今年の初めに設計事務所様から資料請求と図面からの見積もり依頼をいただいていました。
これから建築予定の注文住宅で、お客様が庭へウッドデッキを希望されているとの事でした。
何度かのメールでの大きさや形状を打ち合わせ後、新築の家が竣工したとの連絡をいただき現地調査へ。
施主であるお客様とは、この日が初めての顔合わせ。
お話を伺いますと、「ブラジルに住んでいたことがあるのでイペの木には非常に愛着があります。是非、お願いしたいと考えています。」
ただ当社の資料とサンプルを見るまでは、日本でウッドデッキ材としてイペが使われていることはご存じではなく、びっくりされたそうです。
イペはブラジル国内では有名な樹木で日本でいえば”桜”のような木でいわゆる国木です。きれいな紫・黄色・ピンクの花を咲かせブラジルに住んでいる人は皆さんが愛でている樹木です。
耐久性が高いので屋外の木造物でも使われていますが、それ以上に高級フローリング材として知られ欧米各国へ輸出されています。
そのような事は、お客様もご存じでしたがまさか日本にウッドデッキ材として30年以上前から輸入されていたとは・・・・・・・
一風変わった天然木による窓枠。・・・・・お客様は天然木にこだわりを持っているようです。
建物も出幅違いになっていますが、ウッドデッキもこれに合わせて出幅違いに造ります。採寸と仕上がりの確認をしました現地調査は終了。
引越しまで充分な期間がありましたので、引っ越しまえにウッドデッキは完了させることに。
ウッドデッキ施工完了。
こちらはメインデッキ。奥行きは2.7mです。
こちらは、和室前のウッドデッキとメインデッキに繋がる通路部のデッキ。その前の中間にあたる場所へ階段を取り付けて終了。
未だ住まわれていなかったお客様は、施工した週末にご覧になられたそうで、アンケートで
「大変きれいに施工していただきました。ありがとうございました。」
これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを