投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年11月30日
今年の春に埼玉県所沢市で戸建ての家を新築予定のお客様から見積もりご依頼いただきました。
「ベランダ含む2Fの図面添付しました。貴社資料及びお見積りをお願いします。」
いただきました図面から戸建てベランダウッドデッキの見積書と資料を送付しまして数か月後に、
「以前いただきました見積の中のイペ製で、ウッドデッキを注文しますので現地調査を」と、ご依頼いただき新築中の現場へお伺いを。
まだ工事中でしたが、ベランダは出来上がっていてさっそく採寸。
戸建てのベランダウッドデッキの打ち合わせで一番重要な個所は仕上がり高さ。今回もお客様と確認しながら水切り下の高さに決めさせていただきました。
まだまだ、このように工事中の状態でしたが引き渡し日をお聞きしてウッドデッキ施工日を決定。
現地調査から約1か月後の引き渡し翌日に施工をさせていただきました。
高めの位置からベランダ全体の写真を。上からの写真ですとすき間なし施工の感じがよく判ると思います。
すき間なし施工はビスの数も少なく(従来工法の1/8)、目立たないのが特徴です。
施工翌日にお客様からメールで、
「ウッドデッキの施工ありがとうございました。大変気に入ってます。」
これで戸建てベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建て庭ウッドデッキを。
所沢市へお住まいのお客様からお電話をいただきました。
「イペ材でウッドデッキを施工している会社ですか?埼玉県の所沢市でも施工していただけますか?」
詳しくお話をお伺いしますと、14年前に家を新築された時にウッドデッキ用の木材に何が一番適しているか色々と調べた結果、イペが最高と確信し地元との造園工事屋さんに依頼されたそうです。
今回、庭のリフォームを計画されウッドデッキを増設する事になり、依然の施工された造園工事屋さんに連絡すると、もうイペを扱っていなくて人工木を勧められたそうです。
——-最近、造園工事屋さんやエクステリア工事店は、天然木でウッドデッキを作れる職人が減ったせいか、簡単に組み立てられる人工木デッキを勧めるようですね——–
お客様は自信を持って選んだイペのウッドデッキが14年経った今でも腐っていないだけでなく、全く傷みもみられないので今回もイペで増設したいとネットで捜され当社へお電話を・・・・・
—当社でもイペのウッドデッキは10年保証していますが、実際20年以上前に施工したイペウッドデッキは今も健在で使われていますので、材料の選択は間違っていなかったと思います。—
その後増設予定のサイズをお聞きして概算見積もり後、ご予算内との事でお伺いの打ち合わせ。ご住所をお聞きすると、何と当社が13年前に施工したお客様の数軒隣でしたのでびっくり。
表面の泥汚れと退色はしていますが、腐れは全く無し。また反りからくるビス浮きも全くみられません。
こちら側の延長に増設します。
前方のタイルテラス上も、手前の窓前も要は庭一面をウッドデッキにリフォームするご計画。
フェンス無しのフラットデッキでしたので、施工範囲を決めて打ち合わせは終了。
施工完了。面積は今までの約3倍に。
施工途中でお客様からご要望があり、今までなかったステップを急遽作成。
旧デッキと新デッキの境界。
マンションベランダウッドデッキと同じく庭デッキでもイペの場合はすき間無し目地で施工できるのですが、旧デッキは5mm目地で作られていましたのでお客様とご相談の上、新デッキもそれに合わせて5mm目地で施工。
※他の天然木や人工木は目地にすき間を入れるのは材料特性から必須ですが、イペは膨潤(膨張)率が非常に小さいのでどちらの施工も可能です。
施工後アンケートでお客様から、
「親切にこちらの要望にも応えていただいた上、丁寧に施工していただき大満足です。」 と、いただきました。
これで増設庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
所沢市で一戸建てを新築中で戸建の2階ベランダへウッドデッキを検討中のお客様からメールをいただきました。
「他社さんと検討を重ねさせていただいているのですが、御社のショールームを少し見せていただきたいです。
急で申し訳ないですが、明日午前中に寄らせていただくので、その際、外の10年経過しているというイペ材のウッドデッキだけでも見させていただければと思っております。」
数か月前に資料請求いただき、その資料をごらんになって何度かメールでご質問いただいていました。
そして最後に10年経ったイペ材の確認ということで・・・・・・
翌日ご家族でご来社いただき、さっそく当社エントランスのウッドデッキと置いててから13年経つベンチ・テーブルをご覧になり、イペの経年変化を確認されました。
一通りご覧になった後、打ち合わせルームで図面を見ながらの打ち合わせに入ったのですが、その前に木材のご質問で「アマゾンOOOOってご存知ですか?」
この木材名のご質問は1ヶ月に何度となく受けるのですが「そんな樹種はありません!」
商品名として、そのような樹種名を付けているようですが、正式樹種名を明らかにしないで販売しているようで、今回のお客様も不審に思いご質問されたとの事。
「食品偽装ならず木材偽装ですね!」・・・・・木材は食品表示法のような法律がありませんので違法ではないですが・・・・
他にもイペ△△△、OOOウリンのように高級木材にあやかった木材名を付けて販売している会社もありますが、普通はカッコつきで正式樹木名を明記しています。
こんなやりとりをしながら、イペのすき間無し実物パネルとイタウバのすき間ありパネルを比較見して、少々高くなりますがイペのすき間無し施工でする事に決定。
・・・・・・写真だけではあまり判りませんが、間近で比較してみるとその差は歴然としているので、すき間からゴミが落ちる、落ちないがすぐ判ります。
この2週間後、家の引渡し前ですが工務店から了解をいただき、調査・採寸へ。
まだ内装工事中でした。
出幅違いのベランダでL型形状です。出幅が大きいところで2.7m。
跨ぎ窓ですが、高さはサッシ下をご希望。
高さを測ると16cm、平均より少々高いですね。跨ぎ窓のせいでしょうか?
施工完了。室内から見たベランダ。室内フローリングより高い位置にデッキが仕上がっていますが、またぎ部分からの段差は小さく出やすくなりました。
ベランダ側から。写真でもすき間無しの仕上がりは判りますでしょうか?
出幅違い部の仕上がり。
すき間無し施工のもうひとつの利点はビスが少ないこと。工場でパネル製作していきますので表に現れるビスは1/8の少なさです。これも綺麗に見える理由です。
これで今回の戸建ベランダへのウッドデッキ施工の紹介は終了。次回は同じくマンションベランダのすき間無し施工です。