大規模修繕時の対応があるので~品川区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年9月7日

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今回の紹介は品川区の新築タワーマンションのベランダウッドデッキ。

昨年9月、マンションご購入直後に資料請求いただきました。
このブログもご覧いただいたようで、「10年保証付きで大規模修繕時の対応(取り外し・保管・再組立てサービス)があるので安心出来ますので・・・」と、ご注文。

マンションのインテリアオプション販売会でもウッドデッキはありますが、「10年保証付き」「大規模修繕時サービス付」というのは、なかなか無いようです。

 

テクノグリーンでは十数年前からマンションウッドデッキを施工販売していますので、すでに数十か所かのウッドデッキでこのサービスを行っています。
また、そのうちの何か所かをこのブログで紹介しています。

 

それでは、内覧会時の採寸と調査の写真を。

 

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内覧会の時点で、既に1台の室外機は設置されています。この室外機カバーをご希望ですので採寸を。

 

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この給湯器の下にも室外機を設置予定。こちらのカバーは後にメーカー名と機種をご連絡いただき、製作する事に。

 

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こちらの避難はしごには、蓋カバーを設置。

内覧会から引き渡し日まではしばらくありましたが、その間にゆっくりと製作し施工へ。

 

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室内から見たベランダウッドデッキ

 

引越し前のリフォーム中にウッドデッキを施工。(新築マンションでもリフォーム?される方は結構いらっしゃいます)

 

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給湯器下への室外機は、これからの設置予定ですがエアコンメーカーカタログからカバーを製作していますので、ピッタリ入るはず?
こちらは上に給湯器があるので、カバーの高さはギリギリに作っています。

 

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はい。中はカラッポ。

 

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避難ハッチの蓋はこのように開けられます。

 

「お世話になっております。
その節はありがとうございました。
想像以上に素晴らしい出来映えでリビングも広く見え、主人も大変満足しております。」

施工完了後にお客様からいただいたメール。
お問い合わせから、いろいろな打ち合わせまで奥様がお一人でされていました。
ご主人にも満足していただいて良かったですね。

今回、お客様がお選びになられたのはイペ。
すき間無し施工ですのでフローリングと同じ感じに仕上がります。

それで、なおさら室内との一体感が生まれるんですネ!

それでは今回の紹介は終了。次回は戸建の2階ベランダへ増設したウッドバルコニーを紹介します。

 

戸建のルーフバルコニーデッキ~千葉市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年9月1日

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今年の初めに、千葉市のお客様から戸建ベランダへウッドデッキの資料請求をいただきました。

その後、家の図面を送付していただき、概算見積もりご、現場調査へ。

 

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出幅が3mと2.1mの出幅違いのベランダ、というより戸建のルーフバルコニー。
広さもたっぷりあります。

 

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出幅が3mの方の掃出し窓サッシとベランダの段差は120mm。出入りするにはけっこうきつい段差です。

側面のフンンス壁をご覧いただければ、お判りの通り、しっかりと勾配が付いたバルコニーです。
バルコニーの防水を考えたら、勾配がきつい方が良いのですが、使うには・・・・・

 

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3m出幅の部分も今回は1枚板のユニットにて製作・施工。
使用木材はイペですので、マンションのバルコニーデッキと同様すき間なし施工です。

当然この長さだと、室内を通すことはできません。
そこで今回は、調査時にお客様と打ち合わせ行い、屋外からの搬入。

この方法は常に出来るわけではなく、条件次第となりますが、3mの一枚板施工はやっぱり良いですね!

 

 

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サッシ枠下ピッタリの高さに施工しましたので、これで出入りが楽チンに!

室外機のホースを外してO・Kとの事でしたので、今回は室外機部分はくり抜かずウッドデッキの上へ。

 

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排水溝部分は、ある程度の排水性と溝部分の掃除を考慮しまして7cmほどオープンにして施工。

 

面積は約16㎡くらい。工場でバルコニーに合わせて製作してますので、現場の施工は半日で完了。
現場での施工時間を短縮し、お客様の拘束時間・負担を減らすのがテクノグリーンのオリジナル工法です。

無味乾燥の防水層の剥き出し、段差が10cm以上もあると、せっかくのベランダ・バルコニーも洗濯物干場だけで終わってしまいます。

詳しくは専用の「戸建ベランダのウッドデッキ」をお問い合わせフォームからお選びの上、お問い合わせください。

 

