以前見積もりをいただいた~杉並区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年3月31日

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3年前、新築された戸建住宅へ入居された頃に資料請求と概算見積もり依頼をいただいていましたお客様からメールを写真と共にいただきました。

「以前、見積だけしていただいた○○ともうします。
やはり、御社にウッドデッキを作って頂きたいと思い、見積の再依頼をします。

寸法は530cm×150cmです。写真にある白いメジャーの長さが530cmです。
写真にある通り既に、防草シートが貼ってあります。
出来れば支石を設置するところのみを切り抜いて頂き、雑草が生えないようにしたいと思います。」

 

3年前の見積もり時に、「施工は先になると思いますがそれまでいろいろと比較検討してみたいです。」との事でした。

・・・・・・この間に、ウッドデッキ材や施工会社の評判をいろいろと調べられてたそうです。

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上2枚がお客様から送付いただいた写真。

希望サイズもいただいていますので、これで見積もりを。

この見積もりで正式ご注文をいただいた後に、現地調査へ。
当社では施工するにあたり、工場でほぼ製作していきますのでその製作図面や施工図面を作成する為に、かなり細かい所の調査・チエックが必要となります。

 

例えばこんなところとか、

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掃出し窓の壁からの出とか、

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地面からサッシ枠までの高さとか、

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はたまた、このような点検桝の位置とか(この上には束石をおけないとか)、施工するにあたり要チェック事項がいろいろとあります。

これら位置・寸法を図面に落とし込んでから、構造計算をしながら下部構造を設計していきますので、この位置寸法が違っていたら・・・・・・・施工当日アウトとなりますので、調査担当者は神経を使います。

さて今回もしっかり調査採寸をしてきて出来上がったウッドデッキを下の写真で。

 

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出来上がったりました。
よくある長方形の単純なウッドデッキですが、見えない構造部分では先ほどの条件をクリアするとか、けっこう苦労しています。

 

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最後に幕板が写っている写真を。当社では幕板は床板105mmよりより広い幅145mmを使用しています。
この40mmの差が、ぐっとウッドデッキを引き立たせます。これは長年の経験からこの幅を割出して、ブラジルで特注で製作させています。(ちょっとしたところですが、テクノグリーンのこだわりです)

施工完了後お客様からアンケートで、当社を選ばれた理由を

「一番耐久性があり、高級なイペ材を使用している。HPでこだわりがある施工をしている。」

またできあがりの感想で、

「施工前、私のイメージと御社のイメージが一緒なのか不安がありましたが、
イメージどおり出来たので満足しています。
5才になる娘もウッドデッキにて楽しく遊んでいます。」

 

これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダのウッドデッキを。

 

パーゴラ付ウッドデッキとエントランスデッキ~長生村

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年3月5日

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昨年、これから千葉県長生村で新築の一戸建て住宅を設計依頼されている設計事務所様から、パーゴラ付ウッドデッキの見積もりご依頼をいただきました。

図面からの見積もりをやりとりしている中、総予算の中で庭のウッドデッキに加えエントランス部も天然木で作りたいとのご希望があり、設計の練り直しへ。

ハードウッドは、どれも耐久性や品質は皆同じと思っているお客様が多いのですが、木材単価に品質・耐久性はだいたい比例しています。
腐朽試験の結果と実際20年以上施工してきた経験からでは、安い単価のハードウッドはそれなりの耐久性と品質しかないと当社では結論づけています。

新しいうちは、同じように見えるのですが5年以上経つとその差が、はっきりとでてきます。ただ経験の無いお客様にはなかなか判ってもらうのが難しいのが現状です。

ともあれ、以上の事を設計事務所様に説明、了承の元に新しい提案を。

それは、ウッドデッキの場合、構造部分が早くに腐りやすいのでその部分は耐久性が一番あるイペで、表面の床板・幕板には安いイタウバを使用する案でした。

・・・・・・・・たまに、この方法とは逆に表面の材に耐久性があるイペを使用し、構造部分には安い木材を使用している施工例がありますが、構造部分が腐った場合改修工事は大掛かりな工事になってしまいます。近々その例をこのブログでも紹介させていただこうと思います。

新築中の足場が取れたご連絡をいただいて現地へ。

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こちらの掃出し窓前にはパーゴラ付のウッドデッキを。

 

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こちらの玄関前にはコンクリートのエントランス予定だったのを木製に変更してエントランスデッキへ。

建物の竣工とウッドデッキしたのコンクリート打設が完了しましたとのご連絡いただいて施工へ。

 

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パーゴラ付ウッドデッキの完成。床板・幕板はイタウバ。それ以外の構造部分はイペで施工しています。
これで床板や幕板が先に腐っても簡単に取り替え可能です。

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フェンスはお客様のご希望で縦格子フェンスです。

 

 

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1段ステップ付のエントランスデッキ。
こちらも床板・幕板すべてイタウバで覆われて構造分は全く見えないですが、束・大引き・根太はすべてイペを使用しています。

 

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室内から見た庭ウッドデッキ。
イタウバは他のハードウッド(ウリン・マサランドゥーバ・セランガンバツ)と比べると色合いは一番イペに似ているかもしれませんね。

 

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イペの床板とは違い、すき間を5mm開けての施工です。以前にもこのブログで説明しました通り、イペ以外は雨に濡れ水を含むと膨潤しますので、すき間を開ける必要があります。
(この点も設計事務所様へ事前に説明、了承いただいていました)

これでイタウバ&イペのパーゴラ付ウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションの大規模修繕工事時のウッドデッキサービスの紹介です。

 

社屋の横にテラスデッキ~土浦市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年2月18日

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茨城県土浦市にある某会社様から「テラスデッキを天然木で作ることを計画中です。」と、お電話をいただき打ち合わせへ。

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こちら社屋の食堂に面してテラスデッキを計画中との事。
素材は耐久性が高く、かつ寛ぎを感じられる天然木が良いという事で、ノーメンテナンスで10年保証付きのイペを選定され当社へご連絡いただいたようです。

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戸建の住宅戸違い出入り口は低い上、芝生の庭は前方へ行くほど上がっています。
室内から見て圧迫感がないローデッキを望まれていましたので、地形の高さ関係と出入り口の高さを慎重に計測します。
また出来上がったテラスデッキにはテーブルや椅子を配置し、休憩時間にはカフェテリアとして使う社員用の厚生福利施設との事で、大きさとフェンスデザインも含め提案させていただきました。

その提案で直ぐにご承認いただき、施工へ。

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テラスデッキが完成。廻りフェンスは高さ80cm、狭いボーダーですき間も大きくしていますので圧迫感はありません。

 

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出幅は3.6m、横幅は約12mありますので、テーブルと椅子のセットを何組かをゆったりと配置できます。

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室内からの入口は室内と高さを合わせて1段下げています。

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外からのテラスデッキへの入り口にはローステップを1段付けて施工完了。

テーブルや椅子も置かれ、これから暖かくなると休憩時間には社員皆さん集いのカフェテリアになるんでしょうね。

これでテラスデッキの紹介は終了。次回はマンション1階専用庭ウッドデッキの紹介です。