昨年秋の関東を襲った大型台風で千葉県では風による大きな被害を被りました。
その中で四街道市に住むお客様から「台風でウッドデッキが壊れ作り直しを検討しているので一度見てほしい。」と電話をいただきました。


調査にお伺いし拝見しますと、ウッドデッキの上には壊れた花壇用の柵も置かれていました。


7~8年前にDIYで作られてから塗装のし直しもされていたそうですが・・・・・・
塗装しきれない根太や大引きが腐り、そこへ台風の力が加わり壊れてしまったようです。
よくDIYの本などでは、「毎年塗装してやれば長持ちします」なんて書いてありますが、すべて取り外し床の裏側まで塗装しなければそこから腐り始めます。
それを行っても、木材内部は塗装出来ないので上の写真のように内部から腐ってきます。
もともと腐りにくい成分を持った木材でなければウッドデッキ用としては適していないことに気づかれたお客様は、いろいろと調べられ当社へご連絡いただきました。
当社の腐朽試験を含めたウッドデッキ資料をご覧になり、今回はイペでの見積もりご依頼をいただきました。・・・・・イペ製のウッドデッキはノーメンテで10年保証していますので。


解体後すぐに作り替え、前のウッドデッキと同じ形状で家のコーナーを囲むL型です。


こちら側のL字も1辺は約6mの長さがあります。


こちらのスペースはBBQ等のダイニングスペースとなりますので出幅は約3m。こちらは作り替えにあたり少々横幅を大きくしました。
これで壊れた庭ウッドデッキの作り替え工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:屋上ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2020年1月30日
渋谷区にある飲食店ビルの内装リフォームを請け負っている会社様から見積もりご依頼いただきました。
施主様からビル内の内装リフォームと一緒に屋上のウッドデッキを依頼されたとのことで、屋上のウッドデッキでも実績が多い当社へご注文いただきました。
商業施設や店舗でののウッドデッキは耐久性もさることながら、仕上がりの高級感が求められます。
—–その点でもイペは最適な木材ですので、サンプル・写真集をご覧になり即決だったみたいです。

施工範囲はあらかじめライン引きされていましたので、この線に沿って採寸していきます。

屋上への出入り口。ウッドデッキ高さはこの扉が余裕で開くサッシ水切り下までに。

施工範囲は四角形ではなく屋上の形状に合わせて異形となっていますので慎重に採寸をします。この採寸図を基に工場で製作を。



これで完成。ウッドデッキとフェンスとの間の未施工部分には植栽のプランターが、ウッドデッキ上には椅子テーブルが置かれテラス席になるデザインのようです。・・・最終の仕上がりは見ることができませんでしたのは残念。
これでビル屋上のウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建て住宅の庭ウッドデッキを。
リフォーム会社からお電話でお問合せをいただきました。
マンションリフォームを請け負いましたお客様から、ルーフバルコニーのウッドデッキも見積もり依頼され専門会社の当社へ連絡されたそうです。
送付いただきました間取り図面から見積もり後、お客様のご注文をいただきまして現地調査へ。


こちらのメインルーフバルコニーの奥に梁を界してもう一つのルーフバルコニーが。

そのルーフバルコニーへは螺旋階段があり、これを登っていくと屋上となります。つまり屋上もついているお部屋だったんですね。

現地調査で一番重要な高さ関連。
今回はこの螺旋階段の1段目の高さ22cmにウッドデッキを仕上げる前提で他の部分の高さを採って・・・・・採寸は完了。
この採寸図を基に工場での製作図、施工図を起こし工場で先ずは製作を。
マンションは共同住宅ゆえにウッドデッキ施工の”肝”は現場での施工にかかる時間です。
2ヵ所で50平米近くありますが、現場での施工期間は2日間で終了。・・・・・・・工場で製作している日数のほうが長いです。


予定通り2日間で施工完了。

上の屋上から見たルーフバルコニーウッドデッキ。ルーフバルコニーをこんな角度から見ることができるのは稀ですね。

梁の向こう側の螺旋階段があるルーフバルコニーウッドデッキも完成。

階段1段目と同じ高さに仕上げたウッドデッキは、こんな感じで収まりました。
これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回はビルの屋上ウッドデッキを。