15年ほど前、新築マンション共有部の中庭へ大きなウッドデッキを施工した時に、他の職種で工事に入っていて知り合いになりました会社の方からメールをいただきました。
「以前お世話になりました○○会社の○○です。現在 町田市で戸建ての庭ウッドデッキを考えております。
簡単な平面図を添付いたしますのでイペ材にて御見積りお願いできますでしょうか。
現在地盤は芝生です。仕上がり面から平均H=500mm程度です。」
その時もイペ材を使ってのウッドデッキ施工で、イペの高級感に感心していました。
それで今回は個人宅のウッドデッキを施工するにあたりイペ材に決めたそうです。
いただきました図面は、庭全面をウッドデッキにする計画で横幅が約12m、奥行きは3.5m~4.5mと大きなウッドデッキでした。
図面からの概算見積もり連絡後に現地調査と打ち合わせに。・・・・久々の再会でした。
こちらの窓前からフェンスまでが奥行き3.5m。
こちら側の奥行きは4.5m。
植栽は残す為、これらの部分はくりぬき残りは全面ウッドデッキとします。
フェンスのコーナー部にある既存のウッドフェンスは取り壊し、こちらもイペで新しく目隠しフェンスに作り替えます。
完成しましたウッドデッキ。板張り方向は、お客様のご希望で今回は横張に。
横幅が12mありますと、さすがに広いですね。
高さ20mの目隠しウッドフェンスと植栽部分を丸くくりぬいて施工完了。
これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキの大規模修繕時サービスを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年1月15日
埼玉県川口市にお住まいのお客様から資料請求をいただき、資料到着後メールをいただきました。
「先日は資料を送付いただきありがとうございました。
資料及び貴社Webサイトを拝見いたしました。
ウッドデッキを施工をぜひお願いしたいのですが、まずは費用感を確認したく、
概算見積もりをいただけないでしょうか。
裏庭にウッドデッキが欲しいと思っています。」
このメールには、数枚の写真と図面が添付されていました。
ご希望のウッドデッキサイズ図面と仕上がりイメージ図です。
頂きました庭の現況写真
また、仕様の詳細も以下の通りに説明が・・・・・
「裏庭には立水栓(画像1の①の位置)、屋外用コンセント(画像1の④の位置)、
90cm水槽(画像1の②の位置)があります。
立水栓と水槽はウッドデッキの上へ移動し、
屋外用コンセントはデッキの下に隠れてしまいますがデッキの床の一部を外せるようにして
コンセントにアクセスできるようにしたいと思っています。
既存の立水栓の取り外しと、新しい立水栓の設置も貴社にお願いしたいです。
水槽の移動はこちらで実施しますが重さが200Kgほどあり、ウッドデッキの強度的に
問題ないのかが気になります。
・ウッドデッキの高さは室内の床と同じ(約45cm)。
・家に面していない3面にフェンス(高さ約80cm)を設置。
・西側には目隠し用の高めのフェンスと物干し金具を設置。
・床下収納のようなものが欲しい。車のタイヤをしまいたい。
・東西のフェンスには扉を設けて、外に出れるようにしたい。
・タープ用の柱とフレームを取り付けたい。」
これだけご希望の仕上がり詳細をご連絡いただければ正確な見積もりが可能です。
見積書を送付後、ご注文をいただき現地調査へ。
現地調査といっても、これだけ詳細の図面をいただいていましたので実際の現地寸法の確認だけ。
あとはウッドデッキ上に載せる予定の水槽の大きさを測るだけです。(水槽が乗る部分は重さに耐えるように下部構造を補強しますので)
あとは、タープ用フレームやフェンス高さを打ち合わせしまして終了。
当社で撮影した写真も、この1枚だけ。
・・・・・・水槽の写真でした。
それでは出来上がったウッドデッキの写真を。
いただいていたイメージ図と同じく扉付の縦格子&一部横板目隠しフェンス。
新たにウッドデッキ上に載せた木製立水栓と水受け。
窓前は水槽が乗る予定ですので補強しています。と、いっても床下を補強しているので写真では判りませんが・・・・・・
東側のタープ用柱&フレーム。扉前にはタイヤの床下収納用蓋を2ヵ所設置しています。
最後、タープ柱に物干し金物を取り付けて完了。
施工完了後、「イメージした通りのウッドデッキになりました。」と、お言葉を。
それではこれで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建バルコニーデッキ。
所沢市へお住まいのお客様からお電話をいただきました。
「イペ材でウッドデッキを施工している会社ですか?埼玉県の所沢市でも施工していただけますか?」
詳しくお話をお伺いしますと、14年前に家を新築された時にウッドデッキ用の木材に何が一番適しているか色々と調べた結果、イペが最高と確信し地元との造園工事屋さんに依頼されたそうです。
今回、庭のリフォームを計画されウッドデッキを増設する事になり、依然の施工された造園工事屋さんに連絡すると、もうイペを扱っていなくて人工木を勧められたそうです。
——-最近、造園工事屋さんやエクステリア工事店は、天然木でウッドデッキを作れる職人が減ったせいか、簡単に組み立てられる人工木デッキを勧めるようですね——–
お客様は自信を持って選んだイペのウッドデッキが14年経った今でも腐っていないだけでなく、全く傷みもみられないので今回もイペで増設したいとネットで捜され当社へお電話を・・・・・
—当社でもイペのウッドデッキは10年保証していますが、実際20年以上前に施工したイペウッドデッキは今も健在で使われていますので、材料の選択は間違っていなかったと思います。—
その後増設予定のサイズをお聞きして概算見積もり後、ご予算内との事でお伺いの打ち合わせ。ご住所をお聞きすると、何と当社が13年前に施工したお客様の数軒隣でしたのでびっくり。
表面の泥汚れと退色はしていますが、腐れは全く無し。また反りからくるビス浮きも全くみられません。
こちら側の延長に増設します。
前方のタイルテラス上も、手前の窓前も要は庭一面をウッドデッキにリフォームするご計画。
フェンス無しのフラットデッキでしたので、施工範囲を決めて打ち合わせは終了。
施工完了。面積は今までの約3倍に。
施工途中でお客様からご要望があり、今までなかったステップを急遽作成。
旧デッキと新デッキの境界。
マンションベランダウッドデッキと同じく庭デッキでもイペの場合はすき間無し目地で施工できるのですが、旧デッキは5mm目地で作られていましたのでお客様とご相談の上、新デッキもそれに合わせて5mm目地で施工。
※他の天然木や人工木は目地にすき間を入れるのは材料特性から必須ですが、イペは膨潤(膨張)率が非常に小さいのでどちらの施工も可能です。
施工後アンケートでお客様から、
「親切にこちらの要望にも応えていただいた上、丁寧に施工していただき大満足です。」 と、いただきました。
これで増設庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。