先月このブログで紹介しました葛飾区の同じマンションを購入されたお客様から春に資料請求いただいていました。
前回のお客様は1年前に資料請求をいただき、春にあった内覧会時に採寸させていただいたのですが、内覧会は終了していましたので引き渡し後の採寸。
「あれから御社のブログの施工例など見まして、可能なら御社のショールームで一度現物も見ながらお話しさせていただけないでしょうか。
網戸下の場合、網戸上にくる場合、御社の専門家としてのご意見を参考にしたいと思っています。」
とメールをいただき、ご家族でご来社いただきました。
マンション販売会社のインテリアオプション販売会でイペのウッドデッキが販売されているとの事でパンフレットを持参されました。
そのウッドデッキは”すき間がある施工”との事で、当社で「すき間無し」と「すき間あり」のサンプルの両方をご覧になってその差を確認したかったそうです。
一目見て「こんなに違うんですか!」と得心されたお客様は、その場ですき間無し施工タイプに決められました。
それでは引き渡し日の採寸調査を。

前回採寸したお客様とほぼ同じの横幅と奥行きのベランダです。

上からの排水パイプの位置こそ違え、こちらも同様にパイプがありました。

本当は室内高さにウッドデッキを造りたかったお客様ですが、管理規約により建築基準法によるフェンス高さを確保するため、ウッドデッキ高さが決められていましたのでその高さのBタイプ(ベランダの勾配なり仕上がり)で施工することになりました。

ベランダの勾配は隔板下のすき隠し板で判ります。
調査・採寸も終了し引っ越し前に施工へ。


すき間無しイペのウッドデッキが出来上がりました。

室内から見たウッドデッキ。こちらから見た方が、すき間無しが実感できるかも。
管理規約基準に合わせ高さも低いので網戸下へ納まったBタイプのウッドデッキです。
少々の勾配を気にしないのであれば、金額も安くなってお得感がありいいかもしれないですね。
お客様からアンケートで、
「子供達も、大変気に入りピョンピョン飛び回って遊んでいます。
この度はありがとうございました。」
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
守谷市の戸建て住宅へお住いのお客様から、お電話をいただきました。
お話しによると7年前に新築された時に工務店から勧められて一緒にウッドデッキを造られたそうです。
それが数年前から腐り始め、いよいよ危なくなってきたので取り換えようとの見積もりご依頼でした。
大きさをお聞きして概算見積もり後に現地調査へお伺い。

大きさは電話でお聞きしていた通りのサイズ。

階段も1ヵ所とお聞きしていた通り。

フェンスデザインはお聞きしていなかったのですが、縦格子のフェンスでした。

工務店が作られたので使用されている木材は杉へインサイジング(薬液が中まで入るよう針で穴明けされた)もされた防腐注入木材でした。
床板は少々ですが、フェンスが一番腐っていました。
縦格子フェンスは施工を間違えると一番腐りやすいデザインなんです・・・・水が溜まりやすい構造に作ってしまう職人(大工?)が多いんです。
このブログで何度も書いてるように耐腐朽性の高い木材(イペ)、構造計算をした設計、水が溜まりにくい施工の3拍子が揃って初めて10年保証できるウッドデッキとなります。
お客様は今ある縦格子を気に入っているとの事でしたので、同じ縦格子でも腐りにくいデザインへ変更することを説明し、ご納得いただきました。

縦格子フェンス付きウッドデッキが完成しました。前のデザインとどこが違うかお判りですか?

階段も同じ大きさ、同じデザインに作っています。

いろいろな木目と色が混ざったイペの床。いかにも天然木らしいと、お客様が気に入られた理由でした。

これで10年保証の縦格子フェンス付きウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
松戸市の中古マンションを購入されたお客様から資料請求と見積もりご依頼いただきました。
お部屋の引き渡し前でしたが、売主様の了承を得たとの事でお部屋の方へ現地調査へ。

避難はしごのハッチがあります。この上へ蓋加工して隠したいというのがお客様のご希望でしたが・・・・・

窓の水切り高さまでは5cm弱しかなく避難ハッチに蓋加工しますとウッドデッキは最低でも10cmくらいの高さになります。
そうしますと網戸の下端より高くなり、網戸が簡単には外せなくなることを説明しますと悩んだ結果、網戸の外しを優先して避難ハッチ蓋を断念することに。

こちらの室外機は現在お住いのお客様の持ち物。
室外機をウッドデッキ上へ載せるようにしたいお客様は、引き渡し⇒ウッドデッキ施工⇒室外機設置⇒引っ越しと短期間で行うスケジュールを考えられていた為の、引き渡し前の現地調査依頼でした。
それでは引き渡し翌日に施工しましたウッドデッキを。


ちょうど避難梯子ハッチと同じくらいの高さのウッドデッキになりました。
今回のように窓前に避難はしごがなく、室内と同じ高さにウッドデッキをつくるこだわりが無ければこの当社でいうBタイプも一考です。
金額もAタイプからしますと当然安くなりますし。

Bタイプでも窓の水切りからは数ミリ高くなったウッドデッキ。Bタイプでも最低の高さにはなってしまいます。

掃き出し窓ではなく、またぎ窓でしたのでまたぎ框よりは低くなっています。
引っ越しも終わり落ち着かれたお客様からアンケートで、
「大変丈夫で見た目にも素敵なバルコニーになりました。
大切に活用して楽しみたいと思います。ありがとうございました。」
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキの交換工事を。