駐車場上のウッドデッキを知りたい方はホームページで!

それでは、さきほど書きましたように、次回は埼玉県志木市のルーフバルコニーウッドデッキの紹介をさせていただきます。

横浜で駐車場上ウッドデッキ(調査編)

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投稿者:technogreen | カテゴリ:駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2011年8月19日

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前回投稿での予告とおり、今回は横浜市での駐車場上ウッドデッキ(カーポートデッキ)の調査編です。

お客様はイペを以前からご存じで、最初からウッドデッキは「イペ」と決めていたそうです。

家を建てるにあたり、工務店に駐車場上のウッドデッキも依頼していたそうですが、最終的にお客様のご要望の大きさ・柱間隔ではイペでの施工は不可能という事で他の材を薦められ、当社への問い合わせとなったそうです。

庭用のウッドデッキと違い、駐車場上のウッドデッキや2階建てウッドデッキの柱間隔は大スパンとなるため、通常使用する根太や大引きとは違う大きい断面の材と施工法が求められます。

テクノグリーンではこういう工事は、以前にTVチャンピオンにて施工しました木橋とか、公共事業でのボードウォークで使用した特殊サイズで設計施工します。

それでは、現地調査のときの写真から

ウッドデッキ予定の掃き出し窓

最近多いですよネ!2階リビングでそこに大きな掃き出し窓。

となると内部から見ると。こんな感じ。

2階リビングの掃き出し窓。・・・・って、このままだと危なくて窓は開けられません!

そうなんです、2階リビング+広い掃き出し窓+ウッドデッキと3点セットになります。

ここにウッドデッキが作られて、初めて完了となります。

ウッドデッキの代わりにベランダ付の家にして、ウッドデッキ化する方法は前々回のグログで紹介しました。

さて、外に出てウッドデッキの柱位置を確認すると。

工務店が当初用意いていた柱基礎

これは元々、工務店が施工予定した2階建てのウッドデッキの柱基礎です。

・・・・・・・ん~、なんか違うような気もしますが、ウッドデッキ専門店と名乗っているところでも、けっこう使っている基楚ですので、しょうがないですかね。・・・・・

つぅ~ところで、完成編は次回で・・・・・。

明日から、遅い夏季休暇となりますので、休暇明けまでお待ちください。