ハンモックを吊るパーゴラ~一ノ宮町

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投稿者:technogreen | カテゴリ:パーゴラ付きウッドデッキ, 別荘地ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年12月25日

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今回の紹介は千葉県の一ノ宮町。
テクノグリーンの所在地、柏とは同じ県内ですが対極の地となります。

ただ、高速道路にさえ乗ってしまえば、最後は九十九里有料道路(通称:波乗り道路)を使ってスイスイと。
但し、このオフシーズンだけで夏の海水浴シーズンは・・・・・・。
こちらの周辺は、道路の名前の通りサーフィンの盛んな地でもあります。

そう、今回のお客様もサーファーで週末にサーフィンを楽しむ為の別荘のウッドデッキ。
今まであったウッドデッキのフェンスが今年の台風で壊れて飛んでいってしまったそうです。・・・・怖いですね~。

 

それでは、現場調査時の写真から。

 

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ここにフェンス支柱がありました。ポッキリと折れています。
工務店の大工さんが、わざわざ腐りやすく折れやすい合欠き加工をしていたようです。
ウッドデッキの専門施工会社でも、いまだに、柱や支柱にこの欠き加工をしているところもあるようですが、欠いた分細くなりますので断面欠損分を考慮して設計しませんと、こんな風になってしまいます。

 

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ウッドデッキの裏側。表側で見られる以上の腐朽菌(写真の白い部分)が見受けられます。
よく「メンテナンスを毎年してやれば」と、いう方もいますが実際、この裏側をメンテナンスするのは大変かと思います。

せっかくのサーフィン用の別荘なのに、メンテナンスの為にウッドデッキ下に潜るなんて・・・・・・「同じ潜るなら海の中でしょ。」と、今回は耐久性抜群10年保証のイペ製ウッドデッキをご選択いただきました。

 

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こちらの写真が既設ウッドデッキの全体像。このようにあったクロスフェンスの半分が壊れたようです。クロスフェンスなので掛かる風圧は小さいはずなんですが。。。。。今年の台風は風が半端なかったですもんね!

お客様と、新規のウッドデッキの使用・サイズを打ち合わせしまして施工日はお客様が不在の平日に決定。

それでは、完成しましたウッドデッキの写真を。

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パーゴラ付ウッドデッキ。
最近はパーゴラ付ウッドデッキより、タープを張れるルーバー無しの方が多いのですが、今回は理由があります。

 

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ルーバーの真ん中にハンモック用の金具が付いています。
えっ!1点で吊るのはハンモックではなく、ブランコモックっていうんだって?知らなかった~。・・・・もしくはハンモックチェア?
打ち合わせ時にお客様から吊る予定の両方を見せていただきました。勉強になります。

 

ちなみに2点で吊る普通のハンモック用の金物は柱に付けています。・・・・・サーフィン後にここで昼寝をしたり、ブランコモックで揺れながら読書でもするんですかね~。のんびりとした時間を過ごせそうですね。

今回ハンモックの使用に耐えられるようにルーバーも桁も柱も通常より大きな断面サイズのイペを使用しています。

 

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ルーバーは既設のオーニングの上にくる位置に施工。

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今まではフェンスが付いていましたが、今回のウッドデッキはパーゴラのみ。また前面は1段のステップ付にしてすっきりと仕上げています。

先日も同じように「今年の台風でウッドフェンスがグラグラしてきたのですが・・・・」と、ご相談をいただきました。

「とりあえずフェンス支柱と横架材(大引き・根太)との木組部分が腐ってるか、欠き加工(柱を削っての組み合わせ)をしていないか一度チェックしてみては?」とアドバイスさせていただいています。
このケースも調査するようになれば、そのうちこのブログでご報告を。

 

これで、一ノ宮町のパーゴラ付ウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建の2階ベランダへのウッドデッキです。