※申し訳ありませんが、無料の資料・サンプル・写真集は関東地区のサービス地域へお住まいの方のみとなっています。

 

お客様から施工完了後、

「子どもたちと乾拭きで磨き、裸足で寝ころびながら遊んでおります。
陽射しが強い場所なので(屋根もなく雨ざらしでもあります)
何か保護材のようなものあればと考えております。
おすすめのものがございましたら、教えていただけますとご幸甚です。」

 

といただきましたので、前回のブログでも書きましたようにイペには防腐塗料は必要が無いというか無意味なので、木材保護塗料のシッケンズを紹介。
イペ材のメンテナンスとしては、保護塗料+乾拭きが最強かも。

実際数年前に、乾拭きだけでもの凄い”艶”を出しているお客様のイペのバルコニーデッキを拝見させていただきました事があります。

 

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施工後3年経ちましたマンションのバルコニーウッドデッキ。ウッドフェンスと室外機カバーを追加ご注文いただいた時に拝見させていただきました。

週に1~2度、乾拭きをされてるそうです。塗装していなくてもこれだけ色艶があり、表面の毛羽立もなくツルツルでした。

乾拭きだけで屋外で使用していても、新品時以上になるイペ。さすがですネ!

 

これで今回の戸建ルーフバルコニーデッキの紹介は終了しまして、次回はマンションのバルコニーデッキを。

 

 

 

ウッドデッキの塗装は?~葛飾区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2015年8月26日

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戸建、マンションを問わず「ウッドデッキに塗装は必要ですか?」という質問が一番多いかもしれません。

今回は、そんなご質問へ実際の例を紹介しながら答えたいと思います。

葛飾区のお客様から「10年くらい経ったウッドデッキが腐ったので、解体と新設を考えています。」と、お電話をいただきました。

 

現調時の写真を連続で。

 

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横幅7.3m、出幅1.8mのフラットデッキです。
広い日本庭園に落ち着いた風情でマッチしています。

 

塗装は雨もはじいていますし、近寄ってみても腐った部分は見当たりません。・・・・・・・表面は。

 

家を新築されたときに、同時に施工されたウッドデッキ。
施工した外構工事屋さんからは、「毎年塗装してやれば長持ちしますよ。」と言われ実行していたそうですが・・・・・

ちなみに、木材はレッドシーダー。10年前頃は大手エクステリアメーカーが、こぞって販売してました。

塗料が”塗らさった部分”は、腐らず長持ちしていました。防腐剤入りの塗料はどのメーカーにもかかわらず、防腐効果は確かにあります。

しかしよくよく考えると、隠れてる構造部分(束・大引き・根太)を塗るのは大変じゃない?
下へ潜って塗るとか、いちど全部ばらして塗るのは・・・・・

 

それ以上に大変なのは、天然の木材は大小、多少は別として割れます。
その割れた内部を塗るのは———これは無理!

内部へ雨水が浸み込んだところから腐り始め、そこから横へ上下へと腐朽していきます。
これが始まるとその部分は空洞化し、なおさら水が溜りやすくなり、もう腐朽菌の天国状態です。腐朽速度も早まります。

腐朽で所定の強度がなくなった木材はある日、乗った瞬間にバキッ!

 

お客様は、バキッ!の前に気づかれ作り替えを決められたようです。

今回、解体時に私は立ち会えず残念ながら腐った部分の写真はありません。
画像は今までこのブログで紹介しました”腐ったウッドデッキの取り替え工事”を参照してください。

 

それでは、サイズは全く同じで腐朽に対して10年保証付きのイペウッドデッキ(無塗装)の完成写真を。
※一度ウッドデッキを腐られたお客様は、いろいろと調べ、比較検討の上イペを指定されました。

 

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これで毎年の塗装から、解放されます。

気ままなときに楽しんで塗る分には良いんですけど、”塗らなきゃいけない”と強迫観念にかられて塗るんではずいぶんと違いますからね。

 

それでは、最後に質問への答え。

「塗れるところへは効果があるが、塗れない部分には効果が無い」・・・・・・当たり前なんですが、なかなか気づかない。
そこで、防腐剤に頼らなくても元々耐腐朽性のある木材。これを使えば、大丈夫。

といって、塗装そのものを否定する訳ではなく、色を保つには塗装が一番。・・・・これはお好みで。