投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年6月12日
タグ: ウッドデッキ, ベランダ, マンション, 水切り隠す, 豊島区, 開き戸
今回の紹介は開き戸があるベランダウッドデッキの施工例です。
豊島区にあります新築マンションのお客様から図面を送付いただき、概算見積もりがご予算に合いましたので採寸へ。
マンションの場合、間取り図面を送付していただくと、かなり正確な見積もりが可能です。採寸後の見積もりとの差は±3%以内に通常納まります。
図面を添付しましての見積もりご依頼、資料請求はこちら。
ベランダの中央部に柱があります。
すでに室外機が設置さrています。ホースがカバーで固定されているので動かせません。ウッドデッキはくり抜き施工となります。
こちらは引き戸の掃出し窓。サッシの水切りの「つば」が広いタイプです。お客様の御希望はこれも隠したい。
こちらは開き戸の水切り。
開き戸が開く高さで、なお且つこの「つば」部分を隠すのは、けっこう難易度が高い施工となります。場合によっては構造上の問題から不可能な場合もありますので、入念な計測が必要となります。
調査・採寸担当者はマンションを500ケ所以上採寸しているベテランですので、普通はその場で判断していますが、今回は微妙な寸法でしたので、その場から私のところへ電話で連絡。
丁度、会社にいましたので簡単な図面を描いて構造上の強度計算もしてギリギリO・K。
お客様にはその場で、ご希望通りの仕上げをお約束できました。
たまには、持ち帰り検討しましてから回答させていただく事もあります。・・・・・マンションのベランダウッドデッキは、この微妙な高さ関係が一番重要な要素となります。
それでは、施工完了の写真を。
柱にも合わせてきっちりと。排水溝部は50mmだけ開けて掃除が出来るように。
ご覧のように、水切りの「ツバ」部分はうまく隠せました。これで足元を気にせずに出入りできます。
毎日使用する部分って意外とこんな些細な事に思えるような事が重要なんですが、使ってみないと気付かないもんですよね。
新築マンションで施工されたお客様以上に、住まわれてから施工しましたお客様から、よく聞く言葉です。「ベランダへ出やすくなった!」
こちらが、開き戸前。
同じく「ツバ」を完全に隠しています。
設計と施工にひと工夫しての仕上がりですが、お客様のご希望を叶えることができました。
お客様が当社のウッドデッキをお選びになった理由のひとつが、「写真集を見て良かった。」とありましたが、こんな細かい所や「すき間無し施工、ビスの本数が少ないので綺麗。」と、おっしゃるお客様も多いです。
お客様のご希望に全て応えれる訳ではありませんが、できるだけ創意工夫して製作・施工するのがテクノグリーンの方針です。ご相談ください。