昨年の暮れに、品川区のマンションにお住まいのお客様から資料請求いただいていました。
その後間取り図面をメールで送付いただき、概算見積もりをさせていただきました。
見積もりが、ご予算内との事で採寸へお伺い。

ウッドデッキの仕上がり高さをこの網戸下までにするのがお客様のご希望です。

下から12cmほど、ありますので余裕で高さ調整タイプが施工可能です。つまり水平なウッドデッキに仕上がります。

こちらにある2台の室外機。これらへの室外機カバーもご所望です。当然室外機に合わせてカバーを製作するのでサイズをしっかり測ります。
この調査・採寸を終えた翌日にお客様からメールで、
「室外機2台を1つの横長のカバーにしていただけないでしょうか?
サイズが無理でしたら、室外機1台につきカバー1つでお願い致します。カバーの上にプランターなど置けるようにしてください。」
と、いただきました。
製作するの事自体は可能ですが、なんせイペで作ると重くマンションの場合、運搬・搬入が大変です。
2段積みタイプも重いので上と下へ分割して製作し現場で組みたてるのですが、横長2台分カバーは骨組みまでの半製作とし、残りは現場で取り付けます。
それでは完成しました室外機カバーを。


室外機カバーというより、立派な花置き台となりました。
さて仕上がり高さは?


はい、こちらも網戸下へピッタリと納まっています。
これでマンションベランダデッキの紹介は終了。次回は最近お問い合わせの多い、マンション大規模修繕時の保管サービスについて・・・・・です。
12年前に台東区のマンションへお住まいのお客様のところでベランダウッドデッキを施工させていただきました。
メインのリビング前のウッドデッキの施工後、すっかり気に入っていただき追加でキッチン横の小さなベランダへもウッドデッキをご注文いただいていました。
12年が経ち、大規模修繕工事が始まるとのご連絡をいただき取り外しへ。

こちらがメインの取り外し前のウッドデッキ。退色はしていますが、表面は全く劣化していません。・・・・・・・お客様も感心していました。

取り外し後のベランダです。

こちらが追加でご注文いただきましたキッチン横のウッドデッキ。こちらも併せて2ケ所の取り外し保管となります。
5ヶ月間の大規模修繕工事が終了し、再設置を。


キッチン横のベランダウッドデッキ。オプションで高圧洗浄と塗装もご注文いただきました。


リビング前のウッドデッキ。こちらも塗装していますので、違った雰囲気をこれからも楽しめますね。
大規模修繕時サービスの保管時に塗装をご希望される方から「塗装すると、どのような色に?」とお問い合わせが多いのですが、この写真を参考にしてください。
これでベランダウッドデッキの大規模修繕時サービスの紹介は終了しますが、このサービスは原則当社が施工しましたウッドデッキのみとしています。
例外としましては他社施工でも根太も含めオールイペのウッドデッキ(腐っていないはずなので)で、大きさをお知らせいただいた場合のみ見積もりさせていただきます。
※当社で施工しましたウッドデッキは、資料・図面が残っていますので保証書に記載されたお名前と年月日をお知らせください。直ぐに見積もりさせていただきます。
ちなみに腐っていなくても人工木のデッキは、申し訳ありませんがお断りしています。・・・・・・・理由は長くなりますので別の機会にこのブログで・・・・・・
次回は2階建てウッドバルコニーの紹介を。
中野区の新築マンションを購入予定のお客様から資料請求いただきました。
「違っていたら、すいません。御社で施行されたお部屋があるのではないでしょうか?」
と、購入予定のマンション名とお部屋の間取り図面を送付いただきました。
半年ほど前に、このブログで紹介しましたベランダウッドデッキをご覧になり、似ているベランダでもしかしたら同じマンション?かと思われたようです。——-はい、同じマンションでした。
「あの写真のようにベランダが変わるなら是非とも見積もりをお願いします。」
図面からの概算見積書を送付させていただきましたら、想定内の価格でしたとの事で内覧会での採寸依頼をいただき調査へ。


半年前に施工させていただきましたお客様のベランダとほぼ同じ。

ベランダから窓までの高さも同じでしたので、前回施工時のお話をさせていただき同じ高さの60mm規格高さ、網戸下までに仕上げる事で決定。
ご注文をいただくときにお客様からメールで、
「販売元の担当者から確認がありました。こちら側の問題なのですが教えてください。
特に騒音を発生するものでなければ管理組合に申請しなくても施工できます。
私の認識は、現場で部材を切るなどの加工はなく、採寸されたウッドデッキを敷いてビス止めするという内容で大丈夫ですよね?
度々の問い合わせですいません。
お隣、上下階はすでに入居済ですので明確にしておきたいです。
よろしくお願いします。」
——-当社のイペすき間無し施工タイプは工場で現場に合わせたユニットを製作していきますので、現場で打ち込むビスは通常の1/8です。
現場でのカットも1~2ヵ所と少なく、近隣からクレームもほどんどでない工法です。この旨をお客様に伝えて販売会社へからも了承を得ていただきました。——
通常マンションベランダウッドデッキの場合は製品搬入も含めて半日。今回も8時から搬入を開始し11時には作業が完了しました。
その施工結果は下の写真で。


使用木材も半年前のお客様と同じイペで、すき間無し施工となっています。

こちらが網戸下までの高さ。


室内からは若干下がった高さですが、見た目はそれほどでもありません。
ベランダからサッシまでの高さが無くベランダの勾配も小さいところは、室内と同じ高さにならなくてもサッシ下までというのもいいかもしれませんね。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は社屋庭へのウッドテラスを紹介します。