人工木、思っていた風合と違うので~印西市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2018年10月30日

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千葉県印西市のお客様からお電話をいただきました。
「御社のホームページで耐久性の高い天然木のウッドデッキを見まして電話をさせていただきました・・・・・・・」

お話を伺いますと、10年ほど前にホームセンターに依頼して作ったウッドデッキが数年前から腐り始め、今は使うには限界状況との事。
そこで同じホームセンターに取り替え工事の見積もりをお願いすると、今度は人工木材を勧められたようです。
ただ、そのサンプルをみたら宣伝文句の”自然の風合い”とは、ほど遠くやっぱり”天然木材のウッドデッキ”とネットで捜されたそうです。

——よく、お客様から人工木と天然木どちらが良いですか?と聞かれますが、私は「人工的な素材が好きか、天然の素材が好きかお客様の好みの問題です」と、お答えしています。
肝心な耐久性に関しては、人工木はメーカーが2年しか保証していないのに対し、当社ではイペは10年保証していますので耐久性は天然木でもイペの方がありますが——-

その後、当社が送付しましたイペの耐久性の試験結果や他木材ろの比較資料をご覧になり納得されたお客様から図面を送付いただき概算見積もりを。

その結果、「人工木のデッキより少々高くなりますが、イペでお願いします。」と、ご連絡いただき現地調査へ。

 

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使われていた木材はレッドシダー。当時はエクステリアメーカーがウッドデッキに最適な木材!として大々的に販売していましたね。現在は販売をやめて、代わりに人工木材を販売してますが。

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階段も踏み板が腐り用を足さない状況です。

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こちらはフェンス支柱の根元部分。
支柱をポスト金物で固定していますが、この方法ですと経年変化でぐらついてきます。・・・・・・ウッドデッキの専門施工会社は、このようなぐらつきやすいポスト金物を使った工法は決してしません。

 

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脚が短くなったテーブルとベンチ。デッキに接する脚元から腐って来た為、その度にカットしていたらこのようになったそうです。
で、これも追加ご注文いただいて、施工へ。

 

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テーブルとベンチもイペ。こちらも10年保証付きです。

 

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階段も同じサイズと位置へ取り付け。

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フェンスデザインだけは、お客様の御希望で狭い幅の横板へ変更。

施工完了後、お客様はアンケートで、

「古いデッキの撤去から、組立て完成までとてもスピーディーでとても驚いた。
年月を経て味わいあるデッキになることを楽しみにいています。」

ん~、深いお言葉ですね。
年月による変化を味わい、楽しめる。・・・・・こんな心に余裕のある方が、天然木のウッドデッキをお選びになるんですね。

庭ウッドデッキの取り替え工事の紹介はこれで終了。次回はウッドフェンスの追加工事を。

 

 

 

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