記録的な連続猛暑日だそうです。
このような猛暑日でルーフバルコニーのウッドデッキ施工をすると、職人が熱中症でバタバタと。
うちの職人曰く「朝の8時でもう、コンクリートに落ちた汗が、ジュッといって湯気になるんだぜ~」
・・・・表現はオーバーですが、コンクリートが熱くなるのは本当です。
という事で、今年からは猛暑日でのルーフバルコニー施工は控えさせていただいています。
ルーフバルコニーは雨でも駄目、暑い日も駄目と施工する立場からしますとけっこうな難所です。
でも今回紹介させていただきます板橋区のマンションルーフバルコニーデッキは、こんなに暑くなる前の施工でした。
今春、新築マンショへ引っ越しされた時点で「夏までにウッドデッキを施工したいです。」と、間取り図面を送付いただきました。
出幅は3m、横幅は11m以上ありますが、
洗面所側の出入り口。
リビング側の出入り口・
この2ケ所の出入り口をカバーする範囲に、今回はウッドデッキ施工します。
大きな面積のルーフバルコニーでは、こうして使う範囲だけをウッドデッキ化する方も結構いらしゃいます。
このように部分施工の場合、仕舞い端部は幕板を付けて仕上げます。
部分施工といいましても横幅は6.3mほどありますので、この時期ですとビニールプールを出したりその横にテーブルを置いて食事をするにも十二分の広さです。
こちらはリビングからの窓。2か所の窓前がウッドデッキで繋がっていますのでなにかと便利に使用できると思います。
今日みたいな暑い日は、ウッドデッキの上にプールを出して子供たちがはしゃいでいるのかな?
お客様からは施工翌日にいただいたメールで、
「昨日はウッドデッキ施工ありがとうございました。
家族一同とてもウッドデッキに満足しています」
と、いただいていましたが・・・・・
では、この辺で今回の紹介は終了としまして次回は前回の予告通り、屋根付きの駐車場上ウッドデッキです。
今回の紹介は東京都板橋区のマンションルーフバルコニーウッドデッキです。
中古マンションをご購入され室内をリフォームをして住まう計画でしたが、リビング前のルーフバルコニーが古くなっていて汚れも目立ち殺風景。
購入時に3~4年で大規模修繕時期を迎えるとの事をお聞きしてたそうで、今回バルコニーのウッドデッキを施工するか、修繕工事が終了してから施工するか悩まれたそうですが、「3~4年も殺風景なルーフバルコニーを見続けるのも・・・・・」と、リフォームに合わせての施工を決断されたようです。
実は、この大規模修繕までの残された期間により、ご相談を受ける事があります。
「○○年後に大規模修繕工事があるんですが、施工した方がいいでしょうか?またその時の一時保管サービス費用はいくらぐらいでしょうか?」
保管サービス費用は、新設のウッドデッキ見積もりをすれば概算を出せますが、施工した方が良いのかどうかは、私としては回答に詰まってしまいます。
・・・・・ただ、1年内外で修繕工事が決まってる場合は、あまりお勧めしませんが。
今までの例からしますと、2年より以降の場合はウッドデッキを施工されているケースが多く、既に大規模修繕があって一時保管サービスを経験された方も数名いらっしゃいます。またこのブログでも数件紹介させていただいています。
大規模修繕工事が終わり、ウッドデッキの再組立ても終了したお客様からは「ウッドデッキの再組立てが待ち遠しかった。」とのお言葉もいただいているくらいウッドデッキが生活に溶け込んでいるんですね。
それでは、今回の調査時の写真から。
ルーフバルコニーのコンクリートが黒ずんできてます。毎日これをリビングから見えるのも・・・・・・
お客様は今回、ウッドデッキをこのアゴ(梁)の高さまでとご希望。優に30cm以上となります。
アゴ高さに合わせての施工。幕板15cm幅を2枚。
施工部分は窓枠部分まで。これでも十分に室内からの景観は変わります。
フェンス側は、ぎりぎりまで施工。
室内から見たウッドデッキ。横張りです。そしていつもの仕上がり感が全然違う、すき間無し施工。湿潤時の膨張係数が非常に小さいイペ材ならではの施工法です。
テクノグリーンへ資料請求いただくまで、イペをよくご存じなかったお客様も資料とサンプルをご覧になってイペでのウッドデッキを!と。
もちろん、施工完了後も材質にご満足いただけました。・・・・というところで、今回の紹介は終了。
さて次回は、以前に予告していました屋根上のウッドデッキ、正確には「屋根上と屋上へのウッドデッキ2か所」を紹介します。お楽しみに。
投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年4月23日
前回に続き、板橋区新築マンションのルーフバルコニーウッドデッキです。
内覧会での採寸・調査が終わりましたが、排水溝の幅や深さ段差の大きさと、お客様にとりましては予想外の事のようだったです。そこで数日後に今度は事務所の方へ来ていただき、仕上げの打ち合わせとなりました。
ご希望はバルコニーへ出る段差を小さくしたい、大きな排水溝もできるだけ隠したい。と、至極当然のご希望です。
ただ排水溝からは40cmくらい嵩上げしないと、出入りの窓部分の段差が解消されません。そうすると、必然的にアルミの手摺高さが低くなってしまうのですが、その事を伝えると「大丈夫」との事で施工へ。
施工完了後の写真から。
出入り口のウッドデッキ高さ
サッシ下枠の水切り上端へ高さを合わせて施工。これで出入りは格段としやすくなりました。もちろん水平仕上げ。
同じ面を逆方向から
左に見えますのはエアコンのドレンホースを接続出来るように、予めウッドデッキの下へ配管して排水溝まで繋げています。こうしておけば室外機を設置するときに、このホースに差し込めば一丁上がり。ウッドデッキ下のバルコニーが濡れませんので湿気上がりもありません。これはテクノグリーンのベランダデッキ、ルーフバルコニーデッキでは標準仕様となっています。
排水溝部もカバー
半分近く排水溝が占めていた通路部分も溝を隠すように敷設しましたので、安全に通れるように。この写真では和kリにくいですが、途中にあった排水口の上も点検口蓋加工にして隠しています。
正方形のルーフバルコニーデッキ
こちらは最大出幅のルーフバルコニー。3m四方ありますのでベンチ、テーブルを置いての使用も可能です。また同じく大きな排水口もポッカリと開いていましたが、当然蓋加工。
同デッキを室内から
施工終了間際に雨となりました。上と下の部分は庇がないので雨に濡れたウッドデッキとなりました。イペは硬質で緻密な木材ですので、濡れるとこういう風に光沢が出ます。塗装タイプのイペウッドデッキは丁度このような色合いと光沢になります。イペ材に塗装を検討中の方は参考にしてみてください。
小さなルーフバルコニー
小さなルーフバルコニーへもウッドデッキを敷設。こちらは利用頻度は少なさそうですが、室内からの眺めは施工前と施工後では断然違います。・・・・・・コンクリートが剥き出しじゃね。
コーナー部分を室内から
コーナー部分のウッドデッキを室内から見たら、こんな感じです。
ルーフバルコニーへウッドデッキ敷設を御検討中の方は、こちらからお問い合わせを。