前回ブログで予告しましたように、東京は葛飾区の新築マンションのベランダウッドデッキです。
お客様へマンションベランダウッドデッキの資料をお送りして直ぐに、見積もりご依頼が・・・・・「内覧会も終わり、もうすぐ確認会なのですが、採寸していただけますか?」
お話を聞きますと、確認会後、ほどなくなく引き渡し、数日して引っ越しとスケジュールが押しています。この引き渡しから引っ越しまでの間でウッドデッキ施工を行いエアコンの取り付けをしたい!ウッドデッキは室外機部分をくり抜きたくない!
と、まぁこんなご要望でしたので、施工スケジュール調整の上、調査担当者が確認会へ同行。
内覧会時より確認会の方が時間がかからないので、ウッドデッキの打ち合わせ時間はたっぷりとれます。が、施工まではあまり時間がとれません。
避難ハッチがありますので、当然、蓋加工にして隠したい!このハッチの蓋と床を見たらお判りの通り、外へ向かってかなりの傾斜がついています。
直床構造の為、掃出し窓ではなく「またぎ窓」になっています。ついでにサッシ網戸下からベランダまでは3cmhどしかありません。
この高さだと薄いパネル状の物しか敷設できないんじゃないの?マンションの販売会社や施工会社は、お客様が「ウッドデッキを施工しベランダを水平にして使いたい」という希望がある事には気づいてないのか無頓着なのか?
それはともかく、そこを何とかお客様のご希望を少しでも叶えるべく施工しましたのが下の写真。
またぎサッシ枠高さにウッドデッキを敷設していますので、サッシレール部はそれより下がっています。
ちなみに手前に見える敷物は施工養生用の毛布です。施工完了直後に撮った写真なのでご勘弁を。
このように、レール幅分すき間が出来てしまいます。これがノンレールサッシの掃出し窓なら、完璧なバリアフリーのベランダになるんですがね~。直床のマンションはその構造ゆえ、仕方がないんですかね?
音の問題もさることながら、将来のメンテナンスやリフォームを考えたら絶対、二重床の方が有利だとマンションに住んでいない私ですが、そう思うんですが・・・・・
室外機を設置したときにエアコンのドレンパイプをこれに繋ぎます。
室内は直床ですが、ウッドデッキは二重床構造になっていますので、事前にデッキ下に敷設された配管を通って、排水溝へ流されます。これでデッキ下のベランダを濡らさず湿気対策も十分!エアコンのドレン水って結構な量ですからね。
なんとか引っ越し前、室外機設置前にウッドデッキの施工を完了し引き渡しができました。よかった!メデタシ・メデタシで今回の紹介も完了です。
さて、このところようやく暑さも落ち着いて秋めいてきましたが、次回もまだまだ暑い盛りに行った渋谷区のマンションルーフバルコニーウッドデッキの紹介です。