投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年2月20日
タグ: イペ, ウッドデッキ, ウッドフェンス, ステップ, 一戸建て, 千葉県, 我孫子市, 10年保証
今回の紹介は戸建て住宅の庭へ施工しましたウッドデッキのっ紹介です。
1年前に千葉県我孫子市のお客様のところへ採寸と打ち合わせへ。
1年前の打ち合わせではこの土間コンテラスまでをウッドデッキにとお客様。
出幅は1.3mです。この2階テラス脚注に合わせてウッドデッキを作る予定で、ご注文いただきました。
翌日、お客様から、奥様が「どうせ作るならもっと出幅が広い方がいい!」と、ご希望があり電話をいただき施工は延期へ。
そして丁度1年後に、「準備が完了しましたのでウッドデッキの施工をお願いします。」とご連絡をいただき、1年ぶりの再打合わせへ。
ご覧のように庭が前先上がりになっていましたので、1年掛けてご主人がウッドデッキを施工する部分の下地工事を行っていたようです。
休日を利用しての工事だったため、時間が掛かったそうです。以外とこの土木工事というのは、機材が無いとかなりの重労働ですし難しいものです。
ウッドデッキ予定スペースが傾斜になっているので、こうして排水管や桝も設置し雨水対策もバッチリ!
斜めの地面を削って階段状に整地してインターロッキングブロックも。
こりゃ、ひとりで休日利用だけで行うと1年はかかりますネ。お疲れ様でした!
さて、このブロックを張り増した部分までウッドデッキを施工する事に。出幅は2.7mで当初の倍以上へ。
これなら、ゆったりとしたウッドデッキになり利用価値も大きくなりそうです。
床板も張り上がり、残すはフェンスの横板張りと、この写真場所に取り付ける1段ステップ。
写真は職人がステップの墨出しをおこなっているところです。
本体ウッドデッキと一体化したステップを作るのは結構難しいもんです。
根太のみで作るステップは簡単なのですが、後々ぐらついてきますのでテクノグリーンではステップも大引きと根太で構造部分を作っています。
過剰設計と思われる方もいるかもしれませんが、10年保証するためには必要な工法です。
10年保証は決して使用する木材(今回はイペ)だけを頼りにして付けれるものではなく、
こうして経年後を考慮した施工方法と設計を基に初めて可能となります。
現在この技を習得中の、若手職人。親方や先輩職人が手を出さず、その代り、口だけを何倍も出しながら指導。「バカ」「アホ」「グズ」職人の世界はきびしいです。
ただ口と顔は悪くても、心は・・・・・・・どうかな?
親方の数倍、時間もかかったようですが・・・・・・こうして少しづつ技を身に着けていきます・・・かな?
残念ながら時間を数倍掛けてた、”力作のステップ”写真は撮るのを忘れてしまったようで。。。。。。。
完成しましたウッドデッキ全体像。冬の日材が落ちるのは早く3時過ぎには、もうこんな影が。
ボーダーフェンスの定番となってきました、広幅1枚と、狭幅2枚の組み合わせ。
束が来る部分は、お客様が敷かれたインターロッキングでは強度上の問題と沈下の恐れがありそうなの、テクノグリーンでいつも使用する基礎へ交換と基礎下地を新たに施工。
インターロッキングは、点で荷重がかかる事を想定されていない商品なので、上からの点圧縮には以外ともろいです。
やはり奥行きが2.7mありますので、広々としています。奥様のご意見とおりでした。1年待ってても、納得のウッドデッキにして良かったですネ!
ウッドデッキ床にはフェンスのシルエット。フェンスデザインもいろいろと迷いましたが、最後にこれで決定。満足していただけました。
これで今回の紹介は終了。
これから新築マンション引き渡しのピーク時期を迎え、毎日がマンションウッドデッキの製作・施工の日々となりますが、次回は長年住まわれたマンションベランダへ施工されたウッドデッキとフェンスの紹介となります。