投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年2月16日
タグ: さいたま市, すき間無し, イペ, ウッドデッキ, ウッドパネル, タイル, ドレンホース, ベランダ, マンション, 大規模修繕, 腐朽
ウッドパネルをウッドデッキと称して販売している会社があるので、お客様から「どう違うの?」と聞かれる事があります。
今回丁度、比較するには良い例がありましたので紹介させていただきます。
さいたま市のマンションへお住まいのお客様から「新築で入居して13年経ちますが、これから大規模修繕工事が始まります。オプションで付けたウッドデッキがあるのですが、これを今回撤去して修繕工事後に新しいウッドデッキにしたいと思います。」
というご連絡をいただき、先ずは撤去へ。
これがウッドパネル。
30cm角で裏には樹脂製のベースが付いていて、隣り合う同士をこの樹脂製の凹凸をはめ込む事で繋ぐ合わせる構造となっています。
裏側を見るとこんな感じ
あれ!この木材はイペじゃありませんか。さすがに木材はイペですので、腐ってはいません。
12~13年前にイペのウッドパネルを使用しているとは、良心的なインテリア販売会社だったとは思いますが・・・・・・・
それでは何故、今回廃棄して新しい同じイペ材での”ウッドデッキ”にしようと考えたのか?
この写真でもお判りの通り、パネルのつなぎ目のみならず板と板の間も5mmくらいのすき間があります。
何度も下を掃除されていたようですが、やっぱり下の汚れが・・・・・
それ以上に解決できないのがこの室外機のドレンホース。
ホースを通すほどの空間がありませんので、ベランダを横切ってホースをは雨水溝まで這わせるか、その場でパネルの上に垂れ流しにするかしかありません。
これは”ウッド”パネルだけではなく、構造が同じ”タイル”パネルも一緒です。
この2点の理由でパネルからデッキへ新たに施工しました写真を。
一枚板で作るウッドデッキ。イペ製なのですき間はありません。
室内から眺めるベランダ。この一体感もデッキに変えた理由かな?
この通り。ドレンホースはウッドデッキの下を通って排水溝まで。
やっぱり、これが一番の理由だったのでしょうか?
それでは今回のベランダウッドデッキとウッドパネルの違いの紹介は終了。次回は庭のウッドデッキとお隣のコンクリート塀を隠すウッドフェンスを紹介します。