今回の紹介は川崎市宮前区の一戸建て庭ウッドデッキです。
敷地と家の図面をメールでいただき、概算見積書と一緒に庭ウッドデッキ資料・写真集・イペ材サンプルを送付。
その概算価格がご予算内ということで、お伺いしまして採寸・打ち合わせを。
庭の正面から奥川に向かって狭くなっている台形のお庭です。よくある形状です。
奥側は目一杯からこの掃出し窓までのウッドデッキをご希望。あとは隣家側のフェンスデザインを写真集を参考に打ち合わせ。
雨水枡の位置関係をチェック。この上に束がこないように設計するために、採寸は必須です。雨水枡用の点検口を設ける場合もありますが、周辺環境等を鑑みて今回は設けないことに決定。どうしても開ける必要があるときは、床板の3~4枚も外せば済むことですし・・・・・・ただし、根太・大引きの位置はこの事を考慮して設計する必要がありますが。
採寸・打ち合わせを全て終了し、施工日となりました。が、今年の梅雨の大雨続きで1週間の延期。今年は雨で泣かされました。。。。。。。
完成後の正面からの写真。施工に入るのは1週間おくれましたが、現場施工は1日で完了。ほとんど工場で作っちゃいましたから。
お客様からも完成後に「1日で完了し、とてもスピーディーに対応していただきました。申し込んでからあっという間に出来上がり、とても驚いています。ありがとうございました」とアンケートに記入いただきました。雨が降らなければもっと早くに引き渡しできたのですが・・・・。
隣家側との境界ブロックはウッドデッキより高く積まれているので、そのブッロックを極力隠すようにフェンスはデザインしています。あの灰色のブロックが正面にみえるのは無粋ですもんね!
正面の低いフェンス以外の2面は内張りにしています。
内張りと外張が組み合わさってもそんなに違和感はないですよね?
よ~く見ていただくと分かると思いますが、上部と下部でデザインを変えています。そして先ほどの正面フェンスはこの下部と同じデザイン(広幅の横板のみ)となっています。
ボーダーフェンスは一見単純なようですが、このようにオリジナルのデザインを簡単につくる事ができ、いろいろと楽しめるフェンスです。
最後に。
普通は数段もある高い所へ上る階段には手摺をつけるのですが、小さなお子様がいらっしゃるので、2段の階段でしたが低めの手摺を付けました。これで安心ですね。
このように、天然木材でのウッドデッキは細かいところまでオーダー施工が可能です。この辺が人工木材では性質上、融通が利かないので、どうしてもお客様のご要望に応えらず、十分満足していただけません。
こんな理由からも、テクノグリーンでは人工木材を敬遠してしまうんですよね。設計・プランニングしていてもストレスが溜るし、「はっきり言って面白くない」などと、我儘は決して申しません。・・・・お客様の強いご要望であれば施工させていただきます。施工会社だから・・・・・。
でも、天然木材のウッドデッキの資料請求はこちらから。