今日も台風の雨で、施工現場は延期!今年は本当に台風が多いですね。そのおかげで施工予定も大幅に狂い、施工日調整でてんてこ舞い。施工お待ちのお客様にはご迷惑おかけしています。この場を借りてお詫び申し上げます。
また、それやこれでこのブログ更新も10日もできませんでした。・・・・と言い訳して、さて本題です。
今回ご紹介する武蔵野市のお客様のウッドデッキは、三角ステップ付です。出幅違いのウッドデッキで入隅になる所を三角形のステップにしました。
それでは、現地調査時の写真から。
裏庭の2面がこのようにブロック塀で囲まれています。それでいて、建物とは微妙に矩(カネ)がでていません。要は建物壁と平行や直角にはなっていません。
パッと目は平行に見えても、以外とそうではない場合が多いので、この辺をしっかり測量して図面を描かないと施工に入ってからエライ目になり、施工部隊からお叱りが出てしまいます。
狭!左側がこの裏庭へ繋がる通路です。材料搬入はここからとなります。こりゃ、今回は太めの職人はダメだな!(テクノグリーンには太めの職人はいませんが)
庭の片隅にある散水栓。この上もウッドデッキになりますので、この散水栓から配管してウッドデッキ上に立水栓を設けるのがお客様のご要望です。
お客様は、庭にご希望されるウッドデッキの範囲を予め線を引き描いていましたので助かりました。
お客様は入居以来手つかずだった庭作りを今回ウッドデッキをメインとして手掛けるようで、ウッドデッキ完成後に残りの敷地のガーデニングをお考えのようです。
他のお客様からもよく聞かれるんですが、「ウッドデッキが先?後?」と。
・・・・・ウッドデッキをメインとした庭作りなら、やはりウッドデッキが出来てからの方が、残りの部分をどうするかはイメージしやすいと私は思っています。・・・・・
こちらも雨の影響で施工予定日より少々遅れてしまいましたが施工完了。
今回、板張り方向はお客様のご希望で横張りとしています。またイペの場合はすき間なしで施工するほうが多いのですが、これもお客様のご希望ですき間2mmで施工。お好きなすき間で施工しますので、ご指定ください。
1辺約1mの二等辺三角形の1段ステップ。出幅違いのウッドデッキの入り隅部分には、この三角ステップもいけますね!
掃出し窓前のウッドデッキは奥行き約1.2mで通路的なご使用をされるようです。
こちらが幅3m、奥行き4mのメインウッドデッキです。7畳分以上ありますのでかなり広いです。いろいろと使う事ができますね。
こちらは、お客様支給のアルミ製の立水栓と水受け鉢。
このタイプの立水栓は基本的には庭の土中に建てる前提で作られているので、ウッドデッキの上に付けるとなると、高さが足りなくなってしまうので、嵩上げと固定を兼ねたコンクリート基礎が必要となります。
しかもコンクリート打設前には配管も必要となり、ウッドデッキ本体工事の数日前に、この配管と基礎工事を先に行いますので木製立水栓と比べますと+1日の施工日数となります。
木製立水栓の場合は、ウッドデッキと同じイペ材で製作し固定も木同士ですので簡単に固定ができる上、長さや蛇口位置もご希望通りに製作が可能です。
でも、お気に入りの既製品を取り付けたい方には今回のお客様のように支給いただいてもO・Kですし、当社扱いメーカーのカタログからお選びいただく事も可能です。・・・・・基礎工事分、ちょっとコストがかかりますが・・・
今回の紹介はこれで終了。次回は鉄骨構造の駐車場上ウッドデッキです。お楽しみに。