投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年6月17日
タグ: すき間無し, イペ, ウッドデッキ, ベランダ, 一戸建て, 埼玉県, 所沢市
所沢市で一戸建てを新築中で戸建の2階ベランダへウッドデッキを検討中のお客様からメールをいただきました。
「他社さんと検討を重ねさせていただいているのですが、御社のショールームを少し見せていただきたいです。
急で申し訳ないですが、明日午前中に寄らせていただくので、その際、外の10年経過しているというイペ材のウッドデッキだけでも見させていただければと思っております。」
数か月前に資料請求いただき、その資料をごらんになって何度かメールでご質問いただいていました。
そして最後に10年経ったイペ材の確認ということで・・・・・・
翌日ご家族でご来社いただき、さっそく当社エントランスのウッドデッキと置いててから13年経つベンチ・テーブルをご覧になり、イペの経年変化を確認されました。
一通りご覧になった後、打ち合わせルームで図面を見ながらの打ち合わせに入ったのですが、その前に木材のご質問で「アマゾンOOOOってご存知ですか?」
この木材名のご質問は1ヶ月に何度となく受けるのですが「そんな樹種はありません!」
商品名として、そのような樹種名を付けているようですが、正式樹種名を明らかにしないで販売しているようで、今回のお客様も不審に思いご質問されたとの事。
「食品偽装ならず木材偽装ですね!」・・・・・木材は食品表示法のような法律がありませんので違法ではないですが・・・・
他にもイペ△△△、OOOウリンのように高級木材にあやかった木材名を付けて販売している会社もありますが、普通はカッコつきで正式樹木名を明記しています。
こんなやりとりをしながら、イペのすき間無し実物パネルとイタウバのすき間ありパネルを比較見して、少々高くなりますがイペのすき間無し施工でする事に決定。
・・・・・・写真だけではあまり判りませんが、間近で比較してみるとその差は歴然としているので、すき間からゴミが落ちる、落ちないがすぐ判ります。
この2週間後、家の引渡し前ですが工務店から了解をいただき、調査・採寸へ。
まだ内装工事中でした。
出幅違いのベランダでL型形状です。出幅が大きいところで2.7m。
跨ぎ窓ですが、高さはサッシ下をご希望。
高さを測ると16cm、平均より少々高いですね。跨ぎ窓のせいでしょうか?
施工完了。室内から見たベランダ。室内フローリングより高い位置にデッキが仕上がっていますが、またぎ部分からの段差は小さく出やすくなりました。
ベランダ側から。写真でもすき間無しの仕上がりは判りますでしょうか?
出幅違い部の仕上がり。
すき間無し施工のもうひとつの利点はビスが少ないこと。工場でパネル製作していきますので表に現れるビスは1/8の少なさです。これも綺麗に見える理由です。
これで今回の戸建ベランダへのウッドデッキ施工の紹介は終了。次回は同じくマンションベランダのすき間無し施工です。