投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年11月21日
タグ: イペ, ウッドデッキ, ハードウッド, ベランダ, マンション, 塗装, 大規模修繕, 新宿区, 防腐注入木材
今回の紹介は、9年経ったイペに塗装したら?というテーマです。
9年前に新宿区のマンションベランダへ施工させていただきましたお客様から「大規模修繕が始まります。」と連絡を受けまして取外しへ。
さすがにベランダでも9年経つと、それなりに退色していますが他は全く問題なし。
避難ハッチ蓋部分の拡大しました写真ですが、傷みも全くありません。
そういえば先日、マンションのベランダへ防腐材を注入された杉材のウッドデッキの廃棄を頼まれて見てきたら、根太部分の腐りもあったのですが、表面が傷んでぼろぼろになっていました。・・・・・・ガーデニングが好きなお客様で、鉢や鉢置きの金物を頻繁に動かされていたようです。
******「柔らかいウッドデッキの上では、やっぱりガーデニングは無理ね。」という事で、こちらのお客様も大規模修繕後のウッドデッキはハードウッドのイペでのご注文となっています。数か月後になりますが、紹介させていただきます。*******
さて話は今回のウッドデッキに戻りまして、
お客様は今まで、本格的なウッドデッキの清掃はしてこなかったそうで、この際だからと4ヶ月ある保管中に高圧洗浄と塗装をお申込みになりました。
で、大規模修繕工事も終了して再組立てへ。
新品時にもいつも使用している一番顔料が少なく明るいブラウン系の塗料なのですが、ご覧のようにかなり濃い色になっています。
イペは表面を思い切りサンダー掛けしてやりますと、元の木肌が出て新品同様になるのですが、いかんせんコストが。。。。
やはり高圧洗浄+塗装。
これが現実的なのでお勧めしていますし、私的にはこの濃いブラウンも渋くて良いのではないかと。
今回の大規模修繕時の保管サービスの紹介は、これで終了しますが最近このサービスに関してのお問い合わせが非常に増えています。
テクノグリーンとしても、なんとか他社施工、他樹種のウッドデッキでも同サービスを行いたいのですが、以前にもこのブログでもお知らせの通り、職人が取り外しに伺いますと腐っていたり傷んでいて再組立てが不可能な状況がほとんどでした。
従いまして現在は当社施工の”イペのベランダウッドデッキ”のみに限らせていただいています。
次回は”新設”のマンションウッドデッキの紹介です。