投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年6月27日
タグ: イタウバ, イペ, ウッドデッキ, 目隠しウッドフェンス, 立川市, 立水栓, 耐久性
東京都立川市の戸建住宅へお住まいのお客様から資料請求いただき、送付後間もなくメールで、
「資料届きました。ありがとうございます。
我が家は南に面して家が建っているのですが、今 南側にお隣さんが新築中で、我が家に面している北側の窓等がどんな感じになるのかわからないので、お隣さんが竣工したら詳細に考えてみたいと思います。」
と、これが昨年秋のお話。
今年の春になりまして、
「お隣の建築工事が終わったので、改めて状況写真と我が家の図面を送らせていただき、再度お見積りをお願いします。図面の方に、こちらの希望を①~③に書いてあります」
いただきました写真。これとご希望のウッドデッキとウッドフェンスサイズを書き加えた敷地図面をメールで送付していただきました。
これだけあれば、正確な概算見積?を出すことが可能です。
ご予算の関係もあり、イペウッドデッキとイタウバウッドデッキの2案で比較検討していただきました。
ハードウッドの中でも価格的には安いイタウバ。(イペより3割くらい安いですが、強度も耐久性も3割ほど劣ります)
・・・・・・ただ製作・施工費はどちらも同じですので、施工費込の価格は3割も安くはなりません。
お客様は最終的に、質感と耐久性を重んじ”イペ”をご選択になりました。——-価格をとるか、品質をとるか、どのお客様も悩むところです。
これは現地調査時に撮った写真。この立水栓を嵩上げしてウッドデッキ上に設置するのが、お客様の御希望。
この工事だけは、事前に詳細にチェック、準備しておかなければ施工ができません。
お客様から事前にいただいていた寸法の確認でしたが、当方が測ってもピッタリ。
あとはウッドフェンスの仕上げ高さと詳細デザインを確認して打ち合わせは終了。
ウッドデッキが完成。
高さ1.8m、すき間2mmの横板目隠しウッドフェンス。
これで家の中に居ても、殺風景なお隣の壁や窓が目に入る事はありませんので、寛ぎの空間となりました。
ただ、これがいくら目隠しといっても無機質なアルミフェンスだったら意味がなく、天然の木材ならではのお話。
嵩上げした立水栓とウッドデッキに埋め込んだ水受けパン。
と、これが後でお客様のアンケートで
「当日、施工内容について、再確認もかねて説明がほしかった。
(デッキの上に立水栓の水受けが載るはずだったのに、デッキにうめこみ?になっていた)
結果としては満足ですけど。」
ん~。これは私が見積書には”立水栓部のくり抜き加工”と書いていただけで、打ち合わせ時に具体的な説明をしていなかったせいです。
今まで、この樹脂製の水受けパンは、よほどの理由がなければデッキをくり抜いて”埋め込む”という施工してきたので、見積書に記載すれば理解してもらえていると勝手に思い込んでいました。・・・・・・今回の反省点です。
なんだかこのブログ、施工例の紹介ブログだったのが、私の”反省ブログ”になってきたみたい。
——-気を取り直して、次回は”反省”ではなく”紹介”のブログを。戸建2階ベランダへのウッドデッキです